蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

プーチン541さんの記録 2011年10月2日(日)
体験分野 離島実習 活動の名称 離島実習 実施施設・機関等 対馬市立南陽小学校
実施日 2011年9月20日~2011年9月25日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:34時間

活動内容の概要
・複式教育
・学習支援
・給食
・掃除
・休み時間
・昼休み
・学級活動
・運動会
・職員会議   等…
活動の総括
 対馬市南陽小学校での離島実習において、本当にたくさんのことを学ぶことができた。実習前に作成した計画書に沿って、振り返りたい。

1.地域に果たす学校の役割について
 私が考えていた以上に、南陽小学校と地域の交流は深かった。実習最終日には、秋季大運動会が開催されたのだが、地域と学校とがしっかりと連携し、つくり上げた運動会であった。子ども、先生、地域の方、全ての人が一つ一つの競技に一生懸命で、大きな盛り上がりを見せた。昨年までは南陽小中学校だったため,南陽小学校になり初めて運動会であったので、先生方もみなどうなるのか不安だったようだ。しかし,いざ本番を迎えると学校と地域が一体となった素晴らしい運動会になり,私の心にも深く刻み込まれた運動会となったし、実習生である私たちも地域の方々と一体になれて、本当に嬉しく思う。
 南陽小学校では,日頃から地域の方々の協力のもと沢山の体験活動を行っている。田植えや,椎茸栽培,野菜を育てる,そのような活動を今後も続けていくということは地域の方々の協力なしには為し得ないことに違いない。
 学校と地域の連携というのは、日頃から互いが歩み寄り支えあうことで築いていうものだということを、この実習を通して学ばせてもらった。ここでの学びは、必ずこれからに生かしていきたい。

2.離島地区の子どもについて
 南陽小学校の子どもたちは、囲まれた大自然の中で伸び伸びと元気に育っているようだった。特に感じたこととして、2点あげられる。
 1つ目は、「たてのつながり」が強いということだ。少人数ということもあって、学年全員での活動が多かった。その中で、高学年の子どもが低学年の子どもを優しく導いてあげる場面が多々みられた。低学年の子どもたちも、何か困ったときには優しく教えてくれるお兄さんやお姉さんが周りにたくさんいるので、元気いっぱいに活動に参加できていた。「たてのつながり」が強いことで、学年が上の子どもは思いやりを、そして下の子どもは目標やお手本をもつことができるところが、少人数のよいところだということを学ぶことができた。
 2つ目は、一人ひとりに主役のスポットがあたるということである。運動会では、団長や応援団、準備体操係や指揮の係など、様々な役割があったが、少人数なので全ての子どもにスポットがあたっていた。人数が多い学校ではなかなか難しいことであり、スポットがあたることで子どもは自己肯定感や自信、責任感を育むことができると私は考える。選ばれた子どもだけではなく、全ての子どもが主役になれることもまた、少人数のよさだと思う。

3.複式教育について
 この実習の中で、複式学級で授業を沢山見せていただいた。今までに複式の授業を何度か観察したり、講義の中で学んだりはしていたが、実際に実施したことはなかったので、とてもいい経験となった。想像していたよりも大変だと言うのが率直な感想である。教材研究の段階でも2学年分の教材研究をしなければならないので、多くの時間を要する。授業においても、時間配分や活動内容、子どもが手持無沙汰にならないような間接指導の工夫など、単式学級での授業以上に配慮すべき点が多くあり、大変だと感じた。まだまだ勉強が必要であることを実感した。これから大学に戻り、教材研究について学び続けたい。

以上が主な学びである。4日間、先生として学校生活に携わらせていただき、教師という仕事の大変さ、そして面白さを感じた。運動会で先生方は通常時よりも忙しそうであったが、その姿はとてもイキイキとしていらっしゃった。そのような先生方の姿を見て、私も改めて教師を目指す決意を固めた。きっと、私が学んだ以上に大変なことももっとあると思うが、子どもの笑顔や成長が何よりのパワーとなる素敵な職業であると私は考える。将来出会う子どもたちのために、「人」としての魅力をもっと磨いていきたい。

運動会というお忙しい時期に、私たちの実習が実りあるものとなるようにご指導してくださった先生方、素晴らしい思い出を作ってくれた子どもたちに心から感謝をしたい。対馬市立南陽小学校での学びを、必ずこれからに生かしていきたい。本当にありがとうございました。

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