蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

しずかさんの記録 2013年1月10日(木)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 算数授業を主とした学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 高尾小学校
実施日 2012年5月27日~2012年11月30日 実施時間 実施回数:11回  実施時間:62.5時間

活動内容の概要
授業内の学習支援
休み時間・給食・そうじの指導
課外授業の引率
活動の総括
 本格的に学習支援に行ったのは9月からで、2年生の3クラスを時間ごとに順番に支援に入った。主に算数の授業の支援をするのだが、同じ箇所の授業でも先生やクラスによって様々な授業がなり、目標到達までの過程を色々見ることができた。
 子どもたちとの関わりについてだが、私はある児童(A君と仮定)に注目していた。A君は、自分の気に入らないことがあるとすぐにすねてしまい、授業そっちのけで自分がしたいことをするというような児童だった。その上、あまり他人に心を開かずにいるようだった。私が、初めて授業を見たときも算数の時間にも関わらず、絵本を開いており、たまらず私が声をかけた時ても、無視をして手を払いのけた。正直今までこのような児童に会ったことはなかったので驚いたが、その後も私もA君に声をかけ続け、担任の先生ともA君についてよく話をした。先生にかまってほしいという気持ちと、素直になれない気持ちがあって、今のような行動をとっているとのことだった。そのため、放課後は、担任の先生と二人きりになり、お手伝いをしたり、お話をしたりしているという。このように、先生方は授業時間だけでなく、放課後や休み時間を使ったりして、子どもたちとのコミュニケーションを図っていた。
 そして、私もA君と関わるうちに、少しずつA君の良いところが見えてきた。絵を描くことや、工作をすることが得意で、図工の時間はできたものを自慢しに来たりした。また、課外授業で、工作をした時も早く正確にできていたので、「上手にできたね!周りにできなくて困っている人がいるから教えてあげて。」と言ったら「簡単とに」と言いながらも、素直に近くの友達に教えてあげていた。だから、A君は『褒めて伸ばす』ということが一番合っているのではないかと思った。更に、実習の最後の方には、今まで謝るということをしなかったA君が言葉はぶっきらぼうながらも、顔が少しずつ「悪いことをした」という気持ちが出るようになった。これは、A君にとっては大きな成長で、これからもっと成長できると思った。
 他にも、この2年生は自分の感情をうまくコントロールできない児童が多かったが、この数カ月で、イラッとする気持ちを抑えて仕返しをしなくなるなど、子どもたちの成長を見ることができた。この陰には日頃の先生方の地道な指導があり、この成長を担任の先生方が一番喜んでいた。
 正直、この実習が始まった当初は、教師を目指すのはやめようか、と思うくらい大変だったが、子どもたちの成長を見ると、「教師になりたい」という気持ちは日に日に強くなった。このような貴重な体験をさせていただいた高尾小学校には本当に感謝している。

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