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											| 蓄積型体験学習詳細
													
														| 体験分野 学習支援実習 | 活動の名称 校務補助・参観 | 実施施設・機関等 長崎大学教育学部 附属中学校 |  
													
														| 実施日 2025年6月20日~2025年8月26日 | 実施時間 実施回数:6回  実施時間:40時間 |  
 活動内容の概要 
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														| 課題提出の確認(ICTを活用) 
 研究授業の参観・反省会参加
 
 テスト採点(紙・ICT双方)
 
 事務作業・教材準備
 
 授業・行事(平和学習・音楽など)の参観とサポート
 |  活動の総括 
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														| 今回の六日間の教育実習を通して、教師という仕事の幅広さと責任の大きさを強く実感した。 
 まず、テスト採点の経験では、ICT機器を用いた効率的な採点方法を体験することができた。回答を一覧して処理できる便利さを実感する一方で、人の目による確認が不可欠であることも学んだ。採点基準の平等性を意識し、二重確認を行う中で、正確性を担保する姿勢の大切さを理解した。こうした業務は、教師に求められる緻密さと責任感を実感する大きな機会となった。
 
 次に、名札や短冊、掲示用の画用紙の作成など、授業の周辺にある多くの事務作業にも携わった。こうした裏方の業務は、直接生徒や保護者の目に触れにくいものであるが、一時間の授業や学校行事を支える重要な基盤となっている。準備や計画に多大な時間と労力が割かれていることを体感し、授業を成り立たせるための教師の献身と熱意を改めて感じた。
 
 さらに、研究授業や平和学習、音楽の授業を参観した際には、先生方の授業運営の工夫や、生徒から発言を引き出すための「待つ姿勢」に大きな学びを得た。板書や発問の工夫、授業の流れの組み立て方などは、どれも生徒主体の学びを意識した構想に基づいており、今後の自分の授業づくりに直結する学びとなった。また、反省会で「生徒の主体性をどう引き出すか」というテーマについて現職の先生方と意見を交わし、多様な視点や具体的な工夫に触れられたことは大きな収穫であった。
 
 六日間を振り返り、教師という職は、表に見える授業だけでなく、その準備や事務作業、連携や調整など多岐にわたる業務によって支えられていることを実感した。そこには効率性や計画性に加え、柔軟な対応力や責任感が強く求められる。今回の経験を通して、自身に不足している力を自覚するとともに、今後それらを意識して養っていきたいと強く思った。
 
 短い期間ではあったが、この実習で得た学びは今後の教員を目指す上でかけがえのない財産となる。今回の経験を糧とし、よりよい授業づくりと生徒理解に努めていきたい。
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