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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 その他の実習 |
活動の名称 リーダー研修会 |
実施施設・機関等 リーダー研修(諌早青少年自然の家) |
| 実施日 2013年6月28日~2013年6月29日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:10時間 |
活動内容の概要
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●一日目
【開会式、ポイント講座】
…研修の目的を知るための講義を受ける。ただ単に、このリーダー研修を受けるのではなく、指導者に必要なコト・モノとは何かを常に考えるように指導された。また子供にとって、私たちは補助者になるのだから、教員に求められる知識・技能の獲得、能力の習得をこのリーダー研修では身につけるようにする。
【安全管理と応急処置の仕方】
…山にはたくさんの害虫がいる。子供たちが、ぶよやへびなどに噛まれた時の応急処置を知る。実際に道具を使ってみて、毒を抜く練習をする。刺されて早い時間のうちに、毒を抜いてあげるのが望ましい。止血方法を学ぶ。
【アイスブレイキング】
…アドベンチャー(グループでの冒険)をすることで、教室の座学だけでは味わうことのできない人を信頼する心であったり、仲間との協力、達成感を感じることができる。そうすることで子供たちの心の壁を下げることに繋がる。
◎名前決め…自分のキャンプネームをそれぞれ決める。相手にとって呼びやすい名前を考える。本名とは関係なくてもいい。名前を決めたら、必ずその名前を呼ぶようにする。
<私は誰でしょうゲーム>
自分の身に着けている何か一つを、自分の分身にして他の誰かに「○○です。○○が好きです。」と自己紹介をして渡す。貰った人は、その道具を使ってその友達の自己紹介をする。これを何度か繰り返す。時間が来たら、初めに誰か一人がこれは「○○さんのです。○○が好きだそうです。」と言って持ち物を本人の所へと戻す。貰った人がまた、友達の紹介を同じように続ける。
<名前呼びキャッチボール>
小さなボールを使って、キャッチボールを行う。ただ単にボールを投げるのではなく、「○○です。○○さん、いくよ」と自分の名前を言った後に、友達の名前を呼んでからボールを投げる。この時に友達とアイコンタクトを行うようにする。ボールが増えることで、コミュニケーションをより多く取る必要性が増す。
<ビーイング>
お互いを尊重する環境を作るために、メンバー全員が参加をして自分たちの言葉でグループの約束を作る。広用紙の周りに、班のメンバー全員の手形をふちどって書く。真ん中には、付箋で今回のリーダー研修を通しての個人目標と、その個人の目標を達成するための行動・気持ちが書かれている。1人2~3枚書く。
【野外炊飯】
野外炊飯の目的をきちんと考えることが重要である。ご飯を食べることが全てではない。作るまでの過程を通して班の皆と協力する心を養う。活動班は基本は7人班がベストである。(人数が多すぎたら手を余す子が出てくるから。)先生たちは子供の班の中に入り、危険な時だけ手を貸してあげる。料理には手を出さない。(たとえ、美味しくなくても子供にとっては良い体験であるから。)最初に、食器の数を数えることを忘れないようにする。
<薪割り>
なたを使うときは利き手のほうの軍手を取り、もう片方の手の軍手を二重にする。利き手の方は素手で持つことで、なたを滑りにくくし、逆の手の方はもし誤ってなたが手に当たってしまったときの、怪我の程度を下げるためである。使ったなたは、地面に横に置かずに、切り株にさして一時保管する。ふしがあったり、三角形の薪は使わないようにする。できるだけ木目がまっすぐになっているものを使うと切りやすい。なたを手前に引くようにして使うと、木くずを作ることができる。周りの人に気を付ける。
<火おこし>
新聞紙→細い薪→太い薪へと火を移していく。新聞紙の中に薪の削ったものを入れると引火しやすい。うちわなどで強く仰ぐと逆に火が消えてしまう。空気の通り道を作ることが大切である。火が安定してきたら△形の薪を使う。
<カレー作り>
それぞれの材料を切って鍋の中に入れる。役割分担をすると、スムーズにいきやすい。材料がちょうどひたひたになるように水を入れる。ご飯は、白いふつふつしたものが出てこないようになったら炊き上がりの証拠。一度火から離して味見をしてみる。火から降ろすときに、やけどに注意する。(ご飯の蓋を開けるときに薪を二つ使って開けると良い。軍手のいぼいぼがある人はそれでふたを開けないように注意する。溶けてやけどをする可能性大)
<後片付け>
灰の後片付けをする。使った食器や鍋をきれいに洗う。乾いた手で飯ごうの側面を触った時に黒くならなければOK。数を揃っているか確認をして元の位置に戻す。
【ボンファイヤー】
火を真ん中に囲んで、今日一日の出来事を思い出す。リーダーとしての視点と、参加者としての視点について述べる。沢登りの時に班で意識することを話し合い、合言葉を決めた。決まった事をビーイングに記す。
●二日目
【体験学習法】
…私たちの日常生活の中では、氷山の一角のように見えないところと見えるところがあって、結果だけが目に見え、過程や気持ちの部分は外からは見えにくいことが多い。この体験学習法では「見えるもの」ばかりではなく「見えないもの」を見る姿勢を養う。
<ZIPZAP>
指を差す人が「ZIP」と言い、差された人が「ZAP」と言って屈む。指を差された人の両隣の人は、差された人の方側の手を横に水平に伸ばす。
指を差す人が「ゾウ」と言った場合は、差された人は片手を使って鼻の真似をして「パオーン」と言う。両隣の人は、ゾウの耳の形をまねるように指を差された人側に半円を作る。
指を差す人が「ウシ」と言った場合は、差された人は親指だけを立てたまま下に向け「モー」と言う。両隣の人は、その手を握る。
<フープリレー>
班全員で手を握り、フープをいかに早く回せるか競争をする。振り返り学習が大切で、どのようにしたらタイムが縮まるのかを話し合う。体験を通して得た技能・知識を生かす。
<人間知恵の輪>
右手を右手で、左手を左手で、両隣の人とは手をつながずに他の誰かと手をつなぐ。これを解いていくと大きな一つの円になったり、二つの円になったりする。
<全員いす>
全員が小さな円となり、「せーのっ」という掛け声とともに後ろの人に腰掛ける。うまくいけば、みんなが座った状態のまま円になる。
【山探検】
今回は、雷が鳴っており沢に入るのが危険として山の探検をすることになった。このように指導者として、天気を見極め判断することも重要である。山探検をするときに虫や、草木を見て楽しみながら歩くこと。また雨のしずくの音を感じながら歩くとよい。違う班が通りすぎるときに、ハイタッチをして通り過ぎる。
【成果発表会】
それぞれの班の個性が出ていた成果発表会だった。(寸劇をしたり、模擬授業をしたり)自分たちの班では「協力」とはなにかについて考え、討論した。この二日間を通しての参加者の視点と指導者の視点についても話し合った。班で意見を深めることでより良い発表をすることができた。 |
活動の総括
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私はこの二日間のリーダー研修を通して、得たものがたくさんありました。私が、一番思い出に残っているのは野外炊飯です。私は今まで、なたを使ったことがなかったし、薪を割るのも今回が初めてでした。自分で一から火を起こしたこともなく、実際に火をつけようとしてみても、思うようにはいかず苦戦しました。
自分が小・中学生のときにも、こうした野外活動・炊飯はありましたが、火がつかないと、すぐに周りの大人の方が手伝ってくださり容易に火をつけていたので、自分一人で火を付けるのがこんなに難しいことだとは知りませんでした。このように自分で実際に体験することが大事だと今回の研修では学びました。また指導者からの視点として、子供たちがいくら困っていても大人がそれに簡単に手を差し伸べたらいけないということが重要であると思いました。子供たちの力だけでできる限りのことは挑戦させ、危険な時にだけ注意をすることが必要だと思います。
また、班で協力をすることの大切さを今回のリーダー研修で、学びました。どの活動をするにしても、班での活動が多かったので、周りの人と協力することが必要不可欠でした。相手のことを気遣った言葉かけや、行動が色んな場面で見ることができました。
個人的には沢登りにもすごく行きたかったので、雷の影響で行けなくなってしまったときには、すごく気持ちが落ち込んでしまいました。その時にいかに気持ちを切り替えさせることができるのかが指導者としての技能だと思います。天気を見て、子供たちの安全面に配慮すること。また、子供たちの気持ちを理解し、自分がやりたいと思っている活動に、子供たちをいかに引きつけることができるか(誘導の仕方)がとても難しいなと感じました。子供たちがそれぞれの活動に対して、「おもしろい」と思えるような工夫・仕掛けが指導者には求められると思います。
今回のリーダー研修では、日頃体験することのできないさまざまな体験をさせて頂きました。この体験を生かして、引率者とししてこれからの生活に役立てていきたいなと思います。 |
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