蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

sakiさんの記録 2012年10月9日(火)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外宿泊体験実習 実施施設・機関等 野外体験実習(北陽小学校)
実施日 2012年10月2日~2012年10月3日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:10時間

活動内容の概要
HIYOSHIミッション、ナイトファンタジー、火おこし、野外すいさん
活動の総括
 今回の野外宿泊体験実習では、3つの目標を立てて臨みました。1つ目は、子どもと関わっていく上での適切な言葉のかけかたを習得する。2つ目は、子どもに自然と関わることの大切さを指導する方法を学ぶ。3つ目は、子どもを見る力を養う。この3つを念頭に置き、今回の実習に臨みました。
 1つ目の、子どもと関わっていく上での適切な言葉のかけかたを習得するについて述べていきたいと思います。私はまず子どもたちの人間関係を把握することが大切だと考えました。そこで、私はまず、班の中での人間関係を観察することから始めました。私が担当した班は、班長を中心として最初はまとまりのある班だなという印象を受けました。しかし、しだいに班の中で班長に反発してくる子が現れました。なぜだろうと思いながら観察していくと、班長はどのように決められたのだろうという疑問がわいてきました。そこで、こっそり班の子に尋ねると、多数決で決めたと知りました。そして、その反発している子は班長に立候補したことが分かりました。きっと、まだ班長にならなかったことに納得できていなかったのだと思います。ここで私が口を出すべきなのか、何も関与しないほうが良いのかとても悩みました。私は、もう少し様子を見ることにしました。すると、反発している子が活動中に具合が悪くなったと言い、班の行動から外れてしまったのです。私は班長に活動は任せ、その子につきました。その子は一人になるとどこか、顔が穏やかになったような印象を受けました。きっと、班で行動していた時も悩んでいたのだろうと考えました。私はここでどのような言葉かけをすべきなのか考えて、「○○君が班長になれなかったことは本当に悔しいと思う。私にもその気持ちはよく分かるよ。でも、縁の下の力持ちという言葉があるのを知ってる?例え班長になれなかったとしても、班長を支えるという形で頑張れば、きっと班のみんなも○○君のその行動を理解してくれ、信頼してくれると思うよ。班長を支えるかっこいい○○君を見てみたいな」と声掛けしました。声掛けをした後は、自分の今の声掛けが良かったのか、逆にこの子のやる気を削ぐことになっていないかととても心配でした。しかし、その後活動をする中で少しずつ、班長の意見に耳を傾けたり、班長を支えようとする気持ちが見えました。私は安心しました。私のあの時の言葉かけは間違っていなかったのかもしれないと感じることができた経験でした。この経験の中で、子どもに言葉かけをすることの重要さと、その責任の重さを痛感しました。私の一言で、子どもを傷つけてしまうこともあります。また、勇気づけることもできます。子どもの立場や、状況をしっかりと考えて、子どもに言葉かけをするべきだと学びました。
 2つ目は、子どもに自然と関わることの大切さを指導する方法を学ぶについて述べていきます。日吉少年自然の家では、活動の中に自然と積極的に関わっていく場が多く盛り込まれていました。その活動の中で、毎日使っているお箸を竹で作ってみようという活動がありました。子どもたちはやる気満々で活動に取り組んでいました。その中で、一人の子供が「箸は竹でも作れるんだね」と言っていました。私は、こういった身近なものが何で作られているのか知らない子もいるんだなと衝撃を受けました。その後も子どもたちは一生懸命に竹を削り、世界に一つだけのマイ箸を完成させていました。私はこの活動を通して、普段の生活する中に自然との関わりがあるということを子どもたちに教えなければいけないのだと感じました。水や空気、木など私たちの生活には欠かせないものばかりです。そこで、自分が教師になった時に子どもに自然と関わる大切さを教えるときは、まず身近なもので自然を意識できるような工夫の仕方を考えることが重要なのだと思いました。
 最後に3つ目の、子どもを見る力を養うについて述べていきたいと思います。私が担当した班を観察する中で一番感じたことは、子どもは素直であるということです。子どもたちはみんながどの活動にも熱心に取り組み、たまにぶつかり合いながらも、真剣に頑張っていました。しかし、活動を送る中で上手く班に溶け込めていないなと感じる子もでてきました。私はできるだけ声をかけたり、自分ができる範囲で関わるようにしました。しかし、私がそうするまでもなく、子供どもたちが自然と声をかけてくれたり、一人の子がいたら気付いて話しかけてくれたりと、その行動には本当に驚きました。私が口をだすまでもなく、察することができる力を子どもたちは持っていました。自分にはまだまだ子供を見る力がないなと痛感できた出来事でした。
以上3つについて述べてきました。子どもたちと2日間過ごし、将来教師になりたいという思いが強くなるとともに、自分の足りないところも多く見えてきました。残り2年間、様々な経験を積んで少しでも自分の理想に近づけるように努力したいです。

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