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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学校適応指導教室 補助指導員 |
実施施設・機関等 長崎市教育研究所 学校適応指導教室「ひかり」 |
| 実施日 2008年5月2日~2008年9月24日 |
実施時間 実施回数:14回 実施時間:62時間 |
活動内容の概要
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| 補助指導員として、遊びや活動を共に行い、学習の時間には学習支援を行う。 |
活動の総括
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去年から引き続き補助指導員として通い、毎回遊びや学習にかかわり多くのことを学びました。
特にこの60時間で学んだことは、遊びのとらえ方、また学校適応指導教室の補助指導員としての関わり方です。
遊びはただ楽しむものだと考えていました。しかし、日々の活動の様子、先生方から聞く話、先生方の工夫を通して、遊びは楽しむものだけでなく、人間関係形成能力を養ったり、工夫次第で生徒の自己肯定を高めたりすることもあり得るものだと思うようになりました。
会話として成立しなくても、人の前で言葉を発すること、人に声をかけること、友達と共に相談したり、友達に教えたりすること、役割があることで生徒達は日々関係を築きあげ、教室での自分の居場所を作り出していくようすが感じられました。
生徒は遊びに親しみ、ある程度の関係が築かれると、記録に挑戦したり、ルールを作ってみたり、新しい方法を生み出したりします。この挑戦力や想像力、目標をつくる力などは、学校生活・集団生活に欠かせないものだと思います。生徒は日々の遊びの中で自然と、少しずつ学校・社会に戻るエネルギーを蓄えていました。
また遊びに関わる者の役割として、遊びをアイスブレイキングや楽しみといったことだけでなく、人間関係形成能力まで捉えた上で効果的な働きかけをする力が求められると思いました。それは、時にオーバーリアクションをしたり、本気な部分にも演技を入れて、生徒の自己肯定感を高めたりする工夫をする力だと思います。
補助指導員という立場は、先生でもなく、専門的なカウンセラーでもなく、兄弟でも、家族でもありません。始めは兄弟のような、先生のような中間的な立場で接することに難しさを感じることもありました。しかし、今年に入ってから、私自身が教室に慣れ余裕が生まれ、他の補助指導員と生徒とのかかわりを見たときに、生徒にとっては、この中間的な立場の存在がこの教室ではとても大きな意味をなしているように感じました。それは、歳が近い分、遊びや生活の中では兄弟のように、学習のときには先生のように接する補助指導員の柔軟さが、人と関わることにエネルギーが不足している生徒達の心の負担を軽くしていると思いったからです。
私の見解でありますが、補助指導員には、先生や兄弟、友達の役割を状況に応じて担う柔軟性が求められると思います。今の時点で、どの生徒のどのような時期に、どのような役割をもって接するかを見極める力が明確に付いたとはいえませんが、自分も生徒と真剣に向き合う中で自然といろんな役割に変化していることが実感できるようになりました。この柔軟性を身につけはじめる時期として、こどもと社会人の中間にいる大学生がもっとも最適だと思います。この良い時期に学べる機会を与えていただいたことにとても感謝しています。これからも現場で、生徒と接する上で必要な柔軟性や見極める力を身につけていきたいです。
この60時間での経験は、私がめざす「子どもの立場にたち、子どもの願いや思いをかたちにしようとする教師」を目指す上でとても有意義な経験になると考えます。 |
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