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蓄積型体験学習詳細
| funi1212さんの記録 |
2011年11月1日(火) |
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習(特別支援学級の補助) |
実施施設・機関等 長崎市立 桜馬場中学校 |
| 実施日 2011年5月12日~2011年10月25日 |
実施時間 実施回数:9回 実施時間:60時間 |
活動内容の概要
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特別支援学級生徒らへの学習支援の補助
・主に学級にて授業を受ける生徒への支援
・授業内で遅れがあったり補助が必要な生徒への個別支援
・校外での特別支援学級同士の交流学級の補助
・給食、掃除などの学級活動の手伝い |
活動の総括
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この学習支援実習を通して、私は特別支援学級の生徒らへの理解を深めることができたことが大きな成果の1つであると思う。実習前の目標でも書いたように、私は特別支援学級の生徒らと接し関わりを持ったことは中学生のころに少しあったのみで、特別支援学級がどのようなところで、どうしてそこで勉強しているのかということすらよくわからなかった。しかし、この実習で生徒らを見る中ではじめに感じたのは、生徒らの素直さ、感性の鋭さといった個性の強さであった。M君はよく絵を描いており、その絵は自分の身の回りの物をイラスト、キャラクター化したもので、彼のセンスは美術をしている私も驚かされるほどであった。また皆それぞれこだわりがありH君やK君の電車への興味が強く、車種や時刻表、路線などの知識量はすごい。Y君やNさんは音楽的な感性が強い。
10月11日の音楽の授業では替え歌で皆が好きなモノを歌詞にして振り付けを行うというものであったが、この時の生徒らの様子は皆生き生きと歌ったり振り付けを演じたりするのを楽しんでおり、その子供のような純粋な楽しむ感性が残っていることが印象的であった。それは、みな主観性が強く、自分の世界観が強いためともいえるが、そのような特徴が良い意味で生かされており、そのようなものをお互いに大切にし合うような教育がなされているのだと感じた。
6月ごろに他の学級のO君が来たことがあったが、その時の彼は、どこか安心し居心地の良さを感じているようであった。それは、先述した互いに個性が強くそれを生かしあう空間に彼が居場所を感じたからなのではないかと思う。
しかし、そのようなそれぞれの特徴が良いものとして個性として生きることもあれば、未熟な面が出てしまい学校生活や友達関係に支障をきたしてしまうようなことも多々あった。理解力の問題で授業の内容についていくことができないなどのこともあったが、特によく目につき気になったのが、自分の中での決まりやルールの意識が強くあり、それによって融通が利かずに授業をする気持ちが失せたり言い訳をしたりしてしまうことが、Y君やN君にあった。また、理解力の問題や主観性の強さなどから、友達や先生から何か言われたときにそれを「自分を嫌い強く非難しているものだ」というふうにとらえてしまう問題が、K君やH君、によく見られた。
私は初めそのような問題が起こった時に、彼らへの理解や共感をどこまですべきかを悩み、うまく接することができなかった。
5月19日の実習の最後6限目にK君に対して「先生に甘えるな」と厳しくしかられたという経験があったが、このとき私は彼の持っているルールに付き合って一緒に体育館に待っていてしまった。しかし、今思い返してみると、K君は自分の世界観(新幹線などへの興味)を受け入れてくれる先生ができたことがうれしく、わがままにもつきあってくれるうれしさと甘えがあったと感じる。生徒への理解は必要だが、共感だけで生徒にさせるべきことをさせないのはいけないと痛切に感じた。卒業後に社会に出て企業などで働くためには、守らなければいけないルールはしっかり守れるよう厳しく指導し、その習慣を身に着けさせる必要があると感じた。
実習全体を通して、先生方の生徒らに対する、彼らの個性への理解、受け入れようとする力や、時として厳しくしかろうとする姿勢から、生徒らが生き生きとし、着実に成長をしてほしいという深い愛情が感じられた。私自身も、正直初めて会ったときは驚くことが多く壁を感じてしまうことがあったが、半年を経て生徒らのへの理解が深まり受け入れることや指導などが必要なことが気兼ねなく生徒に伝えられるようになったように思う。非常に大まかな総括になるが、生徒への理解を深めたり、将来を思い時として厳しく指導したりするためには、生徒のことを正確に知り、彼らと関わる中で適切な接し方を学んでいく必要があると感じた。 |
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