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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 学習支援 |
実施施設・機関等 五島市立 緑丘小学校 |
| 実施日 2025年11月10日~2025年11月14日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(丸つけ、個別指導、用具の準備)
・休み時間のふれあい(遊び、移動教室の指導)
・提出課題の支援(漢字練習帳の丸つけ) |
活動の総括
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①離島教育における工夫を学ぶについて
今回の実習で離島教育における工夫は特に見られなかったが、ICT機器を使用した授業が行われていた。国語の授業では、子どもたちが一人一台端末を使って、class roomにあげられている、他の児童が作成した文章を読み合う時間が設けられていた。一人一人の考えや作成した物を共有する際に、ICTを活用するとそれぞれが自分のペースで見たり読んだりすることができると分かった。算数の時間では、振り返りを行う際に虫食いにしておいた問題を教師が提示できるようにICTを活用していた。そして、長さやかさを視覚化し分かりやすく表すために、数直線やます図を画面で提示し、長さや量を移動したり色を付けたりして、より理解しやすくする工夫が取り入れられていた。子どもたちの学力格差を広げないようにするためにも、誰もが分かりやすくマイナスな気持ちを生まない工夫であり、ICTの活用方法の1つだと学んだ。
②地域との関わりについて知るについて
今回の実習の中で、地域との結びつきを感じた場面を2つ見つけた。1つは、総合的な学習の時間で、地域の介護老人ホームの方々と交流する時間を設けられているということである。子どもたちは何回か交流を行っており、前回の良かったところや課題を次回に生かすために、総合的な学習の時間で、交流する際の遊びや活動を試行錯誤しながら考えていた。地域の介護老人ホームの方々のために前よりも良い交流にしようとする子どもたちの姿が素晴らしかった。もう1つは、放課後の部活動が保護者と外部コーチ主体となっていたことである。放課後、部活動を見させていただいた際に、保護者の方とお話を伺った。現在は子どもたちが活動する上で、保護者の存在が重要だということをおっしゃっていた。子どもたちの活動を安全に楽しく行えるのは、保護者の方や外部コーチなど地域の方々の協力で成り立っていると知った。学校と地域の結びつきが、学校以外での子どもたちの学びにつながっているということを学ぶことができた。
③子どもたちとの仲を深めるについて
5日間という短い間であったが、子どもたちと信頼関係を築き、たくさん会話し、一緒に学んだり遊んだりすることができた。この5日間で子どもたちの名前と顔を覚え、全員と会話をすることができた。私が子どもたちと関わる上で大切にしていたことは、子どもたちと約束したことを守ることと全員が楽しく仲良くできるように促すことである。「昼休み遊ぼう」「サイン考えてきて」などと約束したことは必ず守ることで、「約束を守ってくれる先生」という認識を持ち、子どもたちも初めて会った大人のことを受け入れやすくなり信頼関係を築けると感じた。そして、遊びや休み時間の過ごし方において、思いやりの気持ちと譲り合いの気持ちを持つことを子どもたちが意識できるように、「みんなが仲良く遊ぶためにはどうすればいい?」と問いかけたり遊びの内容を話し合ったり子どもたちと私自身との接し方を確認したりする場面もあった。子どもたちは自分たちでできることも多くあったため、大人が介入しつつも、子どもたちどうしで考えることを成長の過程で大切にしていかなければならないと学ぶことができた。 |
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