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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島実習 |
実施施設・機関等 対馬市立豆酘小学校 |
| 実施日 2011年9月12日~2011年9月19日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:45時間 |
活動内容の概要
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・学習支援
・環境整備
・運動会の準備、会場設営、競技の補助
・給食、掃除指導
・休み時間に子どもたちと遊ぶ |
活動の総括
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私は今回の離島実習で地域と学校のつながりに視点をおいていた。地域と学校のつながりは、私が想像していた以上に強く、地域にとって学校とは大きな役目をはたしているのだと実感することができた。そのつながりや地域性について私が学んだことは3つある。1つ目は、地域の異年齢交流である。この地域では縦社会が根強く残っていることもあり、幼いころから縦社会の中で育っている。その日常から、子どもたちは低学年から上手に敬語を使うことができる。また、少人数であるため全校生徒で動くことが多い。そのため、高学年の児童は低学年に指示を出したり、低学年は高学年の指示に従うなど各学年の役割がみられた。この関係は、昼休みなどに遊ぶときも同じだった。小規模校の子どもたちは、教師が手だてをしなくても異年齢交流をする環境があるのだと感じた。この子どもたちの関係をみていて、異年齢交流が子どもたちにとても大切であると実感した。だからこそ、小規模校でない学校では教師がその手立てをして、交流する機会を与えていく必要があると思った。
次に、保護者についてである。保護者の方は、学校の行事に対してとても協力的であると感じた。運動会の準備は子どもたちだけでは、手が足りないので平日にもかかわらず、たくさんの方が手伝いにみえた。また、教師との距離もとても近く、子どもたちについての相談や学校の運営などに対する意見なども、教師にすぐ伝えられる関係だった。これは、教師と保護者が学校だけでなく、懇親会などで話す機会がとても多いからである。その教師と保護者の関係をみて、共にこどもを育てたいという気持ちがみえた。しかし一方で、学習に対してのニーズが低いということも分かった。保護者のニーズは地域によって異なるのもであると、改めて感じさせられた。そのようなニーズを教師もしっかりと把握しながら、保護者と共に子ふどもを育てていく姿勢を持ち続けたい。
最後に、地域と子どもたちについてである。この実習の期間中、私は子どもたちとたくさん遊んだ。放課後も一緒に遊んだりして、子どもたちの日常に少しでも近づくようにした。そのように子どもたちと一緒に過ごしていると、たくさんの地域の方に出逢った。地域の方は、みんな子どもたちの名前を知ってて、見つけると「どこいくと?」と声をかける。こんな風景が今の地域にはなくなってしまったのだと感じた。この地域で子どもたちを育てるということが子どもたちの成長には大切なのではないだろうか。子どもたちは、日ごろ地域の方にお世話になっているので、地域の方への思いや地域を愛する心を持っている。学校でも、地域の伝統の踊りを子どもたちに教えるなどの地域の伝統を受け継ぐ活動もあり、多くの子ども達が参加していた。この地域と学校、そして家庭の3つで子どもたちを育てていくために、学校が中心となりきっかけを与えていく必要があると思う。そして、この小学校のような地域と学校の関係を多くの学校で実践できるようになればいいなと思う。
この1週間の実習を通して、地域、学校、家庭の連携がどれだけ大切かということ、また子どもたちに生活や日常が学校生活や子どもたちの力や能力にどれだけかかわっているのかを実感することができた。また、「生きる力」を育むことのヒントは、離島の生活にたくさん隠れていると感じた。このたくさんの経験を生かし、少しでも多くの子どもたちに伝えていきたい。また、小規模校の課題についてもこれから考えていきたい。 |
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