蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

ぴーのりさんの記録 2014年11月23日(日)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 蓄積型実習 実施施設・機関等 長崎市立 諏訪小学校
実施日 2014年5月23日~2014年8月7日 実施時間 実施回数:6回  実施時間:20.5時間

活動内容の概要
・運動会に際する準備
 (用具運搬、児童の引率等)
・弦楽クラブにおける楽器指導
活動の総括
1.小学校の部活動を通して、児童に何を求めるべきかを考える
 学校ごと・部活動の種類ごとにその部活動が目標とするものは異なるであろうが、この場合は小学校における部活動ということで特殊であるため、この活動目標を設定した。クラブで4回実習を行わせていただいたが、このクラブ活動では、将来音楽家になるという夢を抱いている児童は一人ひとり課題追求をしているが、児童も教師もそこだけに重点を置くのではなく、3年生から6年生までの異なる学年の児童が共に交わることで社会性を構築したり、同じ興味・関心を持つ者同士として切磋琢磨することが第一に考えられているという印象を抱いた。

2.部活動において場や目的に応じた雰囲気づくりをする
 弦楽クラブは顧問不在の際は最上級生である6年生が部員をまとめており、下級生は上級生の指示に従い、自主的に活動している場面が多々見られた。そして、その場合も、教師不在であるからといって決してなあなあになることはなかった。私は実習生として、全体練習の際は上級生が下級生を指導する時に皆余計なことは言わずに毅然とした態度で接しているということを感じ取り、私自身も6年生と一緒に指導に入る際は6年生を倣うようにしていた。上級生のリーダーシップを尊重したかったため、普段6年生が行っていてたまたまその日だけ行き届いていなかった部分があった際は、部員全員を前にしてそのことを指摘するのではなく、6年生に伝達し、間接的に全員に伝わるように注意したり、場面場面で自分の果たすべき役割や、普段のクラブの様子を考慮しながら動けたのではないかと振り返る。

3.学校行事を執り行う際に教師として、学校として注意すべきことを学び取る
 運動会の事前準備、運動会の両方に参加させていただくことで、片方の参加のみでは得られなかった学びが得られた。まずは準備に関してであるが、グラウンドに運搬する用具の数の多さから、教師と児童が協働して準備していることが分かった。その準備過程で、グラウンドの遊具全てを使えなくするためにテープで囲んだり、大きい用具には倒れないよう重石を取り付けたりする姿が見られ、リスク管理が徹底されていることを感じた。これらを通して、外部から大勢の人々が集まる学校行事では、学校としての責任問題に発展しないようにリスク管理を行う重要性を感じた。
 運動会本番で、私は主に児童の観客席に配置されていたのだが、児童と保護者の間近にいることで、児童と保護者が程良い距離感で行事を楽しめるような工夫がなされているように感じた。例えば、場を仕切るためのコーンの位置、同じく場を仕切るための児童たちの水筒が入った段ボール箱が、保護者を遠ざけすぎないような絶妙な位置に配置されており、児童が競技を終えてテントに帰ってきたとき、保護者が子どもを労ったり、コミュニケーションが気軽に取れるようになっていた。教師としては、テント周りの大勢の保護者は、引率の障害になりかねずあまり歓迎できない気持ちになりそうであるが、児童・保護者の心情を鑑みて行動することも大切であると考えた。

4.学校行事の意義を考える
 学校行事においては様々な人々が集まる。児童はもちろん、保護者、地域住民。学校生活と切り離せないが、接する機会が多くはない人々に見られることのストレスは大きいのではないかと考えていた。しかし、実際に運動会でそれらの人々と接してみて、児童の周囲にいる方たちは学校とも心の距離が近く、学校を身近に感じており、子どもたちにも気軽に声をかけたり、相互に交流する姿が何度も見受けられた。諏訪小学校は諏訪っ子くんちという学校行事を毎年開催しており、指導は地域住民が行っているそうだ。本番は地域住民、近くの幼稚園の幼児など、多くの人々が観覧しに足を運ぶという話も合わせて聞き、諏訪小学校はこういった行事によって、地域に開かれた学校づくりをしていることが分かった。このことから、学校行事とは、学校と地域をつなぐための重要な役割を担っていることを学ぶことができた。

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