 |
蓄積型体験学習詳細
| sg319さんの記録 |
2025年12月19日(金) |
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 小江原小学校 |
| 実施日 2025年11月10日~2025年12月19日 |
実施時間 実施回数:8回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
| |
・各教科の学習指導補助(個別学習への支援および実技・実験の安全管理など)
・デジタル端末やオンライン教材を用いた活動の補助
・給食指導
・特別活動・行事への参加
・クラブ活動や親子連携行事等の補助
・教材準備および校務の補助 |
活動の総括
| |
学習支援実習を通して、各教科の授業補助や学級経営、行事運営といった多岐にわたる教育活動を体験し、教員に求められる多面的な指導技術と児童理解の在り方を深く学ぶことができた。
学習指導においては、児童一人ひとりの習熟度や教科の特性に応じた柔軟な関わり方の重要性を学んだ。座学ではデジタル教材や視覚的な資料を活用して「個」の理解を深める一方で、集団での話し合いや協力的な活動を取り入れることで、他者と高め合う「協働」の場をデザインする工夫が随所に見られた。特に、児童が自ら目標を設定し、試行錯誤しながら課題を解決していく過程を支援する際には、安易に答えを与えず、適切な問いかけや肯定的な評価を行うことが、児童の主体性と自信を引き出す鍵であることを実感した。こうした「動」と「静」の活動を使い分け、児童の多様な側面を引き出す指導の奥深さを再認識した。
生徒指導や学級経営の面では、児童の心の動きに寄り添うことの大切さを痛感した。ルールをただ押し付けるのではなく、対話を通じて納得感を育む姿勢や、日常の小さな善行や変化を見逃さずに「価値付け」する教員の観察力が、教室内の安心感と信頼関係の基盤となっていた。児童同士が互いに助け合い、感謝の言葉が自然に交わされる自治的な雰囲気は、教員が児童一人ひとりを細やかに観察し、児童同士を繋ぐ「橋」としての役割を果たしてきた成果であると感じた。また、親子レクリエーションやクラブといった場面で一緒に活動し、関心を共有することも、信頼関係をより強固なものにする重要な機会であることを学んだ。
さらに、理科の実験や体育の指導で見られた徹底した安全管理と、それに基づいた日々の教材研究が、質の高い教育活動を支えていることを理解した。
児童を信じて任せる勇気と、それを支える確かな専門性を併せ持ち、児童一人ひとりの可能性を最大限に引き出せる教員を目指して、今後の教育活動に励んでいきたい。 |
←戻る
|
|
トップページへ戻る
|
|