蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

jtAm6さんの記録 2012年10月3日(水)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 小榊小学校
実施日 2012年9月4日~2012年9月28日 実施時間 実施回数:14回  実施時間:66時間

活動内容の概要
・あいさつ運動
・算数科支援
・あそび
・給食指導
・事務作業(ネームプレート作り/教室掲示作成)
活動の総括
このたびの実習では、算数科の学習支援と、子どもと一緒に遊ぶことを中心に行った。
算数科の支援では、まず学級全体の学習状況を把握しその後担任の先生が他と話し、要支援の児童を集中して支援した。支援をして、それぞれの児童が多様な学習段階にいることが分かった。また、それらの段階に合わせた支援によって学力をつけることの重要性を確認することができた。支援にあたった児童は、単元で学ぶ操作の意味を、概念の段階で理解できていないという印象だった。たとえば、位取りの操作で、繰り上がることが10のまとまりを作るということなどである。そのような児童の支援に際しては、具体物を用いたりや図式化したりして数の動きを可視化しながら理解できるようにすることが有効であることを学んだ。実際に支援した子どもたちは、ブロックを使って計算することで、数の動きをイメージでき、暗算もできるようになってきたし、図式化してみることで、文章題において、問われていることを明確にすることができていた。また、要支援の子どもたちは、授業内での活動を、分からないことを理由に放棄する傾向にあった。このことは、要支援児の学力向上を妨げるひとつの重要な課題であると感じた。そのような児童への支援で学んだことは、児童が自分の力の向上を期待したくなるような支援をすることが大切であるということである。具体的には、問題を絞り目標を持たせること、基本をしっかりと教えて自力で正解できるように教えること、進行状況を断続的に見守り自力で取り組む状況を維持すること、正解したらそのことを褒めるとともに次も挑戦したくなるような声かけをすることなどがある。また、児童の能力向上を正当に評価し児童に還元できる声かけを、子どもが喜びとできる関係性、褒められたら嬉しいと思ってもらえることも学習効果を上げるために必要であると強く感じた。
遊びの時間では、できる限り2学年のすべての児童と平等に遊ぼうと考え、計画した。しかし、クラスの中で遊びが多様化するなど、遊びの機会は、児童によっては、やや偏ってしまったと感じている。クラス全体で遊べるように児童に提案すべきだった。子どもと遊ぶ中で学んだことは、遊びの時間は、子どもにとって社会性を身につける貴重な時間であるということである。遊びに関わる中で、子ども同士のトラブルがしばしばあった。トラブルの原因はほとんどが、児童それぞれが。自分の利益をルールなどから離れて追究することにあると思った。トラブルの大半は子ども自身で解決しお互いに納得した状態に収まったが、子どもが泣き出したりするなどして、解決を先生にお願いすることもあった。子どもとの関わりの中で、トラブルの解決の方法を先生方の実践を通して学んだ。具体的には、当事者の子の気持ちを聞き、次に客観的な事実(ルール、その時の子どもの言動の真偽など)を子どもの情報から明らかにする、そして当事者との意見と照らし合わせて事実を詰めていった後、どうすべきであったかを子どもに判断させ必要な行動をとらせる、ということである。重要なことは、こちらの判断基準を持ち出さず子どもからの情報の中で事実を明確にし、意見の相違を埋めることにあるということを学んだ。その繰り返しが、子どもの主体性を育む学級経営を作ると思った。また、教師の仕事は、子どもが事実を判断する際の手助けとなる事例や、社会概念を与えることだと感じた。
今回の実習を通して、子どもに寄り添うことと、集団を客観的にまとめることの違いと、その時々に合わせた使い分けを学んだ。実習では支援者の立場で子どもと接したが、その自分の関わりと、担任の先生と子どもの関わりにはそれぞれの違いがあった。その違いから、担任としての関わりをイメージすることができ、今後、教師になるにあたっての学習に繋がる経験をできたと思う。

最後に、今回、私にこのような貴重な学習の機会を与えてくださった、校長先生を始め、現場での支援を助け、学級経営を体現し教えてくださった担任の先生がた、また、私に多くのきっかけを与えてくださったその他の先生方に感謝をしたい。今回、普段は経験することのない教育現場で体験し、学んだことを生かし、今後の研鑽を深めていきたい。
本当に、ありがとうございました。

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