蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

minさんの記録 2025年6月3日(火)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 銭座小学校
実施日 2025年5月14日~2025年5月30日 実施時間 実施回数:7回  実施時間:40.5時間

活動内容の概要
・授業中の支援(個別指導・丸付け)
・登下校の見守り
・給食指導(配膳・食事のマナー)
・昼休みの触れ合い
・清掃活動
活動の総括
1.教科指導について学ぶ
1年生の授業では体験活動や使用する教材、授業中の先生と子どものやりとりなど子ども達が理解しやすく、学習意欲を高めるような授業づくりの工夫がされていた。例えば、算数の授業では「なんばんめ」の概念を捉えるにあたって実際に児童に並んでもらい考えたり、教室の席の並びを利用して視覚的に空間的に理解しやすいように工夫していた。また、生活科では朝顔の観察日記をつけたり学校のお気に入りの場所をスケッチしたりなど子どもが実際に活動して学ぶ授業づくりの工夫がされていた。そして、子ども達の発言を肯定的に受け止める姿勢や子どもの発言をひろって他の子ども達に問いを投げかける臨機応変さや間違えても大丈夫な雰囲気づくりなど子ども達の学習意欲を低くさせない対応が印象的だった。将来、子どもの実態に合わせて適切な授業づくりや指導ができるように教材研究や指導方法をさらに学んでいきたいと考えた。

2.子どもの言動の背景について考え、適切な支援が行えるようにする。
 朝の挨拶や休み時間の関わりを通して交流や児童理解を深める事ができた。また、子ども達と関わる上で、自分の気持ちを上手くコントロールすることが苦手であることを学んだ。例えば子ども達同士のトラブルではそれぞれの話を聞いて状況を整理し、客観的な立場で仲裁に入り、相手の気持ちを考える事の大切さを伝えるようにした。また授業中に自分のしたいことをしていたり、苦手でなかなか活動が進まない子にはその子の気持ちに寄り添うことを意識した。そのうえで今は何をする時間なのかを伝えて一緒に頑張ろうと学習を促したり、苦手な子には何が難しいのかを聞いて一緒に活動に取り組んだりした。このような子どもとの様々なコミュニケーションを通して子どもの実態を捉えていくこと、それを次の支援に繋げていくことの大切さを学んだ。また、子どもの様子を先生方にも共有したり、手が足りない時には遠慮なく他の先生方を頼ったりなど学校全体で子ども達を見守っていく姿勢が重要であることも学んだ。

3.学校の安全管理のついて学ぶ
 子ども達が健康で安全に学校生活を送ることができるように子どもを見守ることを意識した。運動会の練習では水分補給や帽子の着用を積極的に促したり、具合が悪そうな児童がいないか気にかけながら関わることができた。また、運送会前日の準備でも子どもや職員が安全に行うことができるように軍手を用意したり、適宜水分補給を促す様子が見られた。子どもの安全を守るためには、危険を予測して対策をしておくことや怪我や体調が悪くなた時に迅速に対応できるような知識を身に付けておくことが大切であることを学んだ。

←戻る

トップページへ戻る

ID:
パスワード:

ガイド
ファイルダウンロード
  • 現在登録されておりません。
 一覧を見る
リンク

長崎大学教育学部教育実践総合研究棟事務室 〒852-8521 長崎市文教町1-14 TEL 095-819-2291 FAX 095-819-2292
Copyright© 2005 Faculty of Education,Nagasaki University.All Rights Reserved