蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

k4B8kさんの記録 2025年10月3日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 蓄積型体験実習 実施施設・機関等 長崎市立 小江原中学校
実施日 2025年9月19日~2025年9月26日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業の参観
・授業での学習支援
・合唱コンクール練習の参観
活動の総括
1.「教師の仕事を知る」について
 今回の実習では、学習支援を主に行い、その他の仕事としては修学旅行説明会の会場設営を行った。その他に教師の仕事として私が実習期間に見聞きしたものは、集会の準備や電話対応、欠席者の確認、行事の指導、生徒指導、掲示物の作成などがあった。これらの仕事の中で私が印象に残っているのは、欠席者の確認である。担任の先生やクラスを見回る先生がまだ学校に来ていない生徒の情報を共有し、それを聞いた先生がすぐに保護者の方へ連絡を行うという連携が行われていた。こうした連携体制は生徒の安否確認や状況確認を行う上で当然であるがとても大切であると感じた。私が本実習で見聞きした教師の仕事は全体の一部分であると思われるが、来年度から教師になる私にとっては教員の仕事に対する解像度を上げることができ、こうした教科指導以外の仕事にも注力しなければならないと感じた。

2.「国語科授業における解像度を上げる」について
 本実習において、私は1~3年生の国語の授業を参観した。各学年の授業では「現代文法」「短歌」「俳句」が行われており、これまで物語文や説明文の授業を講義や実習で考えていた私にとって国語科授業の解像度を上げることが出来た。また、授業を参観し特に学びになった事が2つある。1つは机間指導である。机間指導の際、全体的に生徒を見ながらも、悩んでいる生徒に説明や生徒が自分から気づけるような助言を簡潔に行っており、説明を簡潔にまとめる力と生徒が気づけるような発問の仕方が必要であるという事を学んだ。2つ目は授業の導入である。2年生の詩の授業の冒頭で合唱コンクールの話から授業で取り扱う教材へと話がスムーズに繋がっており、雑談から授業の内容や教材へとつなげることが出来れば生徒の授業への意欲を高められると実際に授業を参観し感じたのでこうした導入の技術も大切なのだと学ぶことが出来た。

3.「子ども達とのかかわり方を学ぶ」について
 生徒とのかかわり方について本実習で学んだことは、駄目なことはしっかり駄目と伝える事である。私は実習の中で生徒たちが多少ふざけていたとしても、軽い口調での注意で終わっていた。しかし、先生方が生徒に対し、駄目なことは駄目だとしっかり生徒の目を見て伝えている場面を拝見し、たとえ小さなおふざけでも大きな事故や怪我につながる可能性があるため危ない事をしていたら、駄目なことは駄目と理由を含めてしっかり伝えなければならないと感じ、そうすることが生徒たちの成長にもつながっていくのではないかと感じた。

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