蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

さーとさんの記録 2013年12月25日(水)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外宿泊学習 指導補助・活動補助 実施施設・機関等 野外体験実習(村松小学校)
実施日 2013年10月10日~2013年10月11日 実施時間 実施回数:2回  実施時間:10時間

活動内容の概要
1日目 竹はしづくり、室内オリエンテーリング、軽スポーツ、ナイトハイキング

2日目 清掃活動、野外炊飯(カレー作り)、レクリエーション

仕事内容 
・青年の家職員や担任などの指導補助
・子どもたちの活動補助
・記録係(写真・ビデオ撮影)
活動の総括
1.竹はしづくり
 1日目の竹はしづくりでは、ナイフを使う危険な作業であった。補助員は作業が遅れがちな子のサポートに入ったり、子どもたちの様子を見ながら一緒に竹はしを制作した。竹は思ったより硬く、小学生にとってはかなり力の必要な作業だったが、大きなけがもなくそれぞれの生徒が集中して制作していた。先生方は各グループを見回り、写真を撮ったり笑顔で「よくできとるなあ」と褒めていた。作業が遅い子には焦らすことを決して言わず、「ゆっくりでいいからね」と優しく声をかけ、それを聞いていた周りの子たちがその子にアドバイスしたり手伝ったりするといった場面が見られた。
2.食事指導
 1日目の夕食では、普段から小食な子が最後まで食べられずにいた。それを見た男子生徒があることを言ってしまい、その子は傷ついて泣いてしまった。私は後からその様子を見たのだが、担任の先生は発言をした男子生徒に静かに話しかけ、相手の気持ちを考えて発言するように指導していた。その後男子生徒は反省し、何も考えずに発言してしまったことをきちんと謝っていた。
3.ナイトハイキング
 1日目のビックイベントでもあるナイトハイキングは、職員や補助員も仮装して怖いお化けになりきり、子どもたちを誘導した。ナイトハイキングの前に怖いビデオを見ている子どもたちは、最初から泣いている子や叫び声があちらこちらから聞こえてきた。子どもたちのために先生方も全力で取り組んでいたので、怖いけど楽しい思い出として残ったのではないかと思う。また、ナイトハイキングでグループの結束力が高まったと子どもたちから好評で、とても嬉しかった。
4.野外炊飯
 野外炊飯で最も注意しなければならないのは、火の取り扱いである。火おこしの際、マッチで点火するのにどのグループも苦労していた。マッチで火をつけるという経験は普段なかなかできないので、子どもたちは夢中になっていた。問題は火が付いた後、どうやって持続させるかである。新聞やまきの配置の仕方など子どもたち同士でいろいろ工夫し、火おこしの得意な教頭先生のアドバイスを真剣に聞いていた。私が補助に入ったグループもなかなか火おこしがうまくいかず、職員の方にアドバイスをもらった。その後、お湯を沸かしたりカレーを煮たりと順調に進み、おいしそうなカレーが出来上がった。長時間熱していた鍋をテーブルに移動する際、子どもたちは鍋だけに集中してしまうため周りがみえなくなり危険な場面もあった。そこで、鍋を運ぶときは周りに聞こえるように知らせたり、人が少ないところを通るといった約束事を決めた。このような危険な場面では、事前に約束事を決めることがけがを防ぐためにも重要だということを実感できた。
5.まとめ
 この2日間子どもたちと触れ合う中で、様々な実態を見ることができた。各クラスには作業が他の子と比べて少し遅れがちな子や、普段から薬を服用して興奮を抑えている子、小食で食事に時間がかかってしまう子、夜寝つけない子など様々な事情を抱えている生徒が数名いる。特に野外宿泊学習は2日間学級のみんなと過ごすため、事情を抱えている子とその周りの子どもたちとの関わりには配慮が必要だということを感じた。
 私が補助に入る時はサポートが必要な子だけに目を向けていたが、先生方と子どもたちのやり取りを見ていると、先生方は配慮が必要な子とその周りの子どもたちとの関わり全体を見ているということに気づいた。このことから、教師は生徒と関わりながら実態を十分把握したうえで、子どもたち全体の関わりも見ていくことが重要だということを学ぶことができた。

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