 |
蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 企業実習 |
活動の名称 小学校における出前授業と玄海エネルギーパークの見学引率 |
実施施設・機関等 出前授業(九州電力株式会社 長崎支店) |
| 実施日 2008年10月27日~2009年2月8日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:25時間 |
活動内容の概要
| |
・長崎市立橘小学校での出前授業補助
・玄海エネルギーパークの見学引率 |
活動の総括
| |
今回の企業実習では、主に2つの活動があった。小学校における出前授業と玄海エネルギーパークの見学の引率である。
小学校での出前授業は、電気ができるしくみや省エネについてをスライドや実験を取り入れて学習するもので、私たちは授業の準備や児童が行う実験の補助をおこなった。電気の無駄をクイズ形式で見つけるものや、分光器を使って普通の電球と省エネ電球の違いを知るものなど、授業の内容は私たち大学生が聞いていても勉強になるものであった。児童は手こぎ発電機や木炭電池を作って電気を自分でつくる実験では歓声をあげるなど、とても楽しそうに学んでいた。
玄海エネルギーパークでの施設見学では案内スタッフの説明を聞きながら施設内をまわる。原子力発電に用いられる機材に実際に触れることができたり、映像による説明など、目で見るだけでなく、五感を使って学習することができた。
今回、企業実習ということで、九州電力の立場から実習を行った。私は一般企業が教育にどの様に関わっているのかを知りたかった。それがこの実習を希望した理由である。出前授業、エネルギーパーク見学に掛かる経費は全て九州電力が負担している。バス代や昼食代もである。出前授業も無料で行い、電気についての知識を教えている。私たちはこの取り組みに本当に驚いた。どうしてそこまでするのか、と思った位である。その理由は玄海エネルギーパークの見学の際、少し分かったように思う。原子力発電所をつくるためには3つの要素がそろっていなければならない。1つ目は地震が起きない地中調査がされた広い土地があること。2つ目は海が近くにあること。そして3つ目は地域住民の理解を得ることである。出前授業やエネルギーパークの見学などを積極的に提供しているのは、3つ目の要素の「理解」を得るためであると思う。九州電力がどのような考えを持って事業を行っているのか、その安全性などを知ってもらうことは、利用者と企業の間の距離を縮め、次の事業への協力をもらう有効な手段であると考える。その姿勢に、一人暮らしで電気を無駄遣いしている自分の生活について、とても考えさせられた。
また、立場が違うとこれほど気づきがあることも知った。今までは学校側の実習で施設見学やフィールドワークに付き添ってきたが、立場が変わり受け入れる側になったとき、学校や児童・生徒がどの様な行動をするのか、どんな姿勢で学ぼうとしているのかがとても気になった。今回の出前授業やエネルギーパークの見学は一番には楽しむことにある。その楽しいと思うことがきっかけになり、エネルギーについて考える機会ができるからである。しかし、楽しければ何をしても良いわけではない。学校の外に出れば団体での行動であり、小学生とはいえ責任を持った行動をすべきである。また、その行動ができていなければ学校、教員、保護者が注意すべきである。それらに気づかされたことは、今後教員をする私にとって大きな課題であり、収穫でもあった。
25時間という短い実習期間ではあったが、今までとまったく違った視点で学校や教育、学級に関わることができ、学べたことがたくさんあったとともに、エネルギーの授業を行っていく教員としての課題も多く見つけることができた。大学生としての気持ちが抜けきれず、九州電力の方々にはご迷惑をおかけしたかと思うが、私のこの企業実習はとても充実したものであったと思う。
最後に、今回私たちの実習を受け入れてくださり、事業に同行させていただいた九州電力の川述課長に厚く御礼申し上げます。 |
←戻る
|
|
トップページへ戻る
|
|