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蓄積型体験学習詳細
| kanae1217さんの記録 |
2012年2月10日(金) |
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 学習支援 |
実施施設・機関等 対馬市立西小学校 |
| 実施日 2011年9月12日~2011年9月18日 |
実施時間 実施回数:6回 実施時間:45.5時間 |
活動内容の概要
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夏休みが明けたばかりの小学校では、一週間後に控えた小学校中学校合同の運動会にむけ、児童らが暑い中猛練習に取り組んでいた。当日の会場である中学校のグラウンドでの練習や、中学生との合同練習も多かったため、通常授業も体育に変更されることがあった。複式学級も含め、一日一クラスずつ観察に入らせてもらったが、体育以外の教科の授業を見られたのは各クラス一回程度であったため、体育以外の通常授業と運動会に向けた取り組みの二つの視点から活動を振り返ろうと思う。
第一に通常授業について。全校生徒47名、一学年10名以下のクラスもあり、2・3年生と4・5年生は複式学級である。少人数学校の現場を見たのは初めてだったので、驚きの連続であった。休み時間はもちろん、授業中も教師と児童の距離が本当に近い。この小学校でも、通信教育や習い事に通う児童もいるため理解度も進度も本当にバラバラである。個を見るということは、人数が少ないほどやりやすいのではないかという今までの自分の考えを改めさせられた。
複式学級については、人数の関係で2・3年生と4・5年生という区切りしかできないということであった。教科を考えると適切とはいえない分け方である。案の定、先生方も思うように授業や運営ができずにいるとおっしゃっていた。法で定められた数字のしばりには疑問を抱かざるを得ない。地域の方をアシスタントとして招いて授業をすることもあるということで、その場合のマニュアルも用意されていた。複式学級担任の先生もおっしゃっていたが、附属小学校のようないわば「つくられた」複式学級のように生徒自身が授業の軸になる体制が整えば理想だが、現状ではそれは非常に難しい。離島の教育現場では、まだ満足な教育ができない状況にあると感じさせられた。
第二に、運動会に向けた取り組みについて。中学生と合同の運動会ではあるものの、西小学校の卒業生はほとんどが西中学校へ進学するため、小学生も中学生も本当に仲が良く、楽しい雰囲気が絶えなかった。中学生が小学生のお手本になる、高学年が低学年をひっぱる。当たり前なことのように聞こえるが、互いを大切にしようとする気持ちや、信頼する気持ちがなければできることではない。9月に入って急ピッチですすめられた運動会の練習と準備は、楽しいことばかりではなかっただろう。しかしそれ以上に、みんなでひとつのものをつくりあげるという達成感や充実感、学校の友だちと一緒に取り組むことが楽しいと思える素直な気持ちが、子どもたちの中に溢れていたように思う。
運動会には保育園の子どもたちの参加競技や地区別の競技もあるので、保・小・中・地域という本当に大規模な行事であった。今回は天候のせいもあり、普段は見ることができないような場面にもたくさん出会うことができ、本当に貴重な経験をさせてもらったと感謝の気持ちでいっぱいである。 |
活動の総括
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何もかもが初めてで、不安でいっぱいだった実習初日であったが、子どもたちの期待いっぱいの表情で私の自己紹介を聞いてくれている姿を見て、本当に頑張ろうという前向きな気持ちになった。事前指導でも、地域一体となった教育や離島という場所での教育現場に触れられることが特色であるということを聞いていたので、運動会という一大行事に関わることができるというのはとても喜ばしいことだった。中学校との合同実施であったため、中学生や中学校の先生方ともたくさんお話する機会を持つことができた。運動会当日の夜は、地域のみなさんと一緒になって子どもたちを見守るという構図を身をもって体験することができた。先生方と保護者のみなさんとの打ち上げにも参加させていただき、保護者の方々ともたくさん話をすることができ、暖かい言葉をたくさんいただいた。
お忙しい中ご指導くださった先生方、私たちを毎日笑顔で出迎えてくれた子どもたち、暖かく見守ってくださった保護者のみなさんに心から感謝したい。先生になったら、絶対にこの対馬にかえってきてくださいねという言葉が、本当に嬉しくてたまらなかった。教師として子どもたちや保護者の方と接すること、教育の場にたつということが、簡単ではないということ、しかしそれ以上に教師というものがどれだけ素晴らしいものなのかということを改めて感じた。お世話になった先生方のように、子どもたちの笑顔をたくさん引き出せるような教師に自分もなりたいと強く思った。 |
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