蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

AyB74さんの記録 2012年12月13日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 時津町立 時津北小学校
実施日 2012年5月18日~2012年12月6日 実施時間 実施回数:11回  実施時間:20時間

活動内容の概要
●授業に入って机間指導・観察
●給食指導
●運動会、研究発表会、餅つきなどの学校行事の設営・運営などのお手伝い
●放課後の陸上部の練習
●休み時間・昼休み等における子どもたちとの交流
活動の総括
 一年間蓄積型体験学習として実習をさせて頂き、本当に有難うございました。時津北小の先生方、子どもたちから授業、給食時間、休み時間、放課後などを通して本当に多くのことを教えて頂きました。素敵な先生方、子どもたちとの出会いを通して、より一層小学校の教師になりたいという気持ちが強まりました。以下に、計画書で述べていた目標の三つの観点から、今回の実習を振り返りました。

1、積極的に子どもと触れ合い、信頼関係を築く について
 今回はこれまでの反省を生かし、自分から積極的に子どもたちと関わりを持とうと心に決め、実習に励んだ。子どもたちもそれに応えてくれるかのように、一緒にたくさん会話をしたり、運動したりすることができた。毎回異なる学年・クラスに入ったのだが、子どもたちの名前を覚えようと努力し、その日の担当でない子どもたちにもどんどん話しかけ、子どもたちも私の名前を覚えていてくれて、たくさんお話することができた。子どもたちは本当に元気で明るく、活発な子どもたちばかりであった。掃除をしていると進んで助けてくれたりと、心優しい素直な子どもたちばかりで本当に毎回の実習で会えるのがとても楽しみだった。特に体育指定校ということもあり、運動を通じて子どもたちとコミュニケーションをとれたことが多かったように感じる。10月からほとんど毎回放課後は、陸上部の練習に参加させて頂いた。子どもたちは私が練習に行くのをいつも歓迎してくれて、かけっこの競争を一緒にしたりして、すぐに仲を深めることができた。私自身、大好きな子どもたちと大好きな運動をすることができ、これほど幸せなことはなかった。陸上部の練習だけでなく、青空ランニングや休み時間、一緒に遊んだり、運動したり、そうしたことを通してたくさんの子どもたちと関わることができた。特に陸上部の子どもたちは校内で会っても「今日練習来る?」とか「今日も競争しよう!」とか声を掛けてくれて、本当に嬉しかった。陸上部では、学年の異なる子どもたちが仲良く、一生懸命、そして楽しく一緒に運動している姿がとても印象的でいいなと思った。学年が上の子はしっかり下の子の面倒を見ていて、下の子どもたちは上の子をお兄ちゃん・お姉ちゃんのように慕っていた。その姿を見て、学年の壁を越えた関わり合いの素晴らしさを感じ、とても心温まるようだった。積極的に名前を呼び、関わることはもちろん、その子がどのようなことが好きか、とかどんな特技を持っている、などということも頭にいれるようにし、そうしたことに関連した声掛けも心掛けた。その分、子どもたちも私を慕ってくれて、信頼関係は築けたのではないかと思う。本当に私を受け入れてくれた、北小のすべての子どもたちに感謝の気持ちでいっぱいです。

2、児童への適切な支援・指導の方法を学ぶ について
 今回、学習支援として実習をさせていただいたが、実際に授業ではお役に立てず申し訳ない気持ちでいっぱいだ。しかし、先生方の支援や指導の仕方から学ぶものが多くあった。子どもたちの疑問を導入で引き出し、それについて既習事項を踏まえた声掛けやヒントを与えておられた。私もそれを見て、自分なりに子どもたちに答えを教えるのではなく、発問をいくつか投げかけたりしてみた。子どもがそれで解決でき、それを発表してみんなに認められ、その子と目が合ったときの嬉しそうな表情をみたそのとき、本当に何とも言えない嬉しい気持ちになった。子どもたちが自分たちで解決できるような声掛け・ヒントを与え、子どもたちが充実感を感じることのできる授業を展開できたら、このような子どもたちの笑顔が見れるのだ、という風に感じ、先生方の声掛けの技術などは本当に素晴らしいということを改めて感じた。授業は全体的にとても活発で、子どもたちが主体的に学習できるような環境・雰囲気が工夫して作られていた。また、効果的な発問が投げかけられており、子どもたちは進んで学習していた。低学年の授業では、それに加えて視覚的な教材や授業内の活動が工夫されていた。様々な学年の授業を見ることができたからこそ、それぞれの発達段階に応じてどのような授業の内容、声掛け、指導の仕方が工夫されているのかということを感じ取ることができた。
また、クラスの実態に応じた子どもたちへの教育の仕方、という部分について考えさせられた。私はこれまで、クラスの子どもたちの実態に応じた話し方や注意の仕方、というものを考えたことがほとんどなく、すべての子どもたちに対して持前の明るさと元気で大きな声で指導などにあたっていた。しかし、今回自分の指導のスタイルというものを、担任になった際には子どもたちの実態に応じて変える必要がある、ということを学んだ。すべては子どもたちのためである、そのため子どもたちが一体どういう特性を持っているのかを早々に理解し、大きな声で逐一うるさく注意するのがいいのか、それとも静かに語りかけるように落ち着いたクラスの雰囲気を作るのか、ということを考え、自分の指導の在り方を子どもたちのために変えなければならないということに気づかされた。どの方法が一番子どもたちにとって効果的なのか、それを見つけることは本当に難しいと思うし、ましてや自分のスタイルを変えることはそう簡単にできることではないと思う。しかし、子どもたちにとって何が一番良いのかを考えるのが教師の使命であるのだということに改めて気づかされた。今まであまり考えたことがなかったことであったために、とても納得させられた。そうしたクラスの実態を伝え、私に教えてくださった先生方に本当に感謝しています。
また、特に体育の授業では、研究を盛んにされていた先生方の指導法や体育の授業のとらえ方は非常に勉強になった。今、私は大学で体育の授業のあり方についての講義を受けており、体育の授業の深さというものに最近気づき始めた。そんな時に北小の研究発表会や授業を拝見させていただくなかで、より一層体育の魅力というものに気づくことができた。ICT機器の有効的な使い方や、課題解決のための器具の工夫、また、子どもたちへの声掛け・指導の仕方・導き方など、座学では学べない実践についての部分を学校の講義と併せて学ぶことができ、本当に勉強になった。正直これまでは私が受けてきた体育の授業を考えると、体育=遊びというイメージしかなかった。しかし、大学の講義と、この北小での経験を通じて体育に対する考え方が大きく変わり、体育の授業の素晴らしさを痛感することができ、体育を通じての子どもたちの成長、という部分に非常に興味を持った。研究発表会という貴重な機会に参加させて頂き、本当に有難うございました。


3、小学校外国語活動についての理解を深める
 最後に一度だけ、四年生の外国語活動を見させて頂いた。子どもたち一人ひとりがALTにとても興味を持っているようで、楽しそうに活動していた。子どもたち同士の会話練習というよりも、ALTとの会話をするというところに非常に反応している様子だった。そして、英語の音に触れることも大切だと思うが、何よりも異文化についての理解を深めるという点で外国語活動は非常に有効であるという見方を、この授業を通して持つようになった。今回見させて頂いた授業の最後に、ALTの先生が「あいさつ、お礼、これが英語で言えたらすぐに外国人の友達はできるよ!」などと言っておられた。その振り返りとして担任の先生が「それは日本でも同じことだよね。」、とまとめておられた。子どもたちも非常に納得した様子で、反応していた。日本とアメリカ、その他の国もすべてはつながっている、世界はつながっているのだということを子どもたちに伝えられたら、それは外国語活動として大成功なのではないかという考え方を、この授業を通して持つことができた。英語に対して小学生の頃から苦手意識を持つのではないか、といった小学校外国語活動に対して批判的な意見もよく聞くが、子どもたちは簡単で学びやすい英語に慣れ親しみ、授業の本質としては異文化を理解するということがあれば、それは小学校からどんどん推進して良いのではないかと思った。一学年しか見ていないために、子どもたち全員が外国語活動を好きで、積極的に取り組んでいるとはっきり言える訳ではないが、少なくとも四年生の子どもたちはALTの先生がまとめるのが大変なくらいにたくさん発言して、主体的に取り組んでいた。苦手意識を持ってしまうような内容ではなく、子どもたちが使える最も簡単な生きた英語、これを担任とALTが連携して話し合い、教えていけば子どもたちも楽しく活動できるのだと感じた。


 今回実習を通して、この三つの目標を達成できたのは先生方、子どもたちのおかげです。大学の講義だけでは学べない現場の実態を詳しく知ることができ、先生方からは授業や子どものことについてお話をして頂いたり、子どもたちは私を慕い、一緒に遊んでくれたりして、本当に充実感に溢れた一年間の実習となりました。また、運動会や研究発表会などの学校行事がどのように運営されているのか、という部分についても実際に参加させて頂くことで知ることができ、本当に勉強になりました。今回学んだことを今後の講義や、実習に励む中で思い出し、自分の糧にしていこうと思っています。また機会があれば、是非よろしくお願いいたします。本当に一年間有難うございました。

←戻る

トップページへ戻る

ID:
パスワード:

ガイド
ファイルダウンロード
  • 現在登録されておりません。
 一覧を見る
リンク

長崎大学教育学部教育実践総合研究棟事務室 〒852-8521 長崎市文教町1-14 TEL 095-819-2291 FAX 095-819-2292
Copyright© 2005 Faculty of Education,Nagasaki University.All Rights Reserved