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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島実習 |
実施施設・機関等 対馬市立小綱小学校 |
| 実施日 2011年10月17日~2011年10月21日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:42.5時間 |
活動内容の概要
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・子どもたちと共に登校
・朝ボランティア
・朝運動
・学習指導
・給食指導
・休み時間の指導
・清掃指導
・つなっこ祭りの準備、練習の指導
・下校指導 |
活動の総括
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私はこの離島実習で主に次の2つのことに注目して学ぶこととしていた。一つは小規模校・複式学級の特徴と工夫点、もう一つは地域の教育力である。この二つはもちろんのこと、そのほかにも今回の実習で多くのことを学ぶことができた。順に示していきたい。
1、小規模校・複式学級の特徴
小綱小学校は1・2年生が単式学級、3・4年生、5・6年生は複式学級で構成されており、全校児童22名の学校である。ほとんどの子どもたちが保育園の年頃から一緒に育ってきており、年齢・性別の壁もなく、全員で学び、全員で遊んでいるという印象を受けた。
少人数であるため、先生方も一人ひとりの子どもたちに目が行き届いており、子どもと教師の距離がいっそう近く感じられた。このような環境は子どもたちにとっても先生方にとってもストレスの少ない、良い環境であるように見えた。子どもたちと教師との距離が近い、と言っても、子どもたちは先生方に対して礼儀やマナーを身に付けていることには感心した。挨拶や言葉遣い等、低学年の子どもたちも徹底しており、指導の熱心さが伺えた。しかし一方で、人数が少ないが故に、子どもたちの話題が限られたものになってしまっていること、語彙が少ないことが気になった。人数が少ない分、人間関係も限られたものになってしまうため、子どもたちが得る情報量が極端に少ないように考えられる。その分、教師がさまざまな情報を提供し、子どもたちの話題作りのきっかけになれれば、と思った。その他さまざまなデメリットを解消するために、授業以外の活動を全校児童で行うような工夫がなされていた。また、班を縦割り班にすることで、子どもたちの縦の人間関係作りを手助けする工夫がなされていた。
2、地域の教育力
実習させていただいた1週間は、つなっこ祭り(校内の文化祭)の1週間前ということもあり、祭りの準備や練習に携わることができる貴重な機会であった。特に、実習中日に5・6年生の子どもたちと一緒にチラシ配りを行った際に強く実感した。地域の方々が子どもたちに暖かい言葉をかけてくださり、子どもたちも積極的に地域の方々とコミュニケーションを図っていた。子どもたちのコミュニケーション能力が低下している現代、このような環境は理想的だと思った。また、つなっこ祭りの催しも、地域の人々が出店するコーナーがあったり、地域の人々と一緒に竹馬作りをする企画等があり、学校が自然に地域の中に入り込んでいるように感じられた。子どもたちの何気ない会話からも、地域の人々とのふれあいが感じられ、どの地域にもこのような関係作りができればな、と思った。
3、その他
小綱小学校の子どもたちは全体的に優しく、温和な子どもたちが多いように感じられたが、中には少人数ならではの人間関係に悩んでいたり、家庭環境が複雑であったりと、小さな学校でも子どもたちはさまざまな悩みやストレスの中で生活している。それは、学校の規模や地域によって特色は異なるものの、決してなくなる問題ではない。その学校の子どもたちの実態に応じて適切な手だてを行う、という点では大規模校も小規模校も変わらないと感じた。
今回の離島実習で教育の専門的な学びだけでなく、人の温かさにも多く触れることができた。この感謝の気持ちを忘れずに、4月からの教員生活に生かしていきたいと思う。 |
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