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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎大学教育学部 附属中学校 |
実施日 2025年5月23日~2025年6月6日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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理科準備室の整備
授業準備の補助
授業中の支援
授業の参観
理科室の整備
朝の会,帰りの会の参観 |
活動の総括
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1.”教師としての基本的な態度や振る舞いを身につける”について
実習を通して、教員としての礼儀や言葉遣い、生徒との接し方について多くの学びがありました。朝の挨拶や日常の会話、授業中のやりとりなど、どの場面でも教員の言動が生徒に与える影響の大きさを実感しました。特に、注意をするときの言い方一つで生徒の受け取り方が大きく変わることを経験し、言葉選びの重要性を認識しました。また、指導教員や他の先生方の所作を観察し、姿勢・声のトーン・目線など、非言語的な部分にも意識を向けるようになりました。実習期間中は常に模範となる行動を心がけ、教員としての基本的な態度を実践することができました。
2.”学習指導の実践的なスキルを体得する”について
今回の実習では、授業を担当する機会はありませんでしたが、教室内での学習支援を通して、教員としての関わり方や指導の補助の在り方について学ぶことができました。授業中には、困っている生徒にそっと声をかけたり、理解が不十分な箇所を一緒に確認したりする場面がありました。特に、手が止まっている生徒に対して「どこまで分かってるかな?」と問いかけることで、生徒自身が考えを整理するきっかけになることを実感しました。
また、指導教員の授業の進め方や説明の工夫を間近で観察することができ、板書の見せ方や発問の仕方、生徒の反応への対応など、実践的な技術を学ぶ貴重な機会となりました。今後授業を作っていく際,主体的な学びを大切にしていくために,とても参考になりました。
3.”生徒理解を深め、信頼関係を築く力を養う”について
日々の実習の中で、生徒一人ひとりと向き合う姿勢の大切さを学びました。授業中だけでなく、休み時間や掃除の時間、給食の時間など、さまざまな場面で生徒と関わることを意識し、積極的に声をかけるよう努めました。その中で、生徒の性格や関心、家庭環境などに触れることができ、より適切な支援や配慮が必要な場面を具体的に理解するようになりました。特に、普段あまり発言しない生徒がこちらからの声かけをきっかけに表情を和らげ、話しかけてくれるようになった経験は、自分にとって大きな学びとなりました。生徒との信頼関係は一朝一夕に築けるものではありませんが、日々の小さな積み重ねが大切であることを実感しました。
総括
今回の教育実習を通じて、教員としての基本的な姿勢と具体的な指導技術、生徒との関わり方について、多くのことを学ぶことができました。実習での経験は、今後教員を目指すうえでの大きな財産となりました。今回の成果と課題を忘れず、今後も成長を続けていきたいと考えています。 |
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