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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島実習 |
実施施設・機関等 新上五島町立 浜ノ浦小学校 |
| 実施日 2013年10月19日~2013年10月27日 |
実施時間 実施回数:9回 実施時間:67時間 |
活動内容の概要
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・地域行事への参加
・学習支援、授業指導
・集団登校同伴
・体験学習
・学習発表会への参加、発表 |
活動の総括
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私は、この離島実習において3つの点について着目した。
まず1つは、地域と学校との連携の仕方についてである。実際に浜ノ浦を訪れて10日間過ごさせていただくと、地域全体で子どもたちを育てているという雰囲気が窺えた。その中で、学校の先生方も地域の方々もやはり互いがしっかり連携し合っているということを認識されているようだった。そこで、いかにして互いに共通理解を図りながら連携をしているのか様子を見ていくうちに、地域行事や学校行事が中核にあることに気付かされた。地域行事に学校の先生方や子どもたちも参加したり、逆に学校行事にも地域ぐるみで参加したりする中で、両者が時と場を共有することによって互いの役割を理解し合って連携しているということが分かった。
2つ目に、離島で育つ子どもたちの様子についてである。子どもたちと関わる中で真っ先に感じたことは、素直であるということである。相手の言うことを素直に受け止めたり、素直な感情をそのまま行動に移せたりするという点については、私がこれまで関わってきた子どもたちとは大きく違う点である。その背景には、おそらく子どもたちを取り巻く環境が挙げられるだろう。普段から、自分の家族のみならず地域の方など子どもたちを支える多くの人の存在があるからこそ、子どもたちは彼らとの関わりの中で素直な心を育んでいると考えられる。一方で、課題としては、アイディアの広がりが乏しいことがあると感じた。離島という限られた環境の中で育っている上に、少人数であることなどから、新しいこと・ものとの出会いや意見の広がりが乏しいのではないかと考えられる。そのため、教師として教育活動に関わっていく際には、日頃から創造性や新たな視点・広い視野というものを意識していきたいと感じた。
3つ目は、離島で勤務する教師の姿である。私の配当の中学年の担任の先生は、離島の子どもたちの教育における課題に対して、彼らの家庭などの背景も踏まえながら取り組まれているようであった。2つ目に離島で育つ子どもたちの課題としても挙げたが、やはりアイディアや意見の広がりなどについて意識されているようであった。国語や算数だけでなく、図工などにおいても新しいことやアイディアを意識させるような発問を何度かされていたところから、子どもたちの創造性を伸ばそうとする想いが感じられた。また、離島の小さい地域であるため、教師と家庭や、各家庭同士の距離が近いことにもよさや課題があるということを話されていた。例えば、距離が近い分お互いにコミュニケーションをとりやすいというよさがある一方で、距離が近すぎるために家庭同士でトラブルも生じやすいことなどがある。離島の小規模校で勤務する教師は、学校―家庭間、家庭―家庭間の関係を良好に保てるようにしていかなければならないということも知ることができた。
この離島実習を通して、環境が変われば抱える課題や育ちやすい力なども変わってくるのだということを知ることができた。それゆえ、私自身が教師として勤めていく際には、環境が教育に与える影響をしっかり認識した上で、その土地その土地のよさや課題を追究して、子どもたちの教育に携わっていきたい。 |
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