蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

AyB74さんの記録 2012年7月3日(火)
体験分野 その他の実習 活動の名称 リーダー研修 実施施設・機関等 リーダー研修(諫早青少年自然の家)
実施日 2012年6月29日~2012年7月1日 実施時間 実施回数:2回  実施時間:10時間

活動内容の概要
6月29日(土)
11:00~12:00 開会式・オリエンテーション
12:00~12:50 昼食
13:00~14:00 アイスブレイク
14:00~16:00 沢登り
16:35~17:00 ふりかえり
17:30~20:50 野外炊飯
21:15~21:50 ふりかえり
22:00~    入浴
23:00     消灯

7月1日(日)
7:30~8:15 朝のつどい・朝食
8:30~12:00 課題解決ゲーム
12:15~12:50 昼食
13:00~14:00 課題解決ゲーム
14:00~15:00 ディスカッション
15:30~16:00 閉会式
活動の総括
1、野外体験教育の意義を自分なりに考える
 今回、野外体験を実際に行ってみて、野外体験の意義は「仲間とともに、何か1つのことを目標にして、それをやり遂げることの喜びを感じ、協力することの大切さを知ること」なのだと感じた。アイスブレーキングや沢登り、野外炊飯などを通して1人では成し遂げられないことも、仲間とともに助け合えばできることもあるということに気付いた。具体的に沢登りでは、危険で急な道に直面した時には事前にスタッフの方々から教えて頂いた方法で、みんなで手を取り合い、最後まで登ることができた。また、水が深いところやすべりやすいところなどに自分が直面したら、後ろの人たちにもそのことを伝え、危険を回避するよう心掛けることができた。野外炊飯では、私たちの班は火をつけることに非常に苦戦した。そんな時、スタッフさんに「なぜつかなかったのか?どうしたらいいのか?」という問いかけを頂き、それから上手くいった班の状況を見に行ったり、他の班の人々がいろいろとアドバイスしてくれたり、もちろんスタッフさんのアドバイスももとに、時間は非常にかかったが最後には着火することができた。苦労した分、最後にできた料理は非常においしかった。このように困難なことをともに乗り越えることで、お互いを信頼する気持ち、お互いの思いやりに触れる体験を通して、絆というものが生まれてくるのだと思った。また、沢登りのふりかえりの時間に、私たちの班は「消極的な態度はいけない」というような目標を掲げていた。それを思い起こし、着火が上手くいかないときも、そのことをお互いに声掛けながら取り組むことができて良かった。このことから、1つ1つの活動の「ふりかえり」というものの意義を感じることができた。活動をやりっぱなしにするのではなく、1つ1つをふりかえることで、次の活動がより充実したもの、より良いものになっていくのだと感じた。また、着火が上手くいかなかったとき、スタッフさんがすぐに答えを教えるのではなく、私たちが自ら気付くような仕向けをしてくださったことから、子どもたちにもやり方を教えるのではなく、やり方に気付く、見つけようとする姿勢を持てるような指導、声掛けをし、子どもたち自らが気付いて行動することが大切で、その時初めて達成感、喜びというものが大きくなって子どもたちに感じてもらうことができるのだと強く感じた。また、私たちの班は役割分担をしっかりできていたため、着火に時間がかかりすぎた割には、そのあとの作業をスムーズに進めることができて良かった。野外炊飯後もしっかりと振り返りをし、お互いの良かったところ、改善をすべきところなどを話し合うことができた。

2、野外体験活動において適切な指導ができるような技能を身に付ける
 まず沢登りでは、援助の方法として5つの方法を教えて頂いた。沢登りをしながら、こういう場所では子どもの足になってあげたり、支えてあげたりしなければならない、ということを常に念頭に置いて活動することができて良かった。また、自分なりに沢登りがうまくスムーズにいく方法を、実際に上りながら考えたり、それをどのようにして子どもたちに伝えようか、などということについても考えることができた。沢登りを体験し、やはり大人が先頭に立って、後ろに続く子どもたちに声掛けをすることが大切だと感じた。危険で急な道を登るも登らないもその子の自由だという考えを持たねばならない、というスタッフさんの言葉から、沢登りを苦手で怖いと感じる子どもたちのサポートをし、登りやすい道に誘導してあげることも指導者の役割だと強く感じた。また、沢登りで今回ふざけて危険な行動をしてしまった男子メンバーがいたとき、スタッフの方々が非常に厳しく注意しておられた。沢登りは命の危険と常に隣り合わせの状況であるということを改めて認識し、子どもたちにはそのような行為がないよう事前に厳重に注意しておくことが必要だと感じた。また、沢を登ることだけに一生懸命にならず、川の冷たくて透明な水や周りの木々にも目を向け、触れることで自然を感じることができると気づいた。日常生活の中ではなかなか体験できない自然とのふれあいなので、その点も子どもたちに気付かせてあげたい、体験させてあげたいと思った。野外炊飯ではスタッフの方々から、危険事項として、「使わないときにはなたは木にさしておくこと、子どもたちは赤くないものはあつくないものとして触ってしまう」といったことを教えて頂いた。野外炊飯で一番重要なのはやはり安全面であると思うので、周りに常に気を配りたいと考える。また、今回学んだなたの使い方(軍手を利き手とは逆の手に二枚つけること)、まきの切り方、木くずの作り方、食器などの場所、すすの取り方などを子どもたちに適切に指導することのできるよう、忘れずに心に留めておきたい。また、1でも述べたようにただ知識をそのまま伝授するのではなく、子どもたちが自分たちで試行錯誤して成功するという過程を大切にしたいため、指導の仕方も導くような形で行いたい。そのためには今回学んだことを秋までしっかりと留めておくことが必要不可欠だと考える。野外炊飯においても、自然に囲まれた空間において、自分たちで火を起こすことから始めるという貴重な経験である。このことを子どもたちにも実感してもらい、楽しいという気持ちを持ってもらうためにも、子どもたちが自ら取り組む姿勢というものを大切にしたい。また、今回の研修においてスタッフの方々の「私たちが楽しそうにしていなければみんなも楽しくない」という言葉が非常に印象に残っている。このことは実際に私たちが子どもたちを指導するうえでも非常に重要になってくると考える。きついことでも笑顔で元気に、子どもたちと共に活動していくことが大切なことだと気付いた。また、最初にスタッフの方々から、ベッドメーキングの仕方・お風呂の使い方・食堂の使い方についての注意点をうかがっていたため、常に頭において行動でき、子どもたちにもしっかり指導できるという自信をつけることができた。

3、集団活動における過ごし方を学ぶ
 今回は6班で活動したが、初めて話す人も多かった。キャンプネームをつけることで、お互いに話しかけたり呼びかけたりしやすくなり、アイスブレーキング・沢登り・野外炊飯などを通じて仲良くなることができた。最初のアイスブレーキングでは、女子のメンバーには積極的にいくことができたが、男子のメンバーにはいくことができなかった。しかし、次の活動ではその反省を生かし、話しかけることができてよかったと思う。沢登りや野外炊飯はもちろんのこと、2日目の課題解決ゲームにおいては全員で意見を出し合い、困難な問題を少しずつ段階的に解決することができ、成功した時の喜びをメンバー全員で共有することができた。やはり最初はなかまか上手くいかず、意見を言える人、言えない人などそれぞれで、みんな参加はしているが、目標達成に向けて1つになれていなかった。そんなとき、スタッフさんの言葉かけにより、みんなで1つ1つの活動を振り返ることができ、改善すべき点をみなで話し合い、次の活動へつなげることができた。私も、このように子どもたちが皆で一致団結して課題をやり遂げたときの達成感というものを体験させてあげたい。そのためには、今回スタッフの方々が私たちにして下さったように考えるきっかけ、ふりかえるきっかけというものを与え、子どもたちが協力して活動しようという気持ちを引き出すことが必要だと考える。今回集団活動においては、仲間の意見に聞く耳を持ち、その意見を共有し、全員が意見を発言しやすい空間を作り、役割分担をして1つの課題に向かっていくことが必要なのだという結論に至った。最初私はなかなか意見を言えず、スタッフの方々の「今の活動に自分がどれだけ関われていたか?」という問いかけによって初めて自分が活動自体には参加しているが、意見を言えていないことに気付いた。確かに意見を言っていない活動のときは、楽しいが何か充実感に欠けていた気がする。その後はその反省を生かし、改善点を決める話し合いから意見を出そうと決めて参加した。今回この気付きから、「自分の意見をいうこと」というものが活動をどれほど充実したものにするのかがよくわかった。このことに気付いた後は、自分の意見をしっかりいうことで、みんなの意見と自分の意見が結合し、それがよりよいものになって成功に結び付いたという認識をすることができ、達成感が明らかに前と変わった。集団活動において「意見をいうこと」というものは非常に重要だということに気付くことができた。「みんなの意見をみんなでまとめ、みんなで目標に向かって1つになる」、このようにすることで、お互いに信頼関係や絆も生まれてくると考えられる。しかし、自分の意見を一方的に発言するだけではなく、みんなの意見を聞くことでさらに良い方法がうまれてくるということについても学ぶことができた。また、役割分担については、ただ単にがむしゃらに一生懸命活動に取り組むのではなく、計画性をもって行うことが必要だと感じた。今回の1で述べたように今回の野外炊飯では、着火に時間がかかったが、ほかの作業をしっかり役割分担していたために着火後はスムーズに調理することができた。このことから役割分担というものは非常に大切だと思った。大人数なら尚更、役割を分担することでチーム全体の強さが発揮できると考える。実際に課題解決ゲームにおいても、1人1人の役割を分けることでスムーズにいくことが多く、今回「みんなでやり遂げる」ということには多くのとらえ方があるのだということに気付いた。そして、やはり今回の6班という集団の1人1人の良さというものを2日間共に過ごすことで感じることができた。みんなの協調性、思いやりの心、ユーモアのある性格、周りを元気にしてくれるような笑顔、そして何よりリーダーシップに触れることで、周りの仲間たちから多くのことを学んだ。集団活動の素晴らしさというものを感じ、非常に感動した。

今回のリーダー研修全体が今後の私にとって良い勉強になった。小原先生のお話にあったように、今回この悪天候の中、様々な困難や楽しい活動を仲間とともに自然に囲まれた空間で研修ができ、忍耐力・粘り強さ・感動する心・お互いに支えあう気持ちなどを身につけることができ、心の体力・筋力をつけることができたと思う。そして「周囲の人を巻き込める目標を立てられること+実現プランを言えること」こそがリーダーシップなのだということをすべての活動を通して身をもって感じることができた。

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