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蓄積型体験学習詳細
| 日ハム小笠原さんの記録 |
2013年10月1日(火) |
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 蓄積型体験学習 |
実施施設・機関等 長崎市立 三川中学校 |
| 実施日 2013年5月16日~2013年9月13日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:23時間 |
活動内容の概要
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長崎市立三川中学校の生徒の校外学習や中総体での応援の引率
中総体開会式の準備に、三川中学校の者として参加 |
活動の総括
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私は、本実習において3つの大きな目標を立てた。本報告は、その目標に則した形で行う。
1.支援を適切に行えるようになる。
この実習で、この目標を達成するためには、先生方の動きを観察する必要があった。実習では、生徒を引率する場面が多かったため、その機会には事欠かなかった。集団で動く際には、他人に迷惑がかからないように、かつスムーズに移動できるように努めなければいけない。列を乱したりペースが遅れるような時ははっきり注意する。先生方の指導から、集団の引率の際、どのような意識を持ってどのような指導をするべきかを「理解」することはできた。しかしそれを実践に移すことは、この実習では達成したと言えない。恐らく8、9割方は引率担当の先生に指示を丸投げしてしまった形となったと思う。これはこの実習での非常に大きな反省点の一つである。しかしこのことで、本物の学校現場での私の積極性というものがとても希薄だということが分かった。この経験から、支援を適切に行えるようになるには、第一に場に応じた指導法の理解、そして第二にそれを実践する能力が必要であると私は考える。それがあれば、不測の事態にも臨機応変に対応できる。
2.生徒のあらゆる姿を観察する。
実習中、中学生の行動を観察することで、集団として、または個々で動く際、彼らがどういった姿勢を見せるか、ある程度のレベルまで理解することができた。中学生にもなると、生徒は教師の指示通り動くことができるようになる。教師の支持を聞き、実践することができるため、整列する時や騒がしい空間を静かにさせるときなど、全体の活動をよりスムーズに行えるようになる。集団で行動する際の能力の高さは、1年生から3年生まで、どの学年でも非常に高いものがあった。
ただ中学生のみで動く時間、すなわち自由時間においては、集団行動の時の自覚が薄れるようである。例えば1、2年生は、中総体の応援の日、教室で待機している間、ボールなどを外にやってしまってよその人に迷惑をかけてしまうことがあった。3年生も、文化祭の準備の時に、手が空いてしまった男子がダンボールを使って騒ぎ出したため、先生に注意されるという場面があった。教師が細心の注意を払い一緒に行動しているときは、教師が駄目なことには逐一注意するし、生徒も注意を受けないように引き締まり、全体的に円滑な集団行動が望める。しかし、中学生のみで単体的に行動する場合、まだ完璧には場に応じた行動の取り方を理解できているわけではないらしく、例のような失敗をしてしまうことがある。教師という、何が駄目で何が良いかを指摘してくれる見本がいるからこそ、私が実習で見たような集団行動を発揮できるのだと思う。
私が教師の立場だとしたら、できることは、集団行動の際の適切な支援と、間違いを強く否定することだと考える。実習中、注意を受けた生徒は、次は同じ失敗をしないように努めている様子だった。注意されたことが、駄目なことだと理解したからだろう。失敗から学ぶことができるのは、その失敗を強く否定され、駄目なことだと認識するからだ。自由時間、子どもはとても豊かな人間性を見せてくれる。しかしその中でも、駄目なものは駄目だと示す必要があるということを、この実習で学んだ。
3.生徒と教師の信頼関係の重要さを確認する。
私が思うに、教師の質として第一に求められるのが、いかに生徒と信頼を構築できるかということである。この実習で、様々な生徒と先生方の関わり合いを観察した。生徒たちにとっては母親のような接し方をされる先生や、怒るときは怒り、楽しむべき時はとてもはしゃぐ先生。十人十色の先生方であったが、それぞれがそれぞれの方法、距離感で生徒との信頼を確たるものにされているようであった。私の中には、もし教職に就いたら生徒にはこう接しようというイメージがあるが、実際に教育現場に出てみると、その理想ばかりでは信頼は築けないかもしれない。しかしながら柔軟な対応力、公共性があれば、教師としての道が開けてくると思う。その柔軟性、公共性は現場でいきなり発揮できるものではない。様々な実習を通して、様々な生徒とふれあい、様々な先生方の背中を見て学ぶことが大切だ。
生徒と先生の間で信頼関係があったからこそ、時間内の集合完了や、スムーズな移動など、より快適な集団行動を実現できていたのだと私は考える。当初の目標通り、信頼関係がいかに大切かを改めて理解することができた。それを今後の教育研究に生かしていきたい。
○まとめ
この実習で中学校の様々な姿を観察し、私の教育に対する考えを改めることができたし、今の自分には何が足りないかを痛感することもできた。反省すべきことは、実習の内容の大体が観察の段階で終わってしまっていることである。本報告の各項目の内容も、私が実習で観察したことを基点として記述してある。教育に対する理解を深めることはできたが、私自身の実践力はまだまだであると感じた。
実習に協力してくださった三川中学校の先生方、そして生徒の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいである。先生方の指導一つ一つが参考になったし、私たちに直接助言もくださった。生徒の皆さんは私たち実習生とすれ違うたびに快い挨拶を交わしてくれた。この挨拶は、私の中でたいへん印象に残っている。羞恥心なく挨拶ができるということは、とても素晴らしいことだと思う。
この20時間はたいへん濃く、新鮮なものであった。実習で学んだことを、是非今後の学習でも生かしていきたいと思う。 |
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