蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

zf08tさんの記録 2012年12月21日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 大浦中学校
実施日 2012年5月18日~2012年11月30日 実施時間 実施回数:20回  実施時間:67.5時間

活動内容の概要
 中学校での長期に渡る学習支援体験を通して、学校の実状を知り、教育者として現場の様々な状況に柔軟に対応できる力を身に付ける。
 実習中は全学年の英語科を中心に授業への参加・支援または、授業以外の作業、授業の準備、行事の手伝い等各種活動を行う。
活動の総括
 今回、60時間の学習支援実習を終了し、実習を通して学んだ事柄や所感を、活動の総括として述べる。

1.学習指導について
 実習中は、英語を中心に授業に参加し、選科の先生やALTと共に授業の進行や生徒の質問への回答等を行った。
 中学校課程の英語科といえど、本来の自分の専攻とは違う科目であるため指導に関するノウハウが乏しく、始めのうちは誤った指導をしないようにするので手一杯であった。初回の授業の反省点から、改めて中等英語を勉強しなおしたり、自分のアルバイト先である学習塾の英語講師に指導法をあおぐ等、自分なりに英語の指導力をつけようと努力した甲斐あってか、生徒からもよく質問をしてきてくれるようになり、自分もそれに自身をもって答える事が出来たのは良かった。しかし、どうしても経験不足による指導力不足は否めず、先生の力を借りることも多々あった。
 特に、自由記述の英作文の問題や英会話の課題の際に、その学年で習った文法・単語のレベルに合わせる事が大変難しく、生徒が知らない知識を示してしまった結果、戸惑ってしまうこともあった。また、自分自身の勉強不足により、誤った答えを教えてしまいそうになり、後であわてて訂正することも少なくなかった。その点では、生徒に対して申し訳無い事をしてしまったと反省している。
 指導そのものにおいては、主に理解度の低い生徒を集中的にみる事が多かったが、これらの生徒達の指導も大変難しいと感じた。問題を解くこと一つをとっても、他の生徒との進度の差を埋めるためには、ゆっくりと少しずつ覚えてもらう必要があったが、限られた授業時間内では、自分の指導力では何とか必要最低限の事柄を覚えてもらうだけで精一杯だった。何も考えずただ答えを要ってあげても生徒本人の学習にはつながらず、かといってじっくり教えることもかなわず、自分の中でのさじ加減を見出すまで大変時間がかかった。特に、英作文や会話の練習が多かったため、文法に関しては生徒がわかるように指導することに苦戦した。理解の遅い生徒は、定型文や例文を覚えることが難しいらしく、とにかく和訳の方法と例文をじっくりと説明することで、ある程度の判別はつくようになってくれたのは良かった。

2.生徒との関わり
 授業中のみならず、休み時間や放課後も生徒と関わる機会がたくさんあった。幸い、こちらからアプローチせずとも生徒達自身からコンタクトを取ってくれて、関わりを深めることが出来た。授業前は、授業準備のために先生より早く教室へ向かった際も、空気の入れ替えや黒板の字消し等、こちらの指示に素直に従ってくれたのは、大変嬉しかった。授業中も前述のように、自分の専門外にも関わらず気兼ねなく質問してくれた。

3.その他所感
 授業外では職員室に待機する事が多く、授業外の先生方の動きも伺い知ることが出来、大変勉強になった。授業前の準備は、自分も多少お手伝いさせてもらったし、TT付きの授業の展開やTTの先生がどの様な指導の仕方をするのかも勉強でき、授業内での自分の役割やどのような立ち振る舞いをするかの参考にもなった。3年次の教育実習で行った大学付属の中学校とまた違った、公立中学校の現場を知ることが出来て本当に良かった。

4.まとめ
 中学校の実状を知り、教育者として現場の様々な状況に柔軟に対応できる力を身に付ける事を目的とした今回の学習支援実習だったが、奇しくも自分の母校でこの実習を行うことが出来、生徒と関わりを持てたり、自分の指導力の無さを改めて痛感したりと、様々な事を体験・実感する大変良い機会となった。
 この実習で得たものを残りの大学生活と教職への道の糧として、今後も研鑽を積んでいきたいと考えている。

 最後に、60日間の実習を受け入れてくださった長崎市立大浦中学校の先生方・生徒の皆様には、貴重な時間と体験を頂くことが出来、大変感謝しております。ありがとうございました。

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