蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

zA4A4さんの記録 2011年10月15日(土)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 野外体験実習(日見小学校)
実施日 2011年10月13日~2011年10月14日 実施時間 実施回数:2回  実施時間:10時間

活動内容の概要
5年生の宿泊学習の引率
・オリエンテーリング
・イニシアティブゲーム
・野外炊飯
・その他活動面や生活面における指導・援助
活動の総括
・「体験」を通した学習について
 宿泊学習では、普段の学校生活では学ぶことができないことを得られるのだと改めて思った。オリエンテーリングで行なった山や森の中を児童数人で地図を頼りに歩き、目的地を目指すという活動はときに危険を伴うものである。実際、グループからはぐれてしまった児童や転んでしまった児童も数人おり、児童に感想を聞いてみると「楽しかった」という気持ちだけではなく「不安だった」「怖かった」という感想を持っていた。しかし、山の中で川を見つけたり、虫や木の実を見つけたりした体験は児童にとって貴重なものだったのではないかと思う。
 野外炊飯のときは、火をおこす作業が予想以上に時間がかかり、児童は試行錯誤していた。普段の生活で、簡単に火やガスが使えるということがどれだけ便利なことかということを感じてくれたことは有意義であった。

・児童の取り組みについて
 児童はグループ内で意見を交わしながら活動を行なっていた。意見のすれ違いで喧嘩になることもしばしばあったが、協力しながら目標の達成に向けて取り組んでいた。自分がしたいことを優先してそれ以外のことを他の児童に押し付けるという場面も見られたが、そのようなときでも注意をする児童がいたのでよかったと思う。
 日見小学校の宿泊学習の目標は『仲間・協力・自然愛』で、児童はその目標を軸に活動をしていた。イニシアティブゲームのビューティフルツリー作りでは、自然のものを使って素晴らしい作品を作り上げた。このような活動で児童が自然と身近に触れ合い、自然の尊さを学ぶことができていた。

・教師の働きかけについて
 リーダー研修に参加した際に、児童の安全を確保することが教師の重要な役割だと感じ、児童を危険から守るためのシュミレーションを頭の中で考えていた。しかし、今回小学校5年生の児童が活動をする中で伴う危険は私がシュミレーションしていたものとは異なることもあった。野外炊飯でなたを使うときは、教師の説明を聞いていても使い方を間違えていたり、周りの状況を確かめずになたを大きく振ることなどもあり、常に目が離せなかった。大人が危険だと予測できることも児童は予測できないことがあるため、頻繁に注意をしたりする必要があった。宿泊学習などのイベントでは特に児童の気持ちが高ぶるため、いつも以上に危険を察知しておかなければいけないと分かった。
 オリエンテーリングのときに、「〇〇番はどこにありますか?」という質問を受けた。そこで、私が「よく周りを見ながら探してごらん」と言うと、児童は相談をしながら周りを見て番号を見つけることができた。そのときの児童がとても嬉しそうな顔をして、「次は〇〇番を探しにいこう」と言っていたのを見て、やはり教師がすぐに答えを出すよりも、ヒントを与えて児童が自分達で考えることが児童の成長に繋がるのだということを実感した。

 宿泊学習は教師にとっても児童にとっても、多くのことを学ぶきっかけになる活動だと思った。ときには危険と直面したり仲間との衝突などがあったりなど、決して楽しいことだけではないが、宿泊学習を終えた児童には成長している点が見られた。みんなで協力することの大切さを知ったという児童が多くおり、教師の立場で参加した私はとても嬉しかった。今回体験した楽しさや喜びを、また他の児童に伝えていきたいと思う。

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