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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島実習 |
実施施設・機関等 五島市立 岐宿中学校 |
| 実施日 2025年10月7日~2025年10月12日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業参観
・授業中のサポート
・休み時間等での生徒とのかかわり
・運動会の準備サポート、当日参加 |
活動の総括
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私は10月7日から10月12日まで、五島市の岐宿中学校で離島実習を行った。実習期間中は運動会の練習が中心となり、実習ではなかなか経験しない行事の準備や当日の運営に関わる貴重な経験を得た。初めは緊張したが、生徒たちはとても素直で明るく、私の不安を和らげてくれた。先生方も生徒との距離が近く、互いに信頼し合う温かい関係が築かれていることが印象的だった。先生が素直な気持ちを生徒に伝えている姿を見て、「教育の根底には人と人との信頼がある」ということを改めて感じた。
運動会は小学校や地域の方々と合同で行われ、子どもたちだけでなく地域全体が協力し合う姿を見ることができた。小・中・地域それぞれが互いに支え合い、良い影響を与え合う様子は、地域に根差した教育の理想的な形の一つだと感じた。
・地域に根差した教育の理解
離島という環境の中で、自然や地域の文化、人々の温かさにふれることで、「地域に根差した教育」とは単に地域の特色を取り入れるだけではなく、地域の人々と共に学び、成長していくことだと実感した。運動会のような地域行事を通して、学校が地域の中心となり、子どもたちが大人との関わりの中で社会性を育む大切な場になっていることを学んだ。
・教育者としての柔軟な対応力
限られた人手の中で、生徒たちにどのように対応するのかと思っていたが、岐宿中学校では生徒の人数も少ないため生徒ひとり一人をよく見ていると感じた。先生方が全校生徒について把握できるからこそ、生徒の様子を共有したり、生徒が今日どんな気持ちになっているのかを理解できているのだろうと思った。その姿を見て、教育現場では「完璧さ」よりも「柔軟さ」と「チームワーク」が大切だと感じた。
・地域社会とのつながりの大切さ
実習を通して、地域社会と学校の関係の深さを実感した。生徒たちは地域の人々に見守られながら成長しており、地域の方々もまた子どもたちから元気をもらっている様子であった。このような相互の支え合いが、地域全体の温かさを生み出しているのだと思う。教育は学校の中だけで完結するものではなく、地域社会全体で育んでいくものであることを改めて感じた。 |
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