蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

ふくちよさんの記録 2025年6月28日(土)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 蓄積型体験学習 実施施設・機関等 長崎市立 茂木小学校
実施日 2025年5月16日~2025年6月27日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:20時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(◎つけや個別指導など)
・休み時間の子供たちとのふれあい
・運動会での係活動
活動の総括
目標1「子どもたちとの信頼関係を築きながら、日常の学校生活を知る」について
この目標については、自分が想像していたよりも達成できたと感じています。1日目に最初は近づいてこなかった子どもたちが、帰るころには自分から話しかけてきてくれた時は本当に嬉しく、子どもとの信頼関係は時間をかけて築かれるものだと実感しました。また最終日には、自分を囲うようにしてお別れをしてくれた児童もいてとても、子供たちの素直さに感動しました。様々な学年と関わる中で、それぞれの発達段階の特徴を肌で感じることができました。特に4日目の3年生での経験では、困っている子への対応が「声をかける」だけでなく「見守る」ことも大切だと学び、一人ひとりに合った関わり方があることを深く理解できました。
目標2「先生たちの仕事や立ち振る舞いを観察し、学ぶ」について
この目標は最も多くの学びを得られた部分だと思います。1日目の図工で先生が「今の説明がわかりづらかったね」と謝られた姿や、3日目の特別支援学級での一人ひとりに応じた丁寧な指導、5日目の1年生クラスでの発達段階に合わせた教材選択など、教科書では学べない実践的な技術をたくさん観察できました。手の挙げ方で理解度を把握する方法や、「ご褒美タイム」のような工夫は特に印象的で、自分が教師になった時にぜひ取り入れたいと思いました。運動会では先生方の連携の大切さも学び、教師の仕事の幅広さを実感しました。
目標3「学校全体の流れや雰囲気を肌で感じ、将来の自分の姿を想像する」について
運動会への参加や各学年での実習を通じて、学校生活の全体像を把握することができました。また、日常の授業から平和教育まで、学校教育の幅広さを改めて理解しました。それから、5日目の「むごい教育」の話をされたように、教師は単に知識を教えるだけでなく、人として成長させる重要な役割を担っていることを実感しました。将来自分がどのような教師になりたいかを具体的に考えるきっかけになりました。授業だけでなく、行事運営、生活指導、保健管理など、教師の多面的な役割を見ることができ、その責任の重さと同時にやりがいの大きさも感じることができました。
5日間で一番印象に残ったのは、子ども一人ひとりに合わせた対応の重要性でした。特別支援学級での個別の学習ペースへの配慮、通常学級でも見守ることの大切さ、発達段階に応じた教材選択など、それぞれに応じた教育の必要性を身をもって体験できました。これは今後の学習で最も大切にしていきたいです。また、視覚的な教材の効果、個別支援の具体的な方法、臨機応変な対応の重要性など、教師としての実践力がどれほど大切かを感じました。そして、自分にはまだまだ足りない部分が多いことも明確になり、今後の学習目標が見えてきました。毎日新しい発見があり、同時に自分の課題も明確になりました。指示の出し方、適切な支援方法、子どもの「分からない」を理解する力など、具体的に改善すべき点が見つかりました。これらの課題をこれから学んでいく中で少しづつ解決していきたいです。
5日間という短い期間でしたが、とても貴重な経験をさせていただきました。先生方の温かいご指導と子どもたちとの関わりを通じて、教師という職業への憧れがより一層強くなりました。この経験を無駄にすることなく、今後の学習に活かしていきたいと思います。

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