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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 豊小学校 |
実施施設・機関等 対馬市立豊小学校 |
| 実施日 2011年9月21日~2011年9月28日 |
実施時間 実施回数:4回 実施時間:32時間 |
活動内容の概要
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朝の会
1校時
2校時
業間
3校時
4校時
給食
昼休み
清掃
5校時
6校時
帰りの会
*運動会 |
活動の総括
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今回、豊小学校で実習をさせていただくにあたって、以下の二つのことについて考えながら取り組みました。
① 島の生活に触れることを通し、五感全部を使って感じるということ
対馬という地を訪れるのは、今回が初めてです。『対馬は韓国に近くて、魚介類がおいしくて、自然が豊かな所』という具合に、私の知っている対馬の情報は大変乏しいもので、もっとしっかり調べておくべきだったと思います。しかし、民宿の方々や先生方、そして子ども達にたくさん対馬のいいところを教えてもらうことができました。
空港に降り立ったときの、澄んだ空気。同じ長崎県でも、海を間に挟むことでこんなにも気候は違うということに驚きました。夜眺める空にはくっきりと星が見え、また野生の鹿や猪が道路の脇で草を食んでいる姿も見られました。
また、子ども達は休日の遊びとして釣りと行うこともしばしばで、どのような魚が泳いでおり、それをどのように釣るか、また魚の身体の仕組みはどうなっているのか、と言う風に自ら自然に学んでいました。民宿では地域で獲れた魚をいただき、地産地消や旬の魚を食べることは当たり前でした。
対馬の家庭に滞在させていただいたことで、島に生きる人々の生活をじっくり体験することができました。中に入るからこそ、分かることがあり、中に入らないと分からないことのほうが多いということが良くわかりました。
② 学校と地域、家庭との関わりの様子をしっかり参加・観察し、自ら進んで対馬・豊小学校の中に入っていくということ
7泊8日の期間、豊小学校の近くにある民宿に滞在させていただきました。民宿に滞在すること自体が初めての体験だったのですが、小学校に在籍中の子どもさんのいる家庭であったこともあり、保護者と学校、家庭での子ども達の様子をしっかり学ぶことができました。運動会前後の週に実習だったため、学校や家庭だけでなく、地域の姿もじっくり感じることができたと思います。
運動会では子どものいる家庭だけの参加に限らず、地域の方々も積極的に参加されており、豊地区全体で盛り上げようという雰囲気がしっかりできていることに気づきました。学校があるだけで、その地域が活気付く。子どもの声が聞こえることで、町が明るくなる。よく耳にする言葉ですが、改めて地域に学校があることの意義を学びました。
休日には、子ども達が釣りをしたり、公園に集まってみんなで遊んだりする中に、私たち実習生も入っていたのですが、やはり中に入らないと分からないことはたくさんあるということにも気づくことができました。遊びの中でも、子ども達はしっかり仲間作りをすることができていました。ご両親の職業柄、転入・転校の多い地域でもあるのですが、人数が少ないからこそ子ども達はみんなで遊ぶことの楽しさや、仲間の大切さを自ら学んでいるのではないかと思います。遊びで釣りをすることに関しても、自分の親の仕事をよく知り、理解しているからこそできることなのではないでしょうか。対馬・豊で育つ子ども達、またそれを温かく広く見守る保護者、地域の方々の力強さをしっかり体験し、感じることができました。
約1週間という短い期間ではありましたが、島で生活するということや、島での教育に必要なことをたくさん学ぶことができました。教材を作るにしても、行事を進めるにしても人数が少ないというハンディがあることは確かです。また、教材を急遽必要とする場合や体長が悪く病院に連れて行かなければならない場合に大変時間がかかるという面もあります。しかし、豊小学校の先生方が大変工夫して教育活動を行っていらっしゃるのを見て、教師は常に先を見て動かなければならないということ、初心を忘れてはならないということについて改めて考えました。
私の故郷鹿児島県にも、多くの島が存在します。島の数だけ地域があり、家庭があり、子どもたちがいます。そして学校があります。豊小学校で学んだことを活かせるよう、常に心がけていこうと思います。
最後になりましたが、お忙しい中私たちのためにご指導、ご協力いただいた豊小学校の先生方、温かく接してくださった保護者のみなさん、地域の方々、そして最後まで大きく手を振って見送ってくれた豊の子どもたちに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。 |
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