蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

g285xさんの記録 2013年9月30日(月)
体験分野 離島実習 活動の名称 離島・へき地実習 実施施設・機関等 五島市立 嵯峨島小学校
実施日 2013年9月19日~2013年9月25日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・運動会のサポート
 (準備・用具係・片付けなど)
・学習支援
 (作業のサポート・授業など)
活動の総括
 私は嵯峨島小中学校での実習で、貴重な経験をたくさんさせていただきました。教員採用試験の勉強の期間、実際に子どもたちが目の前にいないところで過ごした時間が多く、「教育って何だろう?」、「なぜ自分は教師になりたいのだろう?」と悩んだことが多くありました。なので久しぶりに先生方や子どもたちと過ごした時間は本当に楽しかったし、うれしかったし、やっぱり自分は教師になりたいと改めて強く思いました。そこで、今回の実習の総括として実習の目標をもとにふり返っていきたい。

1.「子どもたちとたくさんふれあう」について
 今回の実習では子どもたちとたくさんかかわることができました。嵯峨島小中学校は小学生9人、中学生6人と、とても人数が少なかったのですが、その分一人一人の子どもとかかわる時間があってとても楽しかったです。昼休みは毎日グラウンドに出てサッカーをして遊んだり、給食の時間や授業の休み時間にも、嵯峨島について話してくれたり、家族のことや部活のこと、いろいろなことを話すことができました。また休みの日には、子どもたちが島の案内をしてくれて、一緒に山に登ったり教会に行ったりと楽しい時間を過ごすことができました。

2.「少人数指導の方法について学ぶ」について
 さきほども述べたように、嵯峨島小中学校は子どもの数が少なく、小学校は1・2年複式、3・4年複式、6年生の3クラス、中学校は1・2年複式、3年が2クラスの計3クラスとほとんどが複式学級でした。どのクラスでも、先生が教えていないほうの学年では、自分たちでめあてを書いて、読んで、問題を解いてみるということができていてすごいと思った。また先生方も、子どもたちが何をしていいのか迷わないように的確な指示をだされていて、すばらしいなと思いました。何をしていいのか分からないというのは、子どもたちに不安を与えるし、集中力をきらしてしまう原因にもなるので、的確な指示を出すことは大切だと感じました。
 少人数指導については、子ども一人一人に違いがあってかなり難しいと実感しました。小学校3年生の算数の授業に丸付け役として入ったのであるが、同じ計算練習のプリントを解いていても、すぐに解いてしまって、間違えたところがすぐにわかる子どももいれば、理解に時間がかかる子どももいた。そして同じ問題を説明したときにも、この子には伝わったのに、隣の子には伝わらなかったということもあった。そのときに、どうしたらいいのだろうと悩んでしまった。やはり子ども一人一人の進度に合わせる指導は難しいし、だからこそ子ども一人一人をきちんとみてあげられる少人数指導を、試行錯誤しながら粘り強く行っていかなくてはいけないと感じました。

3.「離島の現状を知るとともに、島のよさを伝えること」について
 嵯峨島は離島の離島で、いわゆる二次離島といわれ、長崎県の離島の中でもとくに離れたところにあります。島の人口は200人弱で、島に病院やスーパーはありません。福江島との連絡船も一日に数便しかありません。しかし、自然と人の良さは本土には絶対に負けていないと強く思いました。自然については、教室から海が見えるという眺めのよさであったり、休みの日に子どもたちと登った男岳からみた嵯峨島と、とてもすばらしかったです。また先生方と保護者の方がとても仲がよく、学校を島の人全員で見守っているというところにも感動しました。運動会の準備や、当日に用具係として動いてくださったり、競技に参加したりと、学校と島のつながりは深いなと感じました。こういったところは、本土の学校ではほとんど見られないところだと思うし、いいところだと思いました。

 実習の最終日の先生方とのお別れ会のときに、校長先生がおっしゃった「へき地に教育があっても、教育にへき地があってはいけない」という言葉が、いつまでも頭の中から離れませんでした。それは自分自身が、心の中のどこかで「離島教育は…」という間違った考えをもっていて、そこをつかれて、考えさせられたからだと思います。どんな場所であっても、教育は平等でなければならないという心構えを、もっていなくてはいけないと思いました。

 最後になりましたが、嵯峨島小中学校の先生方、1週間お世話になりました。私たち実習生を温かく迎え入れてくださってとてもうれしかったです。足らないところもあって、授業のときなど迷惑をかけてしまったことが多々あり、申し訳ありませんでした。先生方のお力添えがあって無事に実習を終えることができました。本当にありがとうございました。また、地域の方々も実習生にたくさん声をかけてくださって、ありがとうございました。嵯峨島での生活はとても楽しかったです。絶対にまた嵯峨島に行きます。ほんとうにたくさんの方々に支えられての実習でした。ありがとうございました。

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