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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 企業実習 |
活動の名称 お話会への参加、配架作業、イベントへの参加 |
実施施設・機関等 市立図書館 |
| 実施日 2011年6月19日~2012年1月7日 |
実施時間 実施回数:13回 実施時間:33時間 |
活動内容の概要
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・お話会
①読み語りする絵本の選択
②読み語りの練習
③手遊びの練習
④進行の練習
・配架作業
①配架(児童書関連)
②行事ごとの本の仕分け
・イベントへの参加
①カレンダーのお手本描き
②イベントの補助 |
活動の総括
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今回、幼いころから親しんでいた図書館でさまざまな体験をし、とても充実した実習となりました。
これまでは絵本は自分だけで「読む」ものでありましたが、今回の実習のお話会では「語る」側にたち、絵本の楽しさを子どもたちに伝えるために練習を重ねました。私が想像していた読み語りとは、絵本と絵本を読む側は同じくらいの立ち位置であり、子どもたちの反応を促しながら行うというものでした。しかしこの読み語り練習で教わったのは「絵本を主役へ」という読み方であり、その絵本を読んで感じてほしいことを強制するのではなく、子どもたちそれぞれの想像力、受け取り方を大事にする姿勢で読み語りを行っていました。絵本と子どもたちの個性を大切にする素敵な読み方であるし、自分自身もその読み方をすることで好きだった絵本をより読み深めることができたように思います。練習の際、子どもたちに絵本の世界を十分に味わってもらうために、噛んだり言い間違ったりしても極力言い直さない、と指導を受けましたが、それは少し衝撃であったのと同時に、徹底した子どもたちと絵本への配慮に感動しました。私は二回お話会に参加させてもらいましたが、一回目と二回目の絵本の系統が違っていたので子どもたちの反応の違いを感じることができました。一回目の「キャベツくん」では、特徴的な台詞と絵に、ページをめくる度に子どもたちの笑い声があがる「楽しむ」絵本でした。台詞をうまく言えるか不安でしたが、子どもたちの楽しげな表情を見ることができ、私自身楽しみながら読むことができました。二回目の「くまのコールテンくん」は、11分という長めのストーリー性のある絵本でした。この絵本では、時間が長いため子どもたちの集中力がもつのか心配でしたが、子どもたちはじっと絵本を見ていてくれたのでとても安心し、私がこの絵本で伝えたかった、「ものを大切にすること、ものに愛情をもつこと」が伝わっていてくれたらいいなと思いました。二回のお話会を通し、自分の親しんだ絵本を年の違う人たちと共有することの楽しさに気付きました。自分が感じたこととは違う感じ方をしているかもしれないけれど、本を楽しむことに変わりはないのです。また、幼いころ親しんでいた絵本を改めて読み、絵本に使用されている少ない言葉は大切に選ばれたものであるのだと感じました。それと同時に、自分も普段何気なく使う言葉をもっと大事に、相手のことを考えて発したいと思いました。
配架作業で感じたことは、常に利用者の状況が考えられているということです。たとえば特設コーナーを設け季節や行事に関した本を紹介したり、人気のものは多く取りそろえたりなど、小規模の図書館に慣れていた私にとってとても新鮮なことばかりでした。また休日に配架作業を行った際、本が乱雑に置かれているのを見てとても悲しくなり、図書館という施設で「ものを大切にする」ということを「公共のものだから」という理由以外でどうにか伝える方法はないのかなと思いました。
そしてイベントへの参加を通じて、図書館ではただ単に本などを貸し出すのではなく、図書館の施設ごと楽しんでもらうことを心掛けているのだと感じました。クリスマスの時期にはツリーを飾りつけたり、年始にはカレンダーや絵馬を作るイベントを催したりと、さまざまな角度から交流する機会を設けることにより、利用者は図書館を楽しむことができるのだと思いました。それと同時に自分たちも直接利用者と関わることができ、とても嬉しかったです。
今回の実習を通し、親しんできた図書館の裏側を少しだけのぞき、仕事や催しごとを経験することができとても楽しく、また、自分が図書館を快適に使用することができるのは配架などの地道な作業をその時々に応じて行ってくれているからだと感じました。絵本の読み語りでは絵本の楽しさを伝える側でありながら、自分自身絵本の楽しさを改めて発見することができました。今回の実習で学んだ読み語りを3年生である実習で活かしていきたいと思います。 |
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