蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

もかさんの記録 2011年11月9日(水)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 橘小学校
実施日 2011年5月11日~2011年11月4日 実施時間 実施回数:10回  実施時間:66時間

活動内容の概要
・授業補助
(遅れている子への声かけ、図工などにおける助言、九九のチェックなど)
・事務
(コピー、読書カードのチェック、アンケート集計など)
・給食指導
活動の総括
ある日の授業補助で、図工の時間、版画の机間指導に入らせていただいた。興味のある子、無い子、苦手を感じている子など様々だが、私は美術専攻なので、一生懸命に作品にむかって完成を目指している彼らを見ると、それだけで嬉しい気持になる。
特にこの日はほほえましいことがあった。授業内容は、画用紙を切り抜いてステンシル式の版を作るというもの。みんなに声をかけて回っていると、Aくんが、「先生、見て。」と声を掛けてきた。複雑な下書きに沿って、慎重にハサミを入れ、半分くらいが終わったところ。誇らしげに自分の仕事の進み具合を示してくれた。
普段腕白に駆け回っているAくんが、夢中になって作品にとりくみ、自分の作品に自信を持ってくれるというのは、私としてはたまらなく嬉しいことだった。私がふたつみっつアドバイスすると、それを参考に工夫して、作品に反映させようとしてくれる。きれいに切り取った版で、ステンシルを完成したあとも、よほど満足のいく出来だったのか、もう用済みのはずの版をじっと見て、「これ、持って帰ろう。」とつぶやいた。その様子がすごく嬉しくて、「そうだね、Aくん頑張ってきれいにつくったから、持って帰ったらおうちでもまた同じ版画ができるよ。」と声をかけた。友達から「それもう捨てるんだよ。」とからかわれても、Aくんは一途に「いいの。」と答えていた。
中学校になると、多くの生徒がやる気を失い、一生懸命に取り組むことを恥ずかしがってしまう美術。そのことを中学校実習で思い知っただけに、この時のAくんの様子は、美術を教えることの可能性というか、自分への大きな励ましとなった。

学習支援での子どもたちとの生のふれ合いは、私にとってとても充実したものだった。たくさんの子ども達の中で、障害を持った子、様々な問題を抱えた子などとの出会いがあり、彼らとの前向きな向き合い方についても学ぶことができた。先生方には本当にわずかな貢献しか出来なかったが、いつも親切に指示や助言を与えてくださり、本当に学ぶところが多かった。橘小学校で学んだことをこれからに生かしていきたいと思う。

←戻る

トップページへ戻る

ID:
パスワード:

ガイド
ファイルダウンロード
  • 現在登録されておりません。
 一覧を見る
リンク

長崎大学教育学部教育実践総合研究棟事務室 〒852-8521 長崎市文教町1-14 TEL 095-819-2291 FAX 095-819-2292
Copyright© 2005 Faculty of Education,Nagasaki University.All Rights Reserved