蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

まゆぅり♪さんの記録 2011年9月30日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 蓄積型体験学習(中学校) 実施施設・機関等 長崎市立 茂木中学校
実施日 2011年9月1日~2011年9月22日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:20時間

活動内容の概要
・特別支援学級補助
・体育祭補助
・選択美術指導
活動の総括
 初めての中学校での実習ということもあり、緊張もしたが活動を通して、先生として生徒に見られているんだという自覚もわいた。
 始業式当日の朝の挨拶運動では先生と生徒の久しぶりの再会を目にして、生徒と先生の仲の良さや信頼感、そしてこの学校の雰囲気というものが感じられた。
 ひまわり学級では朝読書の時間や掃除、休み時間に子供達と触れ合ったが初対面というのに温かく迎え入れてくれた。一人一人の話を聞いてその子自身の個性を知り、今の中学生の流行というものも学ぶことが出来た。
 始業式の挨拶では全校生徒の前に立って自己紹介の挨拶を行なったが、私が中学校の頃に実習生に向けていた目を思い出して、挨拶を行なった。挨拶で「皆さんといっぱい関わっていきたいと思うのでたくさん話しかけてください。」と言ったからであろうか、廊下でも皆笑顔で挨拶をしてくれたり、話しかけてくれたりしてくれ、とても嬉しかった。生徒にとって私も先生であるという自覚もわいてきた。
 校長先生が技術の先生ということもあり、学校の中にはたくさんの木製の作り物が置いてある。ひまわり学級にも小さな木製のアスレチックなどがあった。子供が木馬に名前をつけ慕っているところや「見て見て」とアピールしてくるところを見ると、これらの技術作品はいわゆる美術作品であり、美術が様々な視点から生徒を豊かにしているところがあるのだなと感じた。

一週間ぶりの二日目の実習であっても生徒は私のことを覚えてくれているようで笑顔で挨拶をしてくれたり、話しかけてくれたりした。ひまわり学級の生徒たちは昼休みまで私を遊びに誘ってくれた。生徒が私のことを覚えてくれていることにとても嬉しく感じた。
選択美術の指導補助では生徒たちは港の水彩画を描いていた。分からないところを直接絵筆を持って指導した。描き進んではいるもののまだ完成には乏しく自分の絵に自信がない生徒が多く、絵筆が止まっていいる生徒が多かったが描きかたをアドバイスするとどんどん進めていった。生徒を観察するとなぜうまくいかないのか、どうやったらうまく描けるのか、自分自身でどこでつまずいているのか分からないという現状が見えた。教師は生徒がどこでつまずいているのか一緒に考えて、見つけてアドバイスをすることが大事だと思った。
体育祭の練習にも参加したが生徒の体調にも気を配らなければならないのだなと学んだ。特に特別支援の生徒は体力が低下しやすいので気をつかわなければならないようだ。教員が積極的に整列するところに入り、指摘することで生徒も学んできて綺麗に整列出来るようになったり、行動力が上がったりした。教員の介入の重要性もあらためて感じた。

体育祭を間近に控えた生徒の体育祭の予行練習は先週の練習とはうって変わって綺麗に整列できていたり、真剣にどの競技も取り組んでいたり、完成度が高いものになっていた。自分の係りも把握しており、きちんと行動できていた。熱中症対策としてこまめに水分補給を呼びかけているところが生徒への健康管理の配慮の重要性を再確認させられた。
ひまわり学級の補助についていたが、近くのクラスの生徒が怪我をしていた。前の競技で転んで怪我をしてしまったらしい。もし気づいて手当てをさせに連れて行かなかったらそのままにしていただろう。まだ一年生だったので自分ではなかなか言い出せないようだった。他の補助にあたっていても周りに目を配っておくことの必要性を感じた。教員として生徒の健康管理はよく生徒を見ておくことでもあると学んだ。
ひまわり学級の生徒は一人しか来ておらず、他の全員に会えないのが残念だったが、来ているひまわり学級の生徒に一緒にお昼を共にすると言うと「今日は幸せだ」と喜んでいたので、こちらも嬉しかった。ひまわり学級の生徒は私が毎週木曜日に来ると言っているので毎週木曜日が楽しみらしい。生徒にこのように受け入れられ、歓迎されていることがとても嬉しかった。

実習最後の日。9月18日に実施予定だった体育祭が雨のため9月22日の木曜日に延期された。平日のためか保護者の数が少なかったが生徒は体育祭を楽しんでいた。「一瞬懸命」という志を掲げ、一瞬一瞬を懸命に取り組んだ。生徒は朝から体育祭の準備を先生方と取り組みながらうきうきしているようだった。白組のジョーズ、赤組の龍の応援パネルを飾りつけて、「一瞬懸命」のパネルをフェンスにくくりつけると生徒たちは胸を躍らせていた。ソウラン節で綺麗な漁旗を羽織って舞っている姿やパネルで飾られたフェンスや頭に巻いたハチマキが体育祭を盛り上げていた。生徒も「衣装を着たときの方がテンションがあがる。」と言っていた。美術的にも生徒の気持ちを盛り上げているんだなと思った。視覚で感じる美や聴覚で感じる音楽はこういう行事でも重要性が高いことが感じられた。実際にリレーや綱引きに参加して自分自身の中学校の体育祭を思い出した。生徒が種目に一生懸命取り組んでる姿や、応援してる姿、悔しんでいる姿、喜んでいる姿、暑がっている様子、キラキラした笑顔がとても新鮮で中学校の頃の気持ちを思い起こされるようだった。また先生方が朝はやくから準備をしている姿が先生方あっての体育祭だなとあらためて感じた。体育の先生だけに頼らずみんなで準備することがスムーズに準備をするコツだと思った。先生方同士で会議をして、こうするとよいとかアイディアなどを出し合ってすばらしい体育祭が出来上がるんだなと思った。何でも先生方のコミュニケーションと行動力が鍵だと生徒側でなく先生側に立つことで学ぶことができた。
女子リレーで走った時に生徒が「太田先生頑張れ」と応援してくれてたり、特別学級の生徒が私の姿を見て嬉しそうに話しかけてくれたり、あまり言葉を発さない生徒が「太田先生」と笑顔で呼んでくれた時に私はこの場に先生として参加している、生徒の記憶の中に確かに刻み込まれているのだと実感してとても嬉しく思った。今回の活動は私にとって大きな糧となるよい経験となった。

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