蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

しながわさんの記録 2013年7月13日(土)
体験分野 その他の実習 活動の名称 リーダー研修 実施施設・機関等 リーダー研修(日吉青年の家)
実施日 2013年7月6日~2013年7月7日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:13時間

活動内容の概要
日吉青年の家で野外宿泊学習を実施する小学校の補助指導を行う大学生が、事前に研修を行うことで、本所の環境・施設を知り、活動プログラムを体験し、本番での子供たちへの支援をスムーズに行うことができるようにする。
活動の総括
 1日目はまず、オリエンテーションにおいて、日吉青年の家の方からの話があった。先生方は、このようにして子供たちに指導したり、子供たちを動かしたりする、といった例を実際に私たちに示しながら、教えてくださった。たとえば、一人の生徒に「並ばせて」と指示を出すことで、子供たちが自分たちで並ぶようしむける、といったことや、誰かひとりが「はい」と返事をすることで、他の子供たちも返事をするようになる、といったことである。また、初めに聞いた“3つのあ”(あいさつ、あとかたづけ、ありがとう)は、子供たちへ教えるためだけでなく、これから日吉青年の家での研修を過ごすにあたって、私自身が常に心にとめておかなければならないポイントであると感じた。
初めの活動であった竹箸づくりは、私も小学生の頃に体験したことがあった。しかし、自分が子供たちに教えるという立場を考えながら活動をすると、ひとつひとつの行動に危険が伴うため、安全面には十分に気を付けながら指導しなければならないと感じた。しかし、危ないからといって何でも手を貸してあげるのは子供たちのためにはならないから、できる限り子供たちに自分たちの力で活動させつつ、目は常に子供たちの様子を見て、いつでも大事故を避けられるよう構えておくころが大事であることが分かった。そして、実際に作りながら、ナイフの使い方などのポイントを知ったり、自分で自分の箸を作る楽しさを実感したりすることもできた。
 野外炊飯では、多少の雨風が伴う中、カレーライスを作った。班のメンバーの半分は初対面であったため、班の親睦を深める良いきっかけとなる活動にもなった。役割分担をし、自分ができることを率先して行うなどして、協力しながらおいしいカレーライスを作り上げた。また、食材を切って炒めるといった炊飯の基本だけでなく、飯盒を使ってご飯を炊いたり、まきで火を調節したりと、自然の中ならではの炊飯を体験することができた。まきは中心の部分を下に向け、交互に重ねた方が、火が強くなりやすい、といった知識もいくつか教えていただいたため、子供たちが実際にするときに、教えてあげようと思った。そしてここでもやはり、危険は伴うため、十分注意しなければならないということを実感した。私たちの班は、飯盒と野菜の入った鍋をいっしょに置いて進めていたが、それは小学生がするとひっくり返す危険があるということを後から聞いたので、一つ一つの活動を丁寧に慎重にしていかなければならないと思った。
 ヒヨシンテーリングにおいては、班で協力することがなによりも求められた。地図を見ながら、アルファベットが書かれた看板を探してあちこちと動き回り、時には過酷な険しい山道を登ったりした。しかし、班のみんなで協力することで、険しい山道も頑張って登りきることができたし、途中で設けられているミッションもクリアすることができた。何よりも、楽しく活動し、達成感を味わうことができた。この活動を通して、お互いのことも知ることができ、班の親睦がより深まったように思う。
 夕べの集いでは、ろうそくに火をともし、そのろうそくを全員で囲み、5分間の瞑想をした。ろうそくの火を見つめ火の力を感じながら、今日一日あった出来事や、明日のこと、将来のことなどを考え、自分自身のことを見つめなおすことができた。最近慌ただしかったが、この5分間で、心を落ち着かせることができたように思う。一日の終わりに、このように自分を見つめなおし考える機会を設けられるといいと思った。その後、班員で今日一日の反省、明日の目標を定め、ナイトウォークへ向かった。夜の山道はめったに歩いたりしないので、少し怖かったが、昼間の蒸し暑さも和らぎ、新鮮な感じがした。体育館に戻ってからは、ひとりずつろうそくを持ち、火文字を作った。全員で作り上げた「友」という文字を上から見ときは、とても感動した。
 こうして一日目が終了した。私は、夜はぐっすり眠ることができたが、慣れない環境で小学生にとっては、なかなか寝付くことができないかもしれない。そのようなときは、添い寝をしてあげるなどして、こどもたちを安心させてあげる方法もあると教わった。活動の時間だけでなく、それ以外の時間も、こどもたちのことをしっかりサポートしたいと思った。
 二日目はまず、外のラジオ体操から始まった。いつもなら、ダラダラと起きて朝ごはんを食べて学校に行くが、朝から澄んだ空気の中で体を動かすと、目が覚め、スッキリとした気分になった。部屋に戻ってからは、掃除をしたり、自分の荷物を片づけたりした。来た時よりも美しくして帰る、ということは、私が小学生の頃からも言われていたことであり、とても大事なことだと思う。そして本日の活動は、火おこし体験であった。私はこの体験をするのは初めてであり、わくわくした。しかし、この活動をするにあたっては、今までと同様、さまざまな危険が伴うことが分かった。特に、やけどや、ものの扱い方には十分注意しなければならない。実際にやってみると、とても難しく、何回もやり直したり、何回も班員のみんなでローテーションしたり、時には二人組で協力しながらしたりと、あれこれ工夫や努力をしてみたが、煙を出すのがやっとであった。しかし、ほかの班を見てみると、うまく火をおこせているところもあり、手際の良さ、バランスなどが大事であると思った。小学生がするにも、相当な力が必要なのではないかと感じたが、協力しながら、火おこしの大変さや、私たちの班は味わうことができなかったが、火をおこせたときの喜びを味わってほしいと思った。講和では、野外宿泊についていろいろと教わった。中でも、事故を起こす原因として、“危険軽視”“近道行動”といったさまざまな要因がある中、“無知”が一番の原因であることには驚いた。でも、何事も知っていなければ不安であるし、何よりも知らないまま行動したり、指導したりするのはとても危険である。だからこそ、この研修を通して、事前にさまざまなことを実際に体験し、学んだうえで子供たちと接することが必要なのだと改めて感じた。そして何よりも、私たち自身が「楽しむ」ことが大事であると学んだ。この2日間で、多くのことを体験し、学び、そして楽しむことができたので、これらを実習で生かしていこうと思う。

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