蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

よしふみさんの記録 2008年11月20日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 特別支援学級における学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 桜町小学校
実施日 2008年5月9日~2008年11月14日 実施時間 実施回数:20回  実施時間:60時間

活動内容の概要
・日常生活支援 (トイレ、手洗い、給食、教室の移動等で、必要に応じて支援を行う。)
・学習支援 (国語、算数、ハローイングリッシュ、生活単元学習、自立活動等で、担当教師の指導に合わせて学習支援を行う。)
・交流学級での活動支援 (朝の会や音楽、体育等の授業のため交流学級へ移動する際の支援を行う。また、交流学級での活動を見守り、必要に応じて支援を行う。)
・遊びの場での支援 (中休み等、休み時間に児童と一緒に遊び、児童が楽しめるよう支援を行う。児童と積極的に関わりをもち、コミュニケーションをとって児童の実態把握に繋げるだけでなく、ルールや安全管理の面において支援を行う。)
活動の総括
 私は学習支援実習を行うにあたって、今までにまだ参加観察や実習の経験がない特別支援学級で学習支援を行いながら特別支援学級ならではの学級経営の仕方や方針について学びたい、という思いが強かったため、今回桜町小学校のさくら学級で学習支援を行い、それらを知ることが出来て本当に良かったと思う。
 さくら学級の児童の実態を知る中で、児童数は1年生から5年生までの計13名であり、その多さと市内各地から通学しているということに驚いた。また一番驚いたことは障害の種類が知的障害・情緒障害・肢体不自由と様々であることである。特別支援学校でも知的障害や情緒障害と肢体不自由とでは、その種別によって分かれているのに、さくら学級では様々な障害をもった児童が一つの空間で一緒に活動を行うことが出来ている。様々な設備や環境や教育活動の充実が、そのような学級経営を可能にしていることが分かった。担当教師の人数は、学級担任一人だけでなく、特別支援員や介助員がほぼ毎日一緒に支援にあたっていて、常に児童全員に目が行き届くようになっている。トランポリン等の遊具やプレイルームの設置は、児童が楽しく遊べるだけでなく、広い空間の中で思いっきり身体を動かしたり歩行訓練をしたりすることで、情緒の安定や身体の発達の促進に結びついている。さくら学級内だけでなく学校全体を見ても、車椅子を必要とする児童のために玄関やエレベーター等がバリアフリー化されていたり、交流学級での活動の機会が多いことで教師や児童と頻繁に関わることが出来ていたりと、学校全体で児童を見守り、支援していこうという体制が整っているように感じた。
 このような方針の中で学習支援を行いながら児童と関わったり先生方の支援の仕方を見ていけたことは、障害に対する知識や理解を深めたり、支援方法を身に付けるという点で、大変勉強になった。特に私は今まで肢体不自由の児童と触れ合う機会がなかったので、その子の実態や車椅子の仕組みや正しい介助の仕方を知ることが出来たこと、また車椅子を押したり一緒に遊ぶ中で日常生活中の苦労や楽しみといったニーズを知ることが出来たことは、今後教育福祉の仕事に携わっていきたい自分にとって大変意味の有るものになった。
 今回の実習で私は、「客観的視点から児童の実態を把握する力を身に付ける」ということを目標の一つとしていた。そのため、児童との直接的な関わりだけでなく、授業や日常生活の様子を少し距離をおいて観察する時間もつくっていた。また、先生方に何から何まで支援の仕方を聞くのではなく、特に留意すべき点以外はなるべく先生方の声かけや動きを見て、そこから支援の仕方や、どこまで支援をしてどこからは児童の課題として与えているかといった支援の範囲を読み取り、なぜそうしているのかというその意図を考えながら自分でも実践していこうという事を心掛けていた。しかし、その結果、先生方とのコミュニケーションや児童の情報交換をすることが不足してしまったように感じる。先生方の児童との接し方を見て、支援の仕方や範囲、またその意図を考えたのであれば、それを自己解決で終わらせるのではなく、その後でしっかりと先生方に確認し、支援の仕方や方針を明確に知る必要があったと思う。また、先生方の連携がさくら学級の教育活動の充実に繋がっていたので、自分も受身で指示を待つのではなく、その連携にもっと積極的に加っていくべきだったとも思う。
 今回の実習での反省点はそういった「報告・連絡・相談」が不十分であった点だと考える。私はこれからまだ他の実習も控えているので、そういった場面で今回の反省をしっかりと活かしていきたいと思う。また、毎回笑顔と元気を与えてくれたさくら学級の子ども達とは、これからも行事の参観などをすることで是非関わっていきたいと思っている。

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