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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 手熊小学校 |
| 実施日 2012年5月27日~2013年1月25日 |
実施時間 実施回数:4回 実施時間:20時間 |
活動内容の概要
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運動会
・運動会の運営の手伝い
・テント張り
・準備(椅子並べ、道具を出して確認する)
・係りの手伝い(用具係)
・後片付け
授業見学 |
活動の総括
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○小規模校としての強み、そしてそれを踏まえた学び
今回私が関わらせてもらったのは小規模校の手熊小学校だった。一学年二桁も居ないような少人数での活動だったが、そのことを工夫しながらの教師の指導があったことを学ぶことが出来た。運動会では、保護者や教師が子どもの手の届かないところを準備し、子ども達には出来ることをやらせていた。無理させることは無く、子ども達も率先して何でも行っていた。教師や親の懸命なサポートを見ることで子ども達の自主性が次第に育っていくのだということを知った。
保護者と教師の連携、手熊町と学校の連携の良さも小規模校ならではだと思った。顔見知りのような人たちばかりであり、和気あいあいと準備を実行していく様子を見ながら、こういう風な雰囲気であれば両者が問題ごとや不安を相談しやすいのだろうと思った。子どもの人数が少ない分、校外との人との繋がりを深め、地域全体で学校づくりや子どもを見守り育てることが出来るのだと学んだ。
○授業について
授業を見て感じたことは、やはり子ども達自身に理解をしっかりとさせることの重要性である。そのためにも授業の始まりには必ず前の復習から入っていることがわかった。宿題の答え合わせなどから授業に入ることで子ども達もいきなり知らないことを教わるのではなく、自分たちが知っていること分かっていることからの発展・応用であるということが認識できるし、内容が頭に入りやすい。そして最初に問題に取り組むときには先生が促しながらも子ども達が自分で答えを発見することが出来るように運んでいく。それが出来たところで、個人で問題を解かせる。これは勝手に授業が進んでいくのではなく、子ども達が中心となって授業が作られている。その工夫に、「○○さんはどうした?」「○○くんはどう思った?」などという言葉かけが非常に沢山授業内に散りばめられている。これは少人数学級だからこそ出来る利点である。
○子どもがのびのびと育つ学校
先生方と子どもの関係を見ていても学ぶべきことがたくさんあった。手熊小学校は本当に先生と子どもとの関係性が深く築かれていた。私の経験では先生という存在は子どもよりも上でまるで学校では自分たちが管理されているようだと当時は思っていた。しかし手熊小学校の子ども達は授業、給食、昼休みなどいつでものびのびと活動を行っていた。その理由は先生たちが酷く怒鳴ったり叱ったりする場面が見られなかったところだと私は考えた。何事もきっちりと管理しすぎては子ども達も非常に息苦しく本来の力を発揮できないうえに、伸びる可能性までも潰してしまう。叱るべき時には叱り、そうでない時には子どもの感性や自主性を伸ばすためにものびのびと活動させることが大切なのだと学んだ。先生方のその関わりのお陰か、子ども達は素直に元気に育っていた。少人数の中で、先生や仲間との絆をより深めながら生活することで心優しく育っていくのだと感じた。たとえば、5年生がレクレーションで遊んでいる時も、ボールを本気で投げ合うが当たったら皆が「痛かった?」「大丈夫?」と心配したり、またナイスプレーが出たときには敵味方関係なくすぐに「凄い!」「ナイス!」と褒め合っていたりした。自分だけが楽しもうとするのではなく、皆が楽しいように、ということを自然と子ども達自身が考えていて、こんな子ども達に育てられるような教員に私もなりたいなあと思った。
○子どもとの関わり方、サポート
運動会では少ししか関わることが出来なかったが、宿泊体験学習では担当の5年生のみんなと関わることが出来た。皆性格も様々で、しかしながら非常に元気よく外でたくさん遊んでいた。その中で、どうやって接しようと考えていたところ、先生に「皆で遊んでおいで」と声をかけられ、アスレチックや広場で目いっぱい遊びまわった。最初は戸惑っていた私だったが、こんなにも元気いっぱいの皆と私も元気いっぱい遊ばないなんて損だ!と思い、体を動かし触れ合いながらコミュニケーションを取った。そこから、空き時間に遊んだり話をしたりと、会話も笑顔も互いに増えていった。
先生達がやっていたことではあったが、まずは子どもが自分に何を求めているのか、どんなことをしてコミュニケーションを取りたいのかというのは、まず大切なことだと思った。そして、その関わりを純粋に楽しむこと。これは、時と場によって使い分けをきっちりと行わなければいけないということも学んだ。私が本当に楽しんでいる時は子ども達も同じように楽しそうに活動するし、困っていると同じように不安になっている。子どもはやっぱり近くにいる人を良く見て、自分も考えているのだと感じた。活動の時に、気を付ける箇所や学ばなければいけない場面ではそのことを頭に入れ、適切な態度で接しないといけないと思った。それと同時に多少リラックスしていいところは肩の力を抜くことも必要だし、子ども達にも無理させすぎず自由にさせる時間も大切であると思った。先生たちは、その切り替えを使い、子ども達が疲れすぎることなく、勉強に遊びに力いっぱい取り組むことのできる環境づくりをしていた。私も是非見習いたいと思う。
野外宿泊体験学習も含めて、多くのことを学ばせてもらい本当に感謝しています。本当に手熊小学校の皆様方にはお世話になりました。ありがとうございました。
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