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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援(主に3,4,5,6年生支援) |
実施施設・機関等 長崎市立 手熊小学校 |
| 実施日 2013年5月10日~2013年7月12日 |
実施時間 実施回数:10回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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5月10日から毎週金曜日に、朝から昼休みまで手熊小学校に支援に行き、基本的には3年生と5,6年生の学習支援を行った。
3年生に関しては、社会の時に支援に入るときが多く、子どもたちと一緒に手熊周辺の地域探検に出かけたり、パソコンで長崎市について調べたりする活動が多かった。その他、図工の時間に入ることも何度かあった。絵を描いたり絵具で塗ったり、粘土を使ったり、という活動だった。
5,6年生は、実技の教科の支援によく入った。書写では、自分自身が書道を習っていたことを生かし、子どもと一緒に筆を持って書いてみたりアドバイスをしたりなど、積極的に支援をした。その他、家庭科で裁縫や調理実習なども行った。安全に気を配った支援を行った。
また、学習支援のはじめの時期は、運動会シーズンであったので、運動会の練習や応援練習を見て、もっとよくするにはどうしたらいいか、という助言をすることもあった。そして、手熊独自の行事である、どろりんピックや田植えにも参加した。 |
活動の総括
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学習支援が始まる前に考えていた、3つの視点をもとに、総括をしたいと思う。
1.複式教育について
完全複式の手熊小学校だったが、実際は学年で分けて指導している教科も多く、学年別の授業に支援に入ることが多かった。しかし、家庭科や図工、5,6年生の算数などで複式の授業を見ることができた。算数の授業の時、間接指導の学年は自分たちで答え合わせをしたり教えあうなどして、自分たちでうまく時間を使っていて、やはり複式の授業形態に慣れているという感想を持った。しかし家庭科は、直接指導と間接指導の時間のかけ方が難しいと思った。本来なら、裁縫や調理実習をしている学年につきっきりになって指導するところを、もう片方の学年につかなければならない時間帯もあって、子どもたちも大変そうにしていた。しかし、先生が最初に教えるべきところをしっかりとポイントを押さえて教え、そのポイントを黒板に書いておくことで、子どもたちがいつでも振り返ることができるようにしてあった。このような工夫が、複式教育には欠かせないと改めて思った。
子どもたちのつながりは、上級生下級生関係なく、みんなで仲良く昼休みや中休みなど遊んでいる姿が印象的だった。給食は、全校生徒みんなでランチルームに集まって食べて、楽しそうにしていた。住んでいる地域も近く、学童にも通っている子も多かったので、学校外でのかかわりも深いようだった。6年生がリーダーとなって、運動会の練習にしてもうまくまとまっていた。日常生活を見ていても、6年生が1年生のお世話をしたり一緒に遊んだりという様子が見れて、心がとても温かくなった。全校生徒31名という少人数の学校だからこその雰囲気があり、年齢差関係なく仲良くする機会があるというのが、複式のよさだと実感した。
2.子どもと深くかかわる
毎週金曜日になると私が来る、というのを子どもたちもだんだんと覚えてくれて、朝小学校に着くと、毎日玄関から走って迎えに来てくれていた。初めて手熊小学校に行ったときから、子どもたちのほうから積極的に話しかけてくれたり遊びに誘ってくれたりして、すぐに子どもたちと打ち解けることができた。3年生と5,6年生の授業に行くことが多かったこともあり、3,5,6年生とはとても深く関われたと思う。5年生の女の子から相談を受けたこともあった。いい言葉かけができたかどうかはわからないが、少しでもその子の心が軽くなっていればいいなと思う。
その他の学年とも、すぐに打ち解けられた。1,2年生とは昼休みに一生懸命になってレクリエーションをして遊び、いろんな話を聞いた。4年生は最初はみんな恥ずかしがっていたのか話しかけてこなかったが、私から少しずつ距離を詰めながら話していくと、最後には子どもたちから話しかけてくるようになった。4年生の男の子たちは自分から話しかけてくることは少なかったが、私が話しかけたり遊びに加わったりすると、快く答えてくれたり一緒に楽しく遊んだりした。
子どもたちをきちんと一人の人間としてとらえ、真剣に向き合い、積極的に関わっていこうとすることで、私の気持ちはきちんと伝わるし、心を開いてくれるということがわかった。まずは自分が楽しまなければ、子どもたちも楽しめないということもわかった。何かやるときには全力で、子どもたちと活動することの大切さを体験的に知った。
3.一社会人としての力を身に付ける
はじめのうちは、勝手がわからなかったのでなかなか自分から動くことができなかったが、慣れてくると学習支援において自分から積極的に子どもたちの中に入っていって支援をできるようになった。また、田植えやどろりんピックなどの行事のときは、自分にできる仕事はないかと常に考え、動くようにした。楽しんでいる中で、仕事を見つけ迅速に動くということは難しかったが、気付いたことがあればまず自分が動くようにする、ということを大切にした。社会人になれば、自分が真っ先に動くということがもっと要求されてくると思うし、それができれば仕事もどんどんできるようになると思う。今の私の力はまだまだ不足していると思うが、今回の学習支援で常に考えていた、「気付いたことがあればまず自分が動く」ということは、これからも忘れずに心に留めておきたい。 |
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