蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

rikapon-ponさんの記録 2012年9月18日(火)
体験分野 企業実習 活動の名称 長崎市立図書館実習 実施施設・機関等 市立図書館
実施日 2012年5月26日~2012年9月13日 実施時間 実施回数:10回  実施時間:30時間

活動内容の概要
〇書架整理
〇夏のお楽しみ会の企画・準備・実施
〇掲示物づくり
〇読み聞かせ研修・参加
活動の総括
 市立図書館の実習は八月二十日に行われた“夏のお楽しみ会”の企画と運営を中心に、実習生がいくつかの班に分かれて掲示物づくりや読み聞かせなどを行った。お楽しみ会は図書館で毎年行われている、小学生以下の子供を対象にした読み聞かせやゲーム、簡単な制作活動の場である。今年の実習生が企画・運営した内容は、読み聞かせ・ゲーム・しおりづくりと、掲示物作成の大きく四点だった。私は主にしおりづくりと掲示物作成に携わった。掲示物に関しては、子供や保護者の目線で字体・字の大きさ・画像を考え何度も作り変えた。学校の掲示物や自分が個人的に何かを発信するときのアイデアをたくさん得ることができた。それから、しおりづくりでは子供の手指の発達のことを考慮し、保護者も交えた活動として紙の大きさ・文房具の種類・机の配置をどのようにすればよいか話し合った。準備段階でメンバーには幼稚園、小学校、特別支援、中学校専攻の人が揃っていたので、十分な配慮と準備を行うことができたと思う。当日は多くの親子がブースを訪れ、百枚以上用意していたしおりもほとんどなくなってしまうほどだった。また、会場には読み聞かせボランティアとして長年活動されている方や、Vファーレン長崎のサッカー選手やヴィヴィ君も訪れ、こどもたちとの交流を深めた。最近、地域での人と人のあたたかな交流が失われているような感じをうけることも多いが、図書館や公共の施設ではこのような活動が行われ、そこには想像していたよりも多くの幅広い世代の人々が参加し交流していることが分かった。図書館という場所が単に本の貸し借りではなく、人々同士の発信の場であることを理解できた。
 読み聞かせ活動は夏のお楽しみ会が終わったあと、もっと細かい班にわかれて行った。二、三名が毎週木曜と日曜に開かれている親子読み聞かせに参加した。実習の初日に読み聞かせの研修が行われ、そこで子供にとってどんな絵本を読むのが良いか、読むときのコツ、絵本以外の読み聞かせについて司書の方から教えていただいた。そして実際に絵本を選ぶ時に、やはりいくら年齢があがっても、本を読んでもらうということは充実したものだろうと思った。図書館には明らかに子供向けではない絵本もあり、大人が考えさせられるものもたくさんあった。研修を受けてから一度だけ、通っている教会のCS教室で絵本を題材にしたが、案外中高生でもきちんと聞いてくれたので、この読み聞かせを通じて、絵本の教育材料としての面を確認することができた。本番の読み聞かせには数十名の幼児とお母さんが参加し、手遊びも交えながらの読み聞かせは成功し、楽しんで帰ってもらえたと思う。
 そして、大きな企画以外に書架整理も仕事の一つだった。返却された本を棚に戻す単調な作業だったが、一冊ずつ本を手に取ってタイトルを確認して戻していくと本に対して愛着がわき、もっと綺麗に並べようというやる気につながった。さらに私が一番感動したのは、図書館では利用者のために本を背の高さ順に並べ替えたり、本の背表紙を棚の縁に揃えたりという作業が行われていたことだった。実際やってみると本を出し入れして揃えることは神経も体力も使う大変な作業だということが分かった。普段何気ない気持ちで本を扱ってしまうが、かげで誰かの努力があるという事にとても心があたたかくなった。書架整理をすることで当たり前だと思っていることが当たり前になるには誰かの頑張りがあるということを学ばせてもらった。
 図書館の活動は十日で終わったが、司書の方々がとても親切で丁寧に接して下さったので楽しい実習だった。多くの子供と交流することができ、また本を通した教育的・情緒的活動に参加することで様々な視点を得ることができた。今後は利用者または参加者として図書館の活動に興味をもちつづけていきたい。

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