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											| 蓄積型体験学習詳細
													
														| 体験分野 学習支援実習 | 活動の名称 学習支援実習 | 実施施設・機関等 諫早市立 小野中学校 |  
													
														| 実施日 2025年5月18日~2025年9月17日 | 実施時間 実施回数:9回  実施時間:40時間 |  
 活動内容の概要 
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														| ・授業中の机間指導のサポート ・理科実験の見守り,支援
 ・野外体験学習に同行
 ・運動会写真撮影
 ・小中学生化学展展示のサポート
 |  活動の総括 
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														| 1.諫早市の公立中学校の実態を知る。 主面実習を附属中学校で行ったため,自分が将来的に赴任する可能性が高い諫早市内の中学校の実態を体験したかった。まず初めに自分が生徒と関わったり,先生方に話を聞いて気づいたことがある。それは同じ諫早市内でも,学校によって質の異なる生徒がいるということである。小野中学校は比較的落ち着いている学校だと感じた。授業が成り立たないほどの大きなトラブルはなく,全員が顔が上がっている授業が多かったように感じられる。その中でも,授業中に寝る生徒,友達と顔を合わせて関係ないコミュニケーションをとっている生徒が少しいたが,先生の指導や,私の声掛けで,直すことができたり,自ら直すことができたりしたように感じられる。
 1年生の野外宿泊学習に同行した際には普段と違う環境での学習であったためか,いつもよりも強い指導が必要であった。特に危険を伴うことに関しては事前の説明や指導が大切である。それは理科の実験でも当てはまることである。
 諫早市の中学校の実態としては,附属学校ではないからというよりも,その学校,その生徒によって柔軟に変えていくことが大切であると再確認できた。
 
 2.長期的な実習で生徒の変化を見る。
 今回は5月から,9月まで夏休みを挟んで,長期的に実習を行った。途中,期間を明けて,夏休みを挟むと,生徒たちは少し変化したことを感じられる場面があった。
 例えば,夏休み明け1週目の最後に実習に行った日はどの生徒からも生活が変化したことによってか少し疲れが見え,授業態度にも表れていた気がする。成長を感じられた部分もある。3年生は空いた期間のうちに職場体験学習を行っていた。それがどうだったか聞いてみると,笑顔で失敗したことや面白かったことを話してくれた。そして,将来のイメージができたか聞いてみると,それはまだだけれども普段利用しているお店の裏側を見ることができたと喜んでいた。中学生は普段の授業だけでなく,行事を通しても,成長し,ひとつずつレベルアップできるということを確認できた気がする。
 
 3.理科の授業準備を学ぶ。
 理科の授業準備で,現場の実態を明確に確認できた。一番印象に残ったのは,一人で準備しなければいけないことと,前々から準備しておくことができないということである。一人でいくつもの授業をしなければいけないので,一つ一つの授業にかけられる時間は少ない。そのため,模擬実験をしっかりしたり,道具の確認をしたりする時間がとても短かった。その授業の前の時間に急いでそろえることもあったので,理科室の整理や模擬実験の経験を重ねておくことが大切だと感じた。来年は私は初任になるので一番時間がかかると思う。先輩教員の知識を借りながら,うまく対応していきたい。
 
 今回の実習を通して,自分が将来働く可能性のある環境を体験した。生徒に関しては今までと変わらず,ひとりひとりを大切に見ていくことが重要だと再確認した。授業づくりに関しては主面実習の時のように時間があるわけではないことがわかったので,うまくマネジメントする力をつけていきたい。その他,教員採用試験にも役立つ学びが多く,将来のイメージを持つことができた有意義な実習であった。
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