蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

28q3sさんの記録 2012年10月24日(水)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 野外体験実習(香焼小学校)
実施日 2012年10月4日~2012年10月5日 実施時間 実施回数:2回  実施時間:10時間

活動内容の概要
・オリエンテーリング
・野外炊飯(カレー作り)
・ナイトハイク
・五家原岳登山
活動の総括
私は今回この野外体験実習の前に3つの目標を定めていました。その3つの観点からこの実習の振り返りを行いたいと思います。

1.「リーダーシップの取り方を学ぶ」について
 今回の野外体験では、リーダーシップの中でも、周りを支えたり、雰囲気づくりをしたりすることで、集団維持の役割を果たすM機能を重視したいと考えていた。今回その機能が果たせたのは、2日目の登山のときであったと思う。登山の途中では、何度もきつい場面があった。子どもたちが登るには難しい箇所も何か所もあった。しかし、その場面に出くわしたとき敢えてあまり手を貸さずに、後ろからの声掛けを行うことで励ますことに努めた。それは、途中子どもたちが「疲れた」「もう登りたくない」と言ってきたときも同じようにした。先導するよりも、子どもたちと同じペースで一緒に登ることを意識した。一緒に登り、なるべく声掛けを行うことで、子どもたちの士気が下がらないような雰囲気づくりへの手助けが少しでもできたのではないかと思う。

2.「安全・安心の守り方を学ぶ」について
 野外体験実習の中では、多くの危険があった。その中でもどこまで子どもたちに挑戦させればよいのかについて悩むことが多かった。特に考えたのは「野外炊飯」と「登山」のときである。野外炊飯では、薪割りや野菜を切るときなど、子どもたちがけがをしないかヒヤヒヤする場面が何度かあった。どちらも目を離さないことを大切にした。そして、割っている薪を手で掴んでいたり、包丁の刃先に指があったりしたときには、一旦中止させ、危ないことを伝えたうえで、どうすれば、危険な状態にならないかを子どもたちに考えさせるようにした。そうすることで、安全・安心の守り方について子どもたち自身が学べることを期待した。
 また、登山のときには子どもの安全・安心を守るために「子どもたちの状態」を知っておくことが大切なことだと学んだ。それは、子どもの実態に応じて、どこまで挑戦させるべきかの見通しを事前に立てることができるからだ。途中足が痛いために、集団から遅れる子どもがいた。しかし、その子の状態を先生方は事前に把握していたため、あるポイントまでは自力で歩かせた。足が痛いことを把握していなかったら、もしかしたらその子に無理をさせ、車で拾えないようなところでリタイアしなければならなくなっていたかもしれないと思った。また、もう一人少し足が不自由な子がいた。その子は登りこそは車で行ったが、下り道では、途中から自分の足で歩き、自分の足でゴールすることができた。その子の実態を先生方が把握していたからこそ、その子は危険な目に遭うことなく、一生懸命歩き、ゴールすることが可能になったのだと感じた。
 安全・安心を守るために、まずは「子どもたちがどこまでできるのか、どのような能力があるのか」といった実態把握に努めることを大切にしていきたい。

3.コミュニケーションの取り方を学ぶ。
 今回の実習では、当日に初顔合わせということと、5年生と関わるというのが初めてということがあり、うまくコミュニケーションを取れるかとても不安だった。そのような中で行った実習でコミュニケーションを取るために大切だと思ったことは二つある。一つ目は、子どもの名前を覚えるということである。初めのバスの中では、なかなか会話をつなげることができず、子どもたちの私たちに対する緊張も解けていないように感じた。しかし、オリエンテーリング、野外炊飯といった活動の中で、出会った子の名前を一生懸命覚えて、野外炊飯のときには、活動班の子どもたちのことはみんな名前で呼ぶようにした。すると、それまでの雰囲気よりは和んだような感じがしたと同時に、子どもたちも私の名前を覚えるような努力をし始めてくれた。片づけのときには、他の班の子とも話す機会があり、まず名前を聞くようにして、名前を覚えることに努めた。子どもを名前で呼べるようになってからは、子どもたちから話しかけてくれることも増えたと感じる。やはり、コミュニケーションを取る第一歩として「名前を覚える」ことは必要なことだと思った。
 二つ目は、「その子どもの好きなことを知る」ということだ。初めは子どもたちと何を話していいのかわからなくて、会話が途切れ途切れになることも多かった。しかし、ゆっくり話していけば、子どもたちが好きなスポーツやキャラクター、食べ物などを聞くことができる。興味・関心のないことよりも、子どもたちが好きなものだったら、子どもたちも楽しそうに話してくれることに気が付くことができた。コミュニケーションを築いていく中で、子どもたちの好きなこと・ものを知ることは大きな手助けをしてくれるものだと感じた。

今回の実習は、1泊2日とは思えないほど充実させることができました。そして、この2日間の活動を通して、先生方の子どもに対する配慮や、情報共有の大切さを学べたと同時に、子どもたちから学ばされることも数多くあり、とてもいい実習になったと感じています。香焼小学校の先生方、子どもたちには本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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