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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 ボランティア実習 |
活動の名称 子育て支援員と「地域安全マップづくり」支援員 |
実施施設・機関等 AIGシビックホール |
| 実施日 2008年10月29日~2008年12月3日 |
実施時間 実施回数:4回 実施時間:23時間 |
活動内容の概要
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今回,「AIGシビックホール」の担当の方が,「地域安全マップづくり」も担当されていたので,「地域安全マップづくり」にも支援員として参加した。
まず,「AIGシビックホール」でのボランティア活動内容について述べる。「AIGシビックホール」では,主に乳幼児やその保護者たちが登録制でプレイルームを利用し,自由に遊んだり,交流をしていた。
親子が来るまでの時間は,絵本棚の整理をしたり,おもちゃの整理や除菌をするために消毒液で拭いたりした。
親子が来ると,子どもたちと遊ぶことが主な活動である。1歳くらいの子どもが多かったので,ボールを使ってキャッチボールをする,音のするおもちゃで遊ぶ,滑り台を滑る,食べ物や動物の形のおもちゃの受け渡しをするなどの単純な遊びが多かった。その中で,子どもがなるべくイメージをもつように言葉かけをするよう心がけた。例えば,食べ物を持って来て渡してくれる子どもには「何を作ってくれたの?」「また何か作ってくれる?」「次はお姉ちゃんが作るよ。何が食べたい?」など,言葉かけをした。言語力がまだ高くはないため,返答が得られないことが多かったが,少しでもイメージを持ち,遊びを継続できるよう努力した。また,子どもの様子をよく観察し,子どもが何を考えながら活動しているかということを読み取るよう努力をした。
保護者の方と話をすることもあった。子どもの発達について話したり,子どもの名前や年齢,好きな遊びなどについて話をした。
次に「地域安全マップづくり」でのボランティア活動である。主な活動内容は,児童が学校周辺をフィールドワークに出る際に,1コース2班を担当し,一緒に活動することである。その際,児童がそれぞれの係活動(班長,副班長,カメラ係,地図係,インタビュー係)の仕事を行っているか,話し合いでは「どうすれば安全になるか」まで話し合えているか,話し合いの内容を記入しているか,安全に活動できているかなどを確認した。フィールドワーク終了後は,話し合いで得た情報を1枚の紙にまとめ,「地域安全マップ」を作った。記入もれはないか,時間内に作り終わるように活動が進んでいるかを見ながら,作業が順調ではないグループには声をかけて,作業が進むよう促した。また,作業にも参加した。 |
活動の総括
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まずは,「AIGシビックホール」でのボランティア活動についてである。AIGでは,乳幼児との関わりが多く,とても楽しく過ごすことができた。附属幼稚園へは教育実習でも行っており,3年時には授業で1年間2歳(~3歳)児と関わってきたので,子どもとの接し方には慣れているつもりでいたが,1歳程度の子どもが多く,母親離れができていないこと,言語力がまだ高くはなくイメージ力も低いため遊びが単純であることなど,接し方に戸惑うこともあった。例えば,子ども同士のトラブル(おもちゃの取り合いや独り占め)などがあっても,介入して言葉でお互いの考えを聞きだしたり,伝えたりしても,言葉での解決は難しく,なにも状況が変えられないまま,何となくトラブルを終わらせてしまうということがほとんどであった。遊びのイメージをもったごっこあそびなどはできないので,単純なやりとりが長続きせず,終わることも多く,戸惑った。なるべく言葉をかけて子どもが慣れるよう心がけたり,少しでもいいイメージを持つような問いかけに気を配った。また,何に興味を持っているのか,何かを考えて遊んでいるかなど,観察しながら読み取ろうと心がけた。乳児との遊びは難しいと感じたが,乳児と触れあう機会は多くないので,とてもよい体験になった。
次に「地域安全マップづくり」についてである。マップづくりでは,初対面の児童と一緒に活動をし,指導をするということが,とても大変だった。児童も慣れていないので,心理的に距離があり,指示が受け入れられにくいということを感じた。信頼関係が築かれていることが,指導には大切だとわかった。また,自分自身「地域安全マップづくり」の体験が少ないため,どの程度児童に任せ,どの程度介入していいのか,迷うことが多くあった。しかし,何度かボランティア活動の体験を積むことで,指導をしようと構えることなく,児童と一緒に活動をし,グループの一員として危険な場所を探したり,話し合いに参加したりするという,同じ目線に立つという態度が子どもともすぐに仲良くなれ,指示をする際もしやすくなるということを実感した。また,いくつかの小学校に出向き,ほぼ同じ学年の児童と接した中で,それぞれに子どもたちの性格や雰囲気(話をきく態度や,活動に取り組む姿勢,集中力など)が違うことに驚いた。同じ学年でも,地域の環境や,学校の教育方針や雰囲気,毎年の担任教師の教育方針や雰囲気など,子どもたちが育つ環境のすべてが,子どもの成長に影響していると感じた。
今回のマップづくりの体験では,指導者という教える立場から,児童と関わるよりも,学ぶ児童の立場から,児童と一緒になって学んぼうとする姿勢が,よりわかりやすい指導になるということを学んだ。また,子どもたちに関わる環境が子どもたちの成長に大きな影響を与えることも学んだ。今後自分が教育者の立場となる際の参考にしていきたい。 |
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