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蓄積型体験学習詳細
| iA6jpさんの記録 |
2025年11月27日(木) |
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島実習 |
実施施設・機関等 平戸市立 野子小学校 |
| 実施日 2025年11月17日~2025年11月21日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:42.5時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(まる付け、個別指導など)
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい(提出課題の支援、給食指導、遊びなど)
・教材づくりや教材収集
・行事への参加 |
活動の総括
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1."子どもたちとの関係づくりに努める"について
今回の実習は附属小学校での1ヶ月間の主免実習とは対照的に、5日間という短い期間での実習でしたが、子どもたちの人懐っこい性格のおかげもあり、子どもたちひとりひとりとの思い出をつくることができ、一生忘れられない貴重な経験になったと心から感じています。密に関わることができるように、子どもたちにたくさん話しかけたり、子どもたちのことを知ろうとする姿勢が伝わるようにはたらきかけることを意識して過ごしていると、はじめから臆さず私たちに接してくれていた子どもたちですが、ますます私たち実習生に興味を示してくれたり、たくさん話しかけてくれるようになり、信頼関係を築くにあたって、自己開示をすることや相手に関心を持つことが大切だということに改めて気づかされました。
2."小規模校ならではの教育的な利点や課題について考える"について
以前、まわりに学校の少ない小規模の学校などでは、子どもたちのことを狭いコミュニティの中で、相対的に評価してしまうという問題があるということを聞いたことがあったのですが、野子小学校では、この相対的になりがちな傾向が良い方向に作用しているなという印象を受けました。校長先生からのお話の中で、高校生になったらどうしても島を出なければならないため、行きたい学校に行くために、勉強に勤しむ意欲を高く持っている子どもやそれを望んでいる保護者が多いということを伺いました。そのような背景もあり、子どもたち同士で切磋琢磨しながら勉強に励んでいる様子がたくさん見られ、子どもたちの方から学びたいことを先生に伝えたり、自分たちで授業をしてみたいという発言があることに驚かされたとともに、このことは離島での教育の良さであり、本来あるべき姿なのだろうなと感じました。また、複式の学級も拝見し、とくに3.4年生の学級では、先生がいないときでも授業を子どもたちだけで進めていける力を持っているため、先生も不安感なく子どもたちに委ねることができているようで、これまでの積み重ねや習慣作りが徹底されているのだろうなと思いました。
3."地域に根ざす学校のあり方について知る"について
今回の実習期間中は、避難訓練や芋掘り、親子レクリエーション、親子給食など、行事が盛りだくさんでした。とくに芋掘りや親子行事では、保護者の方のほとんど全員が参加していたり、諸事情により臨時下校になったときにも、すぐに子どもたちのお迎えに来てくださっていたりと、保護者のみなさんが学校に対して協力的であることが、予想以上のもので非常に印象的に残っています。このような学校・地域・家庭の結びつきの強さによって、子どもたちの安全確保も強固なものになるだろうし、子どもたちにとって、自分のことを知ってくれている大人がたくさんいるということは、心理的な安心感にもつながり、居場所を強く感じられるのは、大きな魅力だと感じました。これは小さな学校で実現しやすいものであるかもしれないけど、どんな学校でも実現すべきことだと思うので、教師になったら、積極的に地域や家庭にはたらきかけることを意識したいです。
最後に、野子小学校の教職員の皆さま、5日間という短い間でしたが、私たち実習生をあたたかく迎え入れてくださり、5日間だったとは思えないくらいのたくさんの貴重で濃い経験を提供してくださり、本当にありがとうございました。野子小学校での学びを、今後の大学生活や実習、将来の教員生活で活かしていきたいです。ありがとうございました。 |
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