蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

カイバラさんの記録 2012年9月17日(月)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 大園小学校
実施日 2012年5月10日~2012年6月26日 実施時間 実施回数:8回  実施時間:63時間

活動内容の概要
学習支援
教材づくり
活動の総括
私は大園小学校の第3学年において実習を行った。まず学校の雰囲気は、学校内では元気なあいさつの声が飛び交っており、とても明るい雰囲気の学校だった。私が配当された第3学年は男の子も女の子も活発な子どもが多い印象を受けた。
8回の自習を通しての子どもたちの実態把握を述べていく。まずコミュニケーションに関してはこの学年の子どもたちは付属小の3年生と同じように、多くの子が、自ら私とコミュニケーションをとろうとしていた。話す内容は好きなことや、興味のあることで、最近のアニメやゲームについてはあまり知らなかったので、すぐに会話が終わってしまうことがあった。子どもたちとのコミュニケーションを豊かにするために今の子どもが何について感心を持っているかを理解しておく必要があると感じた。
大園小の特別支援学級に関しては、支援を必要とする児童は第三学年に一人いて朝と帰りのホームルーム、体育の時間などの特定の時間に通常学級に参加する形だった。体育の授業で特別支援学級のA君に対して他の児童は、ルールなどを分かりやすく説明し、「すごい!」などの声かけをしている姿が多く見られた。教師は学級担任と特別支援学級の先生の二人体制をとおっており、特別支援学級の先生はA君につきっきりで、担任が言った言葉をかみ砕き、ジェスチャーなどで伝えていた。学級担任は他の児童との関わりを見守る中で、時々A君に声かけを行っていた。
また第3学年には通常学級の中に1、2名授業中に席を立ち教室を飛び出す、いきなり物を投げる、ストレスがたまった時に他の児童や教師にあたってしまうなどの行為がみられる児童がいた。またそのような児童達はそれぞれに強い興味を持つものあり、コミュニケーションをとる際にはその子の興味に則した話題で話すと徐々に心を開いてくれた。このような子どもたちと接する中で一番大切なことは、その子に“居場所”や“安心感”を与えることだと感じた。これは他の児童にも共通して言えることだが、上記のような行動を起こす子どもたちは、他の児童から距離を置かれる可能性があるので特に注意が必要だろう。しかし、大園小の第3学年の子どもたちは教師が言わずとも、皆寛容な態度をとっていて、子どもたちの純粋な優しさを感じることができた。
次に今回の実習で学んだ教師の資質について述べていく。まず、先生方の指導の様子を観察して思ったことは、教師の指導は子どもの将来を見据えたものであることが大切だと感じた。感情に流されるのではなく、その子にとってどのような指導をすれば良いのかを冷静に考えることが大切だと感じた。またどこが悪かったのかを教師が言う場合と、子どもたち自身に考えさせる時間を作る場合の使い分けがされていて、状況に応じた指導がなされていた。ほめる場合は具体的にどこが良かったのかを子どもたちにフィードバックをし、良い行動が学級内に広がっていくような工夫がされていた。
授業中の工夫では、主に体育の授業を見させてもらったのだが、体育は身体能力などの差が出るのでルールなどを工夫してみんなが楽しく参加できるようになっていた。ルールは教師が決めるのではなく、子どもたち自身に考えさせることのより、能動的にルールの意義をつかませていた。
また、今回の自習では教材作りやプリント印刷などの機会も与えてもらいとても貴重な体験となった。直接児童に関わらないことが、児童の学び、成長につながっていることが実感できた。
急に教室を飛び出す、他の児童や教師をたたくなどの行動をする児童に対しては、担任だけが対応するのではなく、学級がまた学校全体がサポートして育てていく体制が取られていた。そのためには教師同士の綿密な情報交換が大切であり、また学校が団結して児童一人ひとりを育てていくという意識を教師一人ひとりが持つ必要があると感じた。短い時間だったが教師にとって大切な心構えや、学校というものを以前より知ることができとても良い経験となった。

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