蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

i941hさんの記録 2026年10月9日(金)
体験分野 野外体験実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 長崎市立大園小学校(野外体験)
実施日 2026年9月30日~2026年10月2日 実施時間 実施回数:3回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・仲間と協力し、一つの目標に向かって取り組むことの大切さを学ぶ活動
(ペーロン体験・イニシアティブゲーム・動物オリエンテーリング・シャッフルボードなど)

・自然や普段とは異なる環境の中で、新たな発見や体験を通して興味・関心を広げる活動
(火おこし体験・ナイトウォーク・恐竜博物館の見学など)
活動の総括
1.【安全に配慮した支援力を身に付ける】について
 今回の実習では、火おこし体験やナイトウォークなどを通して、児童の安全を守るためには、周囲の状況を常に把握し、場面に応じた適切な声掛けを行うことが重要だと学んだ。特に火おこし体験では、火を人に向けてしまう児童の姿が見られ、危険な行動に対してすぐに注意を促す必要があった。また、ナイトウォークでは、暗く足元が見えにくい中で班から離れてしまう児童もおり、安全を確保するために大きな声で呼び掛ける場面があった。このような経験から、教師の声掛けは常に同じ方法で行うのではなく、児童の行動や危険度に応じて、声の大きさや伝え方を変える必要があると感じた。
1日目と比較して、2日目には私自身が児童に注意や声掛けを行う機会も増え、危険な場面を見つけた際に積極的に行動することを意識できた。一方で、危険な行動が起きてから注意するだけでなく、児童がどのような行動をとる可能性があるのかを事前に予測し、事故を未然に防ぐことも重要だと感じた。今後は、児童の活動を見守るだけでなく、周囲の環境や集団全体の動きにも目を向け、必要に応じて他の指導者と連携しながら、安全に活動できる環境をつくれるようになりたい。

2.【児童理解を深める】について
 今回の実習では、3日間を通して児童と関わることで、一人一人の個性や気持ちの変化を知ることができた。特に印象的だったのは、活動中に泣いてしまった児童や、疲れから集団を離れて一人で行動しようとする児童への関わりである。2日目には、そのような児童に対してどのような声を掛ければよいのか悩み、自分の対応が適切であったのか不安に感じる場面があった。しかし、3日目の恐竜博物館では、これまで一人で行動しがちだった児童が、少し声を掛けることで自ら列に戻る姿が見られた。この経験から、児童の行動を一方的に変えようとするのではなく、一人一人の気持ちや状況を理解し、必要なタイミングで声を掛けることが大切だと感じた。
また、バスの中では、しりとりや絵しりとりを一緒に楽しんだり、児童が描いたイラストをプレゼントしてもらったりするなど、活動中とは異なる形で交流することができた。その中で、児童それぞれの発想の豊かさや表現の仕方の違いに気付き、一人一人の個性を感じることができた。このように、児童理解を深めるためには、活動中の様子だけでなく、移動時間や休憩時間などの何気ない関わりも大切なのだと学んだ。今後は、児童の小さな変化にも気付き、それぞれに合った声掛けや支援ができるようになりたい。

3.【集団活動における指導力を身に付ける】について
 今回の実習では、ペーロン体験やイニシアティブゲーム、シャッフルボードなどを通して、児童が仲間と協力しながら目標に向かって取り組む姿を多く見取ることができた。特にシャッフルボードでは、高得点を取るためにチーム内でアドバイスを送り合ったり、友達を応援したりする姿が見られた。このことから、児童が主体的に活動するためには、教師がすぐに答えを与えるのではなく、児童同士で考え、協力しながら解決する機会を大切にする必要があると感じた。
さらに、3日間の集団生活を通して、児童の行動にも変化が見られた。1日目には、普段とは異なる環境から気分が高まり、教師から注意を受ける場面もあったが、3日目には朝の集いに間に合うように児童同士で声を掛け合ったり、協力してシーツをたたんだりする姿が見られた。また、部屋のチェックを待つ際には、姿勢を正して静かに座るなど、自分たちで状況を判断して行動する姿も印象に残った。このような変化から、集団生活の中で児童自身がルールや時間を意識し、周囲のことを考えながら行動する力を少しずつ身に付けているのだと感じた。
一方で、活動中に声が大きくなったり、集団から離れてしまったりする児童もいたため、全員が安全に、そして主体的に活動できるように支援することの難しさも実感した。集団全体に指示を出すだけでなく、一人一人の様子や児童同士の関係性を把握し、必要に応じて個別に声を掛けることが重要だと学んだ。今回の実習を通して、教師は集団をまとめるだけでなく、児童が自分たちで考え、協力して行動できるように支える役割を担っているのだと感じた。今後は、児童の主体性を尊重しながら、集団全体の状況を把握し、適切なタイミングで支援できる指導力を身に付けていきたい。

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