蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

m54wCさんの記録 2025年10月27日(月)
体験分野 離島実習 活動の名称 離島へき地実習 実施施設・機関等 新上五島町立 奈良尾小学校
実施日 2025年10月20日~2025年10月24日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(個別指導)
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい
活動の総括
1.‘離島の学校教育の実態を知る’について
 まず、教育環境の視点から振り返ると、離島ではあるものの、ICTの活用が積極的に行われていたり、ALTの先生や支援員の先生も配置されていたりしており、学習環境は本土の学校と同じくらい、むしろそれ以上に整っているように感じました。ずっと私の中で、離島の教育はあまり進んでいないという先入観があったから、実際に授業を見て、子どもたちが、先生が用いるICT機器に抵抗もなく取り組んでいたり、友達同士で話し合いながら進める活動をしていたりしていて、これまでの印象は大きく変わったように思います。
 次に、教師の指導の視点から振り返ると、人数が少ないため、先生方の指導がきめ細やかに行き渡っているように思いました。支援が必要な子どもにも、絶対に1人の先生が付き添う体制がとられており、子ども一人ひとりに手厚く関わってもらえる点は、小規模校・離島の学校ならではの魅力だと感じました。一方で、複式学級ならではの授業づくりの大変さもあるように思いました。2学年を同時に指導する場面では、先生が一方の学年に説明や個別指導をしている間、もう一方の学年が自分たちで学習を進められるように、あらかじめ指示を出すなどの工夫がされていましたが、子どもたちが問題を解くのに時間がかかったり、内容の理解に差が出たりして、どちらの学年も先生待ちという状況になってしまっている場面もありました。人数が少ない分、必然的に複式学級になってしまうから、それに伴って授業づくりの難しさや先生たちの負担も大きくなるように感じました。それでも先生方は、一人ひとりの子どもの様子をよく見ながら、できるだけ丁寧に関わろうとしていて、その姿がとても印象的です。

2.‘子どもたちと積極的に触れ合う’について
 奈良尾小学校は小規模な学校だったから、どの学年の子どもたちにもたくさん触れ合うことが出来ました。実習生慣れしていないようで、最初は子どもたちから話しかけてくれたり、こちらが話しかけても話が続かなかったりということがたくさんあって、幸先不安だったけれど、めげずに話しかけていくと、子どもたちらしさが見えてくるようになりました。その中でも特に印象的だったのは、子どもたちが本当に純粋で、心の温かい姿をたくさん見せてくれたことです。何かを教えたときや少し手伝ったとき、どんな小さなことにもしっかりと「ありがとうございます」と伝えられる子が多かったり、1年生でも敬語を使って丁寧な言葉づかいで話す姿が見られたりして、子どもたちの素直さや育ちの良さを強く感じました。こんなにも心が優しい子どもたちに育っているのは、きっと子どもたちが置かれている環境が大きく影響しているのだと思います。地域の人と日常的に関わる機会が多く、温かい声かけや助け合いの中で生活していること、また、豊かな自然に囲まれ、のびのびと過ごしていることが、子どもたちの素直さや思いやりの心を育んでいるのだと思わざるを得ません。奈良尾小学校だけでなく、奈良尾地区全体を見ても、人々の心が本当に温かく、私は、人のやさしさにどっぷりと浸かることができたように思います。おかれた環境が、子どもたちの性格や心の豊かさまでにも影響を与えているのであれば、地域や学校の関わりはとても重要だと改めて感じました。

この5日間で、子どもたちの純粋さや温かさ、先生方や地域の方のやさしさに触れ、本当に心があたたまる経験をすることができました。短い間だったけれど、私にとっては忘れられない宝物のような思い出です。先生方、本当にありがとうございました!

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