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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島実習 |
実施施設・機関等 壱岐市立八幡小学校 |
| 実施日 2011年10月17日~2011年10月21日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:47.5時間 |
活動内容の概要
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学習支援
講話(校長先生,地域の方,教頭先生)
地域との交流
魚釣り,延縄体験 |
活動の総括
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今回の離島実習で一番学んだことは,教育というのは日本中どこで行っても根本は同じであるということである。目の前にいる子どもに何が必要で,そのために学校が何をすべきなのかというのを考えることが教育なのだと思う。学習指導要領を,「最低基準」に,その地域の特性を考えながら教育の方法を変えていく必要があるのである。
私たちが行った八幡小学校というのは,地域をまき込んだ教育,というよりも地域の子育てに学校側が積極的に参画している教育と言えると思う。地域の行事に学校側が参加する,学校の行事に地域の方々が参加する,当たり前のようだが地域と学校が「子どもを育てる」という共通目的のもと一致団結していたのである。このような学校というものを初めて見たので,最初はとても驚いたがこれほど地域と関わっていると,子どもの実態というものがよく分かると感じた。逆に言えば,このような教育がこの八幡には必要なのだと思う。それを考え具現化している校長先生の行動力には毎日毎日驚かされた。電話や手紙だけで済ますのではなく,実際に足を運んで顔と顔をつきあわせてコミュニケーションをとっていく。教員と言う立場はもちろんのこと,一人の大人一人の町民として地域に溶け込んでいる様子が伺えた。それを繰り返すことによって,お互いの間に信頼関係が生まれていくのだと思う。来年から教員として働く私にとって,この学校,先生方,地域の方と出会えたことは大きな財産である。
校長先生からいただいた言葉で「叱るより悲しめ 褒めるより喜べ」というものがある。小手先の技術よりも,正面から思いっきりぶつかっていく方が子どもに思いが伝わるのである。私は今まで,「叱れない」ことを課題としていたが,それは根本に叱るということが教員の技術であると思っていたからかもしれない。その子のことを本気で思っていれば,その気持ちは子どもに伝わると思う。
このようなあら削りな私だが,最終日にある子からこんなことを言われた。「先生にはいつも笑顔をもらいます。また壱岐に来て笑わせてください。」5日間ではあったが,子どもたちに何か残すことができたのではないか,そしてこれが教員としての自分の強みになるのではないかと感じた。別れのとき,涙が出てこなかった。「またすぐに会える」という思いがどこかにあったのだと思う。しかし,帰りのジェットフォイルの中でふと実習を振り返ったときに,自然と涙がわいてきた。私にとって,この5日間がどれだけ素晴らしく,どれだけ深く心に刻まれていたのかというのを実感させられた。
「八幡に行って本当によかった」今回の実習はこの言葉に全て凝縮されている。 |
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