蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

T@ihonさんの記録 2025年9月26日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 伊良林小学校
実施日 2025年9月8日~2025年9月19日 実施時間 実施回数:7回  実施時間:42時間

活動内容の概要
・学習支援(丸付け、質問対応、机間巡視)
・休み時間での生徒との交流
・給食時間での生徒との交流
・清掃活動
・先生方の業務の補助(書写や美術の作品展への出店準備)
活動の総括
1.小学校段階で生徒はどのような力を育み、また、どのような知識を学ぶのかについて理解を深めるについて。

 ICT機器での学習など、私たちの学生時代と比べて今の小学生たちを取り巻く環境は大きく変わっており、時代と共に常識は変化するということを特に感じた。時代が変化するからこそ、人としてのモラル、マナーなどの普遍的に重要なことを教えると共に、小学生の頃からプライバシーやメディアリテラシーの教育など、時代に応じて教育を行っていく必要があることを学んだ。また、生徒が問題を起こした際にも私たちが学生であった頃と常識が違うということから、頭ごなしにしかりつけるのではなく、まずは話を聞くということも大切であると思った。

2.小学校英語で生徒がどのようなことを学ぶのかについて理解を深めるについて。

 5年生のクラスに入らせていただいた際、外国語の授業を支援させていただく機会があった。小学校英語は中学校段階よりも前の英語の基礎の部分を扱い、教科書の内容や指導方法は、最低限の知識の習得は意識しつつも、特に楽しむということにフォーカスが置かれた内容であったと思う。英語学習のスタートである小学校の段階で英語をまずは楽しむことが中学校からの本格的に始まる英語の学習のモチベーションをつくるため、生徒が英語を楽しむということはなによりも大切なことだと考える。小学校英語は学習のスタートの段階であるため、英語を日本語を通してではなく、英語を英語として観アック的に掴むという練習ができる段階であるが、やはり難しくもあり、先生方もどうしても日本語をすぐに使う場面が見受けられたので、私自身どのようにすれば日本語をあまり介さずにわかりやすく英語を子どもたちに学んでもらえるか考えていきたいと思った。

3.多様な教育的ニーズについて視野を広げるについて。
 
 まず実習先の伊良林小学校が特別支援のクラスを多く持ち、生徒の障がいのタイプごとにクラスを分けており、特別支援のクラスが1つや2つしかなかった時と比べ、より適切なケアを生徒に行うことができる環境が確保されていることに驚いた。このクラス分けもそうであるが、先生方が障がいを把握した上で一人一人に応じた対応を取られており、障がいについて理解を深めることが生徒に適切なサポートを行うために重要だということを改めて感じた。また、特別支援のクラスだけでなく、障がいのあるなしに関わらず、一人一人の生徒が抱える教育的ニーズは思っていたよりも十人十色であり、皆に有効な指導法というものはないのだということも感じた。加えて、通常のクラスにも諸事情により障がいのありそうな子供もいることからも、どのクラスにおいても生徒一人一人と丁寧にコミュニケーションを取り、接することが必要であることを学んだ。

←戻る

トップページへ戻る

ID:
パスワード:

ガイド
ファイルダウンロード
  • 現在登録されておりません。
 一覧を見る
リンク

長崎大学教育学部教育実践総合研究棟事務室 〒852-8521 長崎市文教町1-14 TEL 095-819-2291 FAX 095-819-2292
Copyright© 2005 Faculty of Education,Nagasaki University.All Rights Reserved