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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 式見小学校 |
| 実施日 2025年5月25日~2025年9月17日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:25.5時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(丸付けや個別指導)
・給食や昼休み中の子どもたちとの触れ合い |
活動の総括
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① 学習者との信頼関係を大切にし、安心して学べる雰囲気をつくる
実習を通して、児童との信頼関係の重要性を強く実感した。日々の挨拶やちょっとした声かけ、授業中のリアクションなど、ささいな関わりが子どもたちの安心感につながることを体験できた。初めは緊張してなかなか声をかけられない場面もあったが、少しずつ表情や態度で気持ちを示すことを意識した結果、子どもから自発的に話しかけてくれるようになったことは大きな収穫であった。信頼関係を築くことで、児童が安心して授業に取り組める環境ができることを改めて学んだ。
② 一人ひとりに合った支援の仕方を考え、実践を通して学ぶ
実習中は、児童の学習の進み具合や理解度に差があることを強く感じた。机間指導の際には、どうすればこの子に伝わるかを考えながら説明や声かけを工夫した。中にはうまく伝えられず苦戦することもあったが、その経験を通して一度で理解できなくても、別の角度から伝える姿勢の大切さを学んだ。また、児童ができたと感じた瞬間にしっかり褒めることで、自信を持って次の学習に向かう姿を見ることができた。こうした経験は、今後自分の支援スタイルを磨いていく上で大きな財産となった。
③ 指導や関わりを振り返りながら、教師としての力を高める
毎日の実習後に、その日の支援や関わりを振り返ることを心がけた。うまくいったことは次の日の自信となり、うまくいかなかったことは改善点として意識しながら臨むことができた。例えば、説明の仕方が難しく児童に伝わらなかった経験は、自分の指導を振り返るきっかけとなり、よりわかりやすく伝える工夫へとつながった。こうした振り返りを積み重ねることで、自分自身の課題が見え、教師として必要な力を少しずつ養うことができたと感じている。
今回の実習を通じてこれらのことを学び、感じ、教師になることへの実感が深まった。そして何より子どもたちと関わることの楽しさを身をもって感じた。教師という仕事大変なこともたくさんあるだろうが、これほど楽しくやりがいのある仕事はないだろうと感じ、教職への志望が深まった。 |
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