蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 時津町立 時津東小学校 |
| 実施日 2025年5月18日~2025年10月31日 |
実施時間 実施回数:9回 実施時間:25時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(丸付けや個別指導)
・授業観察
・休み時間での児童とのふれあい
・行事の準備 |
活動の総括
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1.“見えていなかった教師の仕事を学ぶ”について
今回の実習を通して、まず「学習支援を通し、見えていなかった教師の仕事を学ぶ」という目標について、教師の役割の広さを強く実感した。授業準備だけでなく、行事運営や安全管理、地域との連携など、表に見えない仕事が非常に多かった。はこべら祭りや運動会準備では、先生方が事前に細かく打ち合わせを行い、備品や配置、児童の安全にまで配慮している姿を観察することができた。また、授業中も予定より時間が押した際に柔軟に対応するなど、現場での判断力が求められることを学んだ。こうした対応は、教材研究や事前準備が徹底されているからこそ可能だと感じた。
2.“特別支援教育の現状を理解する”について
次に「特別支援教育の現状を理解する」という点では、通常クラスでは、授業中に理解が遅れている児童への声かけや、机間指導で個別に支援する様子を観察することができた。通級のクラスでは、体を動かしながら算数の内容を取り入れたり、道徳の内容を取り入れたりして一人一人の教育ニーズに対応していた。教師は一斉指導の中でも、児童一人ひとりの状況を把握し、必要に応じて支援を行う力が求められていると実感した。また、特別支援教育の現場の充実さも私が小学生だった時に比べ、かなり高まっている。
3.“小学校家庭科教育についての知識を増やす”について
最後に「小学校家庭科教育についての知識を増やす」という目標に関しては、直接家庭科の授業を見る機会はなかったが、書写や社会の授業で見られた準備や支援の工夫は、家庭科教育にも通じると考えた。例えば、書写の時間で新聞紙やペンを多く用意し、進度が遅れている児童に手本を示す姿は、家庭科での調理実習や作品制作にも必要な配慮だと考える。こうした準備や安全管理、児童の主体性を引き出す声かけは、家庭科教育においても欠かせない要素だと思う。 |
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