蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

玉名温泉さんの記録 2011年12月22日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 精道三川台小中高等学校
実施日 2011年7月26日~2011年12月14日 実施時間 実施回数:13回  実施時間:67.5時間

活動内容の概要
 活動としては大きく3つのことを行いました。まず一つ目は、社会科(地理・歴史・公民)の単元ごと小テストの作成です。私は主に公民を担当しました。生徒が普段使用している用語集や教科書、問題集等を参考に図なども入れながら作りました。
 二つ目は、授業見学です。1年生から3年生の社会科の授業を見学しました。TTのようなことはほとんどしませんでしたが、生徒と一緒に授業を受ける立場からと、教師という立場双方からの目線で見学をしていきました。
 三つ目は生徒の前で授業をさせていただきました。教材研究から行い、学習指導案やワークシート作成等をして教壇に立たせていただきました。指導案の添削やアドバイスをいただきながら、計3回地理・歴史・公民すべての分野の授業を行いました。
 その他に、高校生の学習合宿のサポートや体育大会の準備補助、歴史文化博物館見学への同伴などをさせていただきました。
活動の総括
 今回の実習で三つ学びたいことがありました。一つ目は、児童生徒の個性を感じること、二つ目は、中学校社会科の授業をさせていただき教育実習とはまた違ったことを感じること、そして三つ目は、生徒指導をはじめに掲げていました。

 一つ目は、社会科の授業中くらいしか生徒と顔を合わせることがなかったので日々の変化のようなことは感じることができませんでした。社会科の授業のとき以外はほとんど小テストの作成をしていたので、もっと他の教科の様子や休み時間なども見に行っていれば違っていたと思います。ただ、小さな変化や特徴を日々の生活の中でしっかり見つけ出していけるように一人一人としっかり向き合うことの大切さは先生方と生徒の様子を見て学ぶことができたと思います。
 二つ目は、3回と少ない回数ではありましたが達成することができました。授業を通して生徒との信頼関係を築くことを目標としていました。授業見学で毎週顔は合わせていましたが授業をすると生徒とより距離感がなくなっていったように感じます。信頼関係の構築は無理だったかもしれませんが、少しでも生徒の中に残っていたらいいと思います。授業に至るまでの教材研究の重要性や経験の浅さ等を改めて感じたとともに、もっと精進しようという意欲の湧く体験となりました。
 三つ目は一つ目と同じく不達成となりました。生徒と真正面から向き合うということをしていきたかったのですが教科指導、テスト作成のほうに力を入れる形をとっていたので今回はできませんでした。しかし、学習指導と並んで生徒指導が重視されている今、生徒指導に関して自分の信念を持っておくことは必要だと思います。「このようなときはこう対応しよう」といったある程度のパターンを決めてぶれない指導ができるようにしたいと思いました。

 60時間強の実習を通して、教師のある意義というものを考えさせられました。教員採用試験で挫折し、自分は本当に教師になりたいのか、何が魅力なのか分からなくなっていました。『教育』は憲法や義務としても掲げられているように絶対的に行わなければならないものです。しかし今の世の中ネットで調べれば大抵のことはわかってしまいます。教師よりも詳しい内容を教えてくれることもあると思います。塾に行けば受験に適した教え方をしてくれるでしょう。地域の目、保護者の方の目の厳しい中、学習指導要領に沿った授業を機械的に行うような先生も少なからずいると思います。それでもなぜ学校の教師をするのか、何がそうさせるのか。

 今回学校に通い、生徒の様子も授業ももちろん見てきましたが、先生の動きも注意深く見させていただいていました。毎日忙しそうに走り回っていらっしゃる姿やデスクに向かってひたすら作業をされている姿、生徒と戯れているような姿、生徒を叱っている姿…。教壇に立って授業をするだけでなく成績処理やテスト作成・採点、行事の準備や部活動の顧問など毎日やることに追われていらっしゃるように感じていましたがすべての先生嫌な顔をしてされているのは見ませんでした。
 教育実習から久しぶりに教壇に立ち、生徒たちと正面から向き合い、毎日大変でも嫌な顔せず頑張れるわけが分かったような気がしました。私は、「この子たちのために何かしたい」という思いが自然に湧いてきました。少しでも面白い授業をしようと指導案を練ったり、久しぶりに必死になれました。生徒の笑顔や面白い等という言葉に勇気をもらいました。先生方も考えや思いは色々あるかと思いますが、毎日子どもたちと過ごすことにやりがいを感じていらっしゃるからこそ『教師』をされているのだろうと思いました。そしてやはり教師を目指していきたいと再決心することができました。向いているかどうかは分かりませんが、今回の実習で学んだことを無駄にはしたくないので努力をしていこうと思います。

 時間は短かったですが、精銅三川台のみなさんと関わることができてよかったと思います。

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