蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

shi-taさんの記録 2011年8月8日(月)
体験分野 ボランティア実習 活動の名称 実地研修 実施施設・機関等 えきまえフリースクール
実施日 2011年7月8日~2011年8月5日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:20時間

活動内容の概要
・子どもが登校するときのために待機する。(10:00~14:00)
・スタッフの方からフリースクールや子どもの最近の事情についての話を聞いたり,話し合うことで自分の理解を深める。具体的には当フリースクールの立地的不利条件や実際に出会ったアスペルガー症候群の子どものこと,虐待死そして環境作りの大切さなどである。
活動の総括
1.学校に行くことの意義について
 子どもたちは学校に行かなくても友達は欲しいと切実に思っている。フリースクールでは数人だが他の不登校の子どももいるし,スタッフもいる。しかし問題となるのは子どもたちが学校が終わる時間に家を出ると声をかけられ,そのことが嬉しくてタバコや酒に手を出してでも仲間になりたいとその集団の中に入っていくのである。学校とは子どもを育てる場であるのでそのための環境を整える必要がある。人が環境を作り,環境がまた人を作るのである。まずはトイレや玄関,そして教室の清掃から始めればよい。子どもの学びの場として適切な環境作りも学校側の大きな役目である。
2.学校から離れる心理的要因
 学校に嫌悪感を持ち行きたくなくなる理由は人によってさまざまである。例えば学校を一度休んでしまったために授業の内容が分からなくなってついていけなかったから。子どもに対する親の理解は足りなかったから。その子は自分が好きなことに関しては非常に強い情熱や関心を持っていたのに他の人に理解されずそのことにうんざりしたからであった。また学校がうるさすぎて自分がしたい勉強ができないという理由で家を選ぶ子もいるのだ。 
3.生徒にとってのフリースクールとは
 当フリースクールは学校のように規則が厳しいものではなく開放的なので一度は来たがその後来なくなった子どもに対して家に電話してその理由を聞いたり再び来させるようなことはしない。そのため登校しやすい環境ではある。しかし立地状況を見ると大村から連絡があったときにわざわざ通うことは距離の上で難しいということは明らかであり問題視している。このような環境のため,スタッフは子どもとの一回きりかもしれないやり取りや出会いを非常に大切にしている。子どもから質問されると曖昧な答えではなく自分なりの答えをしっかり伝えるのだ。普通の学校とはこのような意識の持ち方が異なっている。
4.その他に学んだこと
 虐待死の話し合いは私にとってとても印象的な活動であった。実際に新聞の記事を読んで議論していると先生や他の実習生の意見を知ることができたし,何より虐待死の現状を知ることができた。私はこの事実にショックを受けた。児童相談所と連携をとりながら学校を含めた地域の人々が子どもたちを守る必要があると感じた。社会制度とともに親にも問題があるため,それを改善しうる策を講じるべきである。例えば出産前後の教育的セミナーの実施である。この問題に逃げずに向き合いたい。また思いやることについて,多くの人は多少の勘違いをしているかもしれない。それは決して自分よがりな考えではなく,相手が何を望んでいるのかを相手から学び取り自分ができる範囲で手を貸すことである。一般に良いこととされていても本人にとっては信頼を失いかねない行動に映るのである。

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